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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

HKT48の知名度が向上した時点における多田愛佳の加入

指原莉乃HKT48のメンバーとしてデビューした7月5日から、3ヶ月半が経ちました。彼女がAKB48から加入したことにより、HKT48の知名度は予想もしなかったほどに向上しました。彼女の移籍について大きく報道があったからだけではなく、彼女がHKT48のメンバーとして多くの番組に出演することが、HKT48の宣伝となっているからです。

指原莉乃の出演するテレビ番組は移籍後に増えましたので、彼女による宣伝量も増えていることになります。彼女のレギュラー番組は、AKB48に所属している時代では「笑っていいとも」だけでしたが、移籍して直ぐに福岡ローカルの番組が二つ増えました(「タマリバ」*1TNC]、「アサデス。*2〔KBC〕)。むしろ、殺到する出演オファーに対応するために、彼女の福岡デビューが早まったのだと推測します。そして、10月からは、関東のテレビ局の番組が2つ増えました。」「HaKaTa百貨店」(日本テレビ*3)と、「爆笑学園ナセバナ〜ル!」(TBS)です。

これらの番組の中でHKT48にとって重要なものは、「HaKaTa百貨店」です。この番組は、ゲストのAKB48メンバーがHKT48から推しメンを選ぶ形をとっており、指原莉乃がMCを務めます。この番組は、彼女がHKT48にいなければ企画されなかった番組だと思います。HKT48AKB48の双方のメンバーについて詳しく、知名度が高く、MC能力が高い人材は、他にいないからです。

「HaKaTa百貨店」の他にも、HKT48メンバーのメディアへの露出は、指原莉乃の加入により格段に増えました。例えば、彼女の冠マンガである「さしこ+」*4週刊プレイボーイ、田辺洋一郎)では、HKT48のメンバーが毎回登場します。アイドル雑誌であるUTBには、 彼女がプロデュースするHKT48メンバーのグラビア企画があります。そして、『SWITCH』の11月号(2012.10.20発売)は、「特集・指原莉乃 さしこリローデッド 」と銘打っており、多くのHKT48メンバーが登場しています。


このように、HKT48の知名度は指原効果により、急増しました。このことは、「AKB48ももクロの次に"くる"アイドルグループランキング」において、HKT48が2位(男性:3位、女性:1位)となっていることからも、よくわかります。


思いもよらなかったHKT48の知名度の急向上は、多田愛佳(現在はAKB48)が11月から加入する必要性を薄れさせました。HKT48のメディア露出は増えましたし、これに伴って、メンバーはかなり実力をつけてきたからです*5

多田愛佳の加入が決まった当初は、彼女が指原莉乃と親しいこともあり、大きな期待が持たれました。しかし、現在ではむしろ、彼女の加入が弊害になる可能性があると考える人もいます。例えば、「HaKaTa百貨店」において、多田愛佳はどういう扱いになるのでしょうか?

多田愛佳は、AKB48のメンバーとして、一般にはほとんど知られていません。私も彼女が指原莉乃と親しくなければ、知ることがなかったと思います。何故ならば、AKB48が多くの注目を浴びるようになった第2回の選抜総選挙(2010年)からは、選抜メンバーに選ばれていないからです。そして、今年(2012年)の選抜総選挙においては、去年の25位から52位に大きく順位を落としました。

このように順位を落とした原因としては、多田愛佳AKB48の3期のメンバーであり、研究生を経ないで正規メンバーになれたことを、十分に活かせなかったことがあると思います。活かすことができなかった要因としては、主な選抜メンバーよりも若かったことがあると思います(現在、高校3年生)。このために大きく扱われるメンバーとはならず、その間に、後発であるSKE48などの主要メンバーのメディア露出が増えました。さらに、AKB48内でチーム4が誕生し、注目を浴びました。

これらのことがマイナス要因となり、多田愛佳の存在感が薄れてしまったことは事実です。しかし、彼女と同期である渡辺麻友は、彼女より1つだけ年上であるのにもかかわらず、今年の選抜総選挙において2位になっています。したがって、多田愛佳に欠けていたこと、そして、彼女が学べていないことがあると見なされても、仕方がないと思います。

