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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「AKB48、ももクロの次に"くる"アイドルグループランキング」と、指原莉乃 効果

2週間くらい前のことなのですが、マイナビニュースに「AKB48ももクロの次に"くる"アイドルグループランキング」という記事がありました(2012.9.23)。現時点においては、情報に鮮度はなくなっていますが、これから参照する可能性があることなので、記事にまとめておきます。

この調査では、「AKB48ももクロの次に売れそうな(女性)アイドルグループは?」という質問を、複数回答を許す形で行っています。調査の対象は、マイナビ ニュース会員、調査方法は、「インターネットログイン式アンケート」でした。そして、回答者は、男性が372名、女性486名でした。なお、調査期間は、2012年7月4日から7月16日でした。

マイナビニュースの記事では、男女別の集計を別々の記事にしており、順位を10位まで掲載しています。ここでは、その内の7位までを、以下に記載します*1。そして、この他に、男女の平均を計算して記載します。

なお、この調査結果では、10位までにハロプロのグループが一つも入っていません。したがって、「ハロプロのグループを除く女性アイドルグループ」に関する調査であると考えることが、妥当だと思います。

順位 男性 女性 平均
1位 乃木坂46 (25.70%) HKT48 (20.80%) 乃木坂46 (18.25%)
2位 SKE48 (13.60%) 乃木坂46 (12.50%) HKT48 (16.05%)
3位 HKT48 (11.30%) SKE48 (10.40%) SKE48 (12.00%)
4位 NMB48 (6.70%) Fairies (7.10%) NMB48 (6.35%)
5位 SUPER☆GiRLS (6.20%) SUPER☆GiRLS (6.40%) SUPER☆GiRLS (6.30%)
5位 アイドリング!! (6.20%) アイドリング!! (6.40%) アイドリング!! (6.30%)
7位 Fairies (3.70%) NMB48(6.00%) Fairies (5.40%)

この調査結果から導き出せることは、以下の3つのです。

  1. 男女の平均では、1位:乃木坂48、2位:HKT48、3位:SKE48、4位:NMB48乃木坂46が、AKB48グループのプロデューサである秋元康によってプロデュースされていることを考えるのならば、ベスト4を広義のAKBグループが独占していると言える。
  2. HKT48が、CDデビューをしておらず、この時点ではオリジナル曲も持っていなかったのにもかかわらず、平均で2位となっている(男性では3位、女性では1位)。
  3. 性別により順位が少し異なる。男性で3位であったHKT48は、女性では1位となっており、男性では1位である乃木坂48と、2位であるSKE48を抜いている。

男女の平均において、広義のAKBグループ(1位:乃木坂48、2位:HKT48、3位:SKE48、4位:NMB48)が4位までを占めている大きな理由としては、他の女性アイドルグループに較べてメディアでの扱われ方が大きいことがあると思います。この順位がCDの売り上げの順位とは一致しないのは、調査の対象がアイドルのCDを購入するような層ではなく、「マイナビ ニュース会員」となっているからだと推測します。

CDの売り上げでは3番目にあると思われる乃木坂46が1位となっているのは、他の3グループにはAKB48の派生グルプというイメージがあり、特徴が見えにくいのに対して、独自のイメージを持ち合わせているからだと思います。

乃木坂48に次いで、HKT48が2位(男性:3位、女性:1位)となった大きな要因には、指原莉乃AKB48から移籍したことにより、メディアにおいて扱われることが急増し、注目度が格段に上がったからことがあると思います。 …とはいえ、CDデビューをしておらず、また、この時点においてはオリジナル曲もなかったHKT48が2位となったことは、驚きです。このブログ記事のタイトルにも入れてありますが、「指原効果」があったと評価することが妥当だと思います。

