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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

AKB48の大幅な人事異動に関して

8月24日に行われたAKB48の東京ドーム公演の初日において、大幅な人事異動が発表されました。AKB48が目標にしていた東京ドーム公演を終着点ではなく、新たな出発の第一歩としようとする意気込みが感じられました。

人事異動の詳細については、AKB48についての知見が十分ではないマスコミによる記事よりも、AKB48の公式サイトにおける記載を読むことをお勧めします。なお、人事発表のことを含めた東京ドーム公演の様子については、時事通信による動画が分かり易いです。

今回の人事異動における一番のポイントは、最近できたグループである「チーム4」が廃止されて、以前からあった「チームA」、「チームK」、「チームB」と共にシャッフルされて、3チーム体制と戻ったということです。シャッフルされたメンバーには、昇格したものの未配属であったメンバー、新たに昇格したメンバーなども含まれています。チームを異動したメンバーが8割くらいになるような、大きなシャッフルでした。

「チーム4」がなくなることを残念に思うファンもいるようです。しかし、そもそも「チーム4」ができたこと自体が異例のことでした。また、各チームにおいて中心となっていないメンバーの影が薄くなるという問題もありましたので、本来の形に直されたということだと思います。

この結果、各チームのメンバー数は、22人(A)、または、23人(K、B)となりましたので、公演に出れないメンバーが出てきます。しかし、個人的な活動により劇場公演に出演できないメンバー増えてきましたので、代役を立てるためには都合がよいです。また、あまり公演に出れないメンバーはより頑張るでしょうから、良い意味での競争意識が生まれると思われます。

チームAのキャプテンであり、AKB48全体の取りまとめも兼ねていた高橋みなみは、キャプテンを篠田麻里子に譲り、総監督となりました。そして、チームK、チームBのキャプテンは、それぞれ、大島優子梅田彩佳となりました。梅田彩佳がキャプテンとなったことは、今年の選抜総選挙で選抜の最後の枠(16位)に滑り込んだことが評価されたのだと思います。

他のグループへの異動としては、以下のものがありました。

完全移籍となった5人の場合には、本人の希望、または、打診に対する了解があったそうです。それぞれのヲタにとっては厳しいでしょうが、推しメンが決断したのですから、応援するしかないですね。その決断の背景には、指原莉乃HKT48への移籍が成功したことがあると思います。2匹目のドジョウを狙い、運営が海外留学を募っていましたので、経緯はともかくとして、5人のメンバーが外部への異動に応じたということだと思われます。

週刊文春の記事を発端として決まった指原莉乃の移籍は、マスコミにおいて、連日大きく報道されました。HKT48の地元である福岡でも、経済の活性化につながると見なされ、大歓迎されました。そして、彼女のHKT48のメンバーとしてのデビューには、多くの報道陣が集まりました。また、この移籍により、彼女の仕事の量も幅も増えたようです。彼女の移籍当初には、HKT48の以前からのファンからによる反発がありましたが、現在はかなり収まってきたようです。

この5人は、指原莉乃の成功を受けて、移籍を現状を打破するためのチャンスととらえたのだと思います。決断の要因としては、高城亜樹については、今年の選抜総選挙で17位となって選抜から外れたことがあると思います。宮澤佐江は、選抜総選挙において去年と同じ11位となったとはいえ、このままでは、8位までになったAKB48のメンバーを上回ることは難しいと思ったのかもしれません(9位、10位はSKE48のメンバーでした。)。多田愛佳にとっては、選抜総選挙において、チーム4や姉妹グループのメンバーに抜かされることにより、去年の25位から52位に落ちたことが大きな要因となっていると思います。

マスコミでは、5人の移籍の中では海外への移籍する4人が注目されているようです。海外グループへの移籍は、言葉も違いもありますので、困難が多いと思います。しかし、4人とも20歳以上になっていますから、社会人の人事異動と同じとも言えます。

私が驚いたのは、まだ、高校生である多田愛佳(17)の移籍です。しかも、移籍先が、埼玉県出身である彼女にとっては縁がないと思われる福岡市を拠点とするHKT48です。仲のいい指原莉乃が既に移籍しているとはいえ、よく決断したと思います。幸いなことは、指原莉乃の加入があったことにより、HKT48のファンにおいて、外部のメンバーの加入に対する免疫ができていることです。また、5人の大量脱退の後なので、人材を必要としていることも好運だったと思います。


さて、この5人の移籍については、移籍先にメリットはありますので、移籍先は全体としては歓迎すると思われます。しかし、どうだかわからないのが、北原里英横山由依の兼任です。SKE48とNMB48は既にCDデビューをして成功を収めていますので、補強が必要だとは思わない人が少なくないと思われるからです。

2人の兼任に関しては、HKT48に異動した指原莉乃が、二人と同じく「Not yet」のメンバーであったであったことが、発想の元であるような気がします。大分県出身の指原莉乃HKT48のメンバーとなったのだから、愛知県出身の北原里英がSKE48、京都府出身横山由依がNMB48のメンバーとなるならば、栃木県出身の大島優子が東京をベースにするAKB48に所属していることも併せてネタ的に面白いなぁと、秋元康が思いついたのではないでしょうか。推測通りならば、やすす(秋元康)の困った癖ですね。そういう意味では、完全移籍の5人も含めて、AKB48以外への異動は全て、指原莉乃の移籍が引き金になっているということになります。


懸念は、指原莉乃HKT48へ移籍した直後のような地元のファンによる反発が起きないかということです。まず、北原里英に関しては、選抜総選挙の順位ではW松井に続く3位と言う位置づけになりますので、SKE48としては扱いやすいと思います。また、AKB48の第5期メンバーにおいて同じ地方組であった中西優香が、AKB48からSKE48に移籍して立ち上げに貢献しており、今も所属しているので、厳しい問題は起きないと思います。

しかし、横山由依の場合はNMB48においては選抜総選挙の順位が1位となってしまいますし、NMB48のメンバーと違ってシャベリが上手いわけではありませんので、扱いが難しいような気がします。それから、AKB48における彼女の人気の要因として、京都出身だというイメージがあることがどう作用するかということがあります。事実、彼女のキャッチフレーズは、「金閣寺よりも輝きたい! 京都出身の横山由依です」です。

関西の地理をあまり知らない人が多いAKB48のファンにとっては、横山由依は京都出身です。しかし、彼女は奈良県に隣接する木津川市出身であるらしく、このことを知っているNMB48のファンにとっては、彼女は京都出身ではないです。でも、NMB48京都市ではなく大阪市をベースのグループなので、NMB48におけるキャッチフレーズを変えれば、何も問題は生じないのかもしれませんね。まぁ、鈍感力がある横山由依のことですから、関西でもこのままで押し通す可能性はありますが…。


…、ということで、AKB48グループのこれからのさらなる発展を願い、この記事を終わらせることにします。