研究生出身であるにもかかわらず、今年の選抜総選挙で4位となった指原莉乃は、後輩から目標とされることが多くなりました。そして、彼女のあり方から得るものがあると考えるメンバーも、少なくありません。彼女と親しい多田愛佳も、彼女から吸収できることはあったと思います。しかし、AKB48において先輩であるという意識と、極めて親しいということが弊害になって、そのことが一番難しいメンバーとなっているのかもしれません。

今年の選抜総選挙の順位において多田愛佳は、HKT48のメンバーとしては、指原莉乃(4位)、宮脇咲良(47位)についで3位になりました。しかし、指原莉乃うんぬんとは別にして、彼女に意識改革がおきず、今までのあり方でいれば、次回の選抜総選挙では、HKT48のメンバーとしての順位が下がる可能性が高いです。しかし、そうなっても、HKT48のファンには支障がありません。

彼女を迎えるHKT48のファンが気にしてしていることには、多田愛佳指原莉乃を「指原」と呼び捨てにしていることがあるようです。多田愛佳としては今まで通りにしているだけであり、また、指原莉乃のファンもそれほどは気にしていないと思います。しかし、HKT48のファンは、タレントして成功している指原莉乃を、年下である多田愛佳が呼び捨てにすることを、妙に感じると思います。また、HKT48における関係が不安定になる可能性があります。

社会人の世界では、後輩が先輩を追い抜いて上司になることは、よくあることです。その二人が若いころのことを知っている人は、部下となった先輩が、上司となった後輩を呼び捨てにしても、場合によっては容認すると思います。しかし、その時代のことを知らない人が大部分である部署においては、おそらくNGです。

多田愛佳HKT48において指原莉乃の部下になるわけではありません。指原莉乃は、高橋みなみAKB48において総監督となっているようなポジションに就いているわけではないからです。しかし、私には彼女は、HKT48において、プレイイングマネージャーのような役割を果たしているように見えます。また、他にも同様に思っている人がいるようです。

例えば、HKT48を「お爺ちゃん」のように見守っている小林よしのりです。これは、彼女との対談「長浜ラーメン屋台対談 指原莉乃 × 小林よしのり」 *6を見た時における印象です。なお、小林よしのり は、指原莉乃HKT48移籍に反発し、アンチになると宣言した人物です*7

多田愛佳の場合、実際よりも若く見えますので、明らかに年上に見える指原莉乃を呼び捨てにすることは普通よりも違和感を感じると思いますから、この件について考えてみることが良いのではないかと思います。


ともあれ、多田愛佳に関することは、指原莉乃が上手く取り計らうべきものだとHKT48ファンは考えるでしょうし、実際にもそのようになると思います。そして、やはり必要なのは、多田愛佳による意識改革なのかなぁと思います。例えば、「さしこ+」のことを知らなくて、田辺洋一郎に大丈夫かぁと思われるようなことは*8、あってはいけないと思います。HKT48に関心が薄いとみなされることは、彼女には得になりません。


色々と書きましたが、多田愛佳さんのHKT48における活躍を願いつつ、この記事を終えることにします。


―――以上―――

*1:指Pとしてプロデュースする企画あり。今まで手がけたのは、唐人町商店街のパン屋とケーキ屋の商品企画と、博多女子高の文化祭のプロデュース。

*2:「さしごはん」という彼女が料理を学んでいく企画あり。

*3:福岡と大分でも放送。

*4:最近は、見かけ上のタイトルが他のものになることもあります。

*5:HKT48の公演のメンバーを補うために、スポット的にSKE48のメンバーが出演することによっても、HKT48メンバーの実力は向上したと思います。

*6:意気地なしマスカレード」(指原莉乃 with アンリレ)のtype-C(博多編)に付属しているDVDに収録されています。

*7: 現在は、指原莉乃の頭の良さと、MC能力を評価しているものの、体面上、アンチを装っているようです。

*8:「さしこ+」第30回〔週間プレイボーイ 2012 No.43、http://tanabi.blog42.fc2.com/blog-entry-510.html