平均で3位になったSKE48は、AKB48グループの2番目のグループとして既に大きな実績をあげており、松井玲奈松井珠理奈という2枚看板を持っています。この二人は好対照なキャラを持っており、それぞれ異なったファン層を持っています。イメージ的には、松井珠理奈が、明るく輝くヒマワリであり、松井玲奈が清楚に咲くユリという感じです。しかし、ファンではない一般の人の大部分にとっては、二人ともにクセがないので、彼女らによってSKE48をイメージすることは難しいのかもしれません。

本来ならば、NMB48に敬意を払って、NMB48の代表的なメンバーについて記載するべきなのですが、私は残念ながらあまり知らないのでできません。申し訳ありませんが、ご了解ください*2
これに対して、指原莉乃AKB48においても独自の存在感をもつメンバーでした。AKB48においてメディア露出が多い主なメンバーとは違って、研究生から昇格した彼女は、AKB48において独自のポジションを見出だして行くことが必要であったことが一因になっているようです。そんな彼女が、選抜総選挙において4位になるという快挙を成し遂げた直後に、HKT48へ移籍したのですから、彼女によってHKT48が思い起こされることは多いはずです。

今回の調査は、「AKB48ももクロの次に"くる"アイドルグループランキング」なのですが、指原莉乃の新天地(福岡市、福岡県)における活躍を期待して、HKT48に票を入れた人も少なくないと思います。そして、その程度が男女によって異なることが、HKT48が男性において3位であり、女性において1位になっていることに反映されたと推測します。

指原莉乃に対する男女の姿勢の差はどこから来ているかというと、彼女がHKT48へ移籍する原因となった週刊文春の記事に対する捉え方の違いに起因していると思います。なお、この記事は彼女の元彼による告白を基にしていますが、元カノにダメージとなるような告白をすることは、尊敬される部類のものではありません。
男性の場合は、例えば、15歳くらいから35歳くらいの年代は、アイドルを恋愛対象として夢想しますので、アイドルグループであるAKB48に所属していた指原莉乃の過去の件は、彼女の評価を下げることになったようです。これに対して女性は、自分も元彼の告白によりダメージを受ける立場であるために、指原莉乃に対して同情的である傾向があったようです。


さて、マイナビが行った調査におけるHKT48の順位は、指原莉乃の移籍によって一時的に上がった可能性があります。もし、一時的な現象ならば、現在は、指原莉乃HKT48のメンバーとして、HKT48劇場のステージに初めて登場した7月5日から3ヶ月が経っていますので、HKT48の順位は下がっているはずです。したがって、現時点においてどうなっているかは、気になるところです。

私の予想は、HKT48に関してはほぼ同じ結果が出るというものです。何故ならば、指原効果はまだ続いていると考えているからです。指原莉乃のメディアへの露出は、HKT48への移籍をキッカケに増えましたが、現在ではさらに増えているからです。また、彼女が移籍したことにより、HKT48全体の全国レベル・メディアへの露出が増えただけではなく、HKT48のメンバーの露出も徐々に増えているようです(例:宮脇咲良兒玉遥村重杏奈)。

6月までは、指原莉乃のテレビにおけるレギュラー番組出演は、「笑っていいとも」〔月曜日〕の1本であり、個人として出演しているCMは、3本でした。移籍が決まった直後の7月からは、福岡県のテレビにおけるレギュラーが2本加わりました。そして、10月からは東京をベースとするテレビ局のレギュラーが2本、そして、個人として出演するCM(「なめらか本舗」常盤薬品工業)が1本加わりました。

指原莉乃が10月からレギュラーとなった番組の一つである「HAKATA百貨店」(日本テレビ、FBS〔福岡放送〕、FBS〔福岡放送〕)は、HKT48にとって初のレギュラー番組であり、指原莉乃がMCを務めます。日本テレビでは、本日〔2012.10.7〕に放送開始するこの番組が成功すれば、HKT48の認知度はさらに増えると思います。

*1:7位までに入っている女性アイドルグループの面子が同じなので、男女の意見の相違を比較しやすいと考えたからです。

*2:SKEに較べて地元のマーケットが多いNMBは、全国展開よりも、地元における活動を重視していると聞いたことがあります。