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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「悪夢ちゃん」の第4話

「悪夢ちゃん」の第4話を観ました。

武戸井彩未 (北川景子)は、自分を偽るのを止めて、無理に笑顔を作らなくなりました。これは、第3話の最後において、彼女が生徒に対して宣言をした通りです。

この変化について、相沢美羽(木村羽津)は、肯定的に捉えているのですが、クラスの大部分の生徒は、当惑しています。彩未に悪夢ちゃんと呼ばれている古藤結衣子(木村真那月)も、その一人でした。結衣子は、養護教諭の平島琴葉 (優香)に相談するのですが、とり合ってもらえません。

クラスで発言力の強い小泉綾乃(白本彩奈)は、彩未の実際の姿を確かめるために、彼女の家に行こうと仲間に提案します。綾乃は、この家庭訪問(笑)に、相沢美羽と共に古藤結衣子も誘います。その夜、古藤結衣子は、綾乃が登場する「微妙に怖い夢」を観ます。

その夢では、綾乃が結衣子の部屋に現れて、彼女の嘘を象徴する苺ジャムを食べることを、結衣子に強います。その苺ジャムは、綾乃の長く伸びた舌の先端部分がポトリと落ちたものに、彼女が吐き出した血が被さったものです。たじろぐ結衣子に対して、綾乃は自分の血を直接に飲ませるために、血が付いた唇でキスをしようと迫ります。

結衣子を救ったのは、夢王子(GACKT)でした。彼はパソコンのモニターにが現れ、綾乃に対して「悪霊退散」と発します。綾乃がモニターに血を吹きかけると、夢王子は、剣を綾乃に向かって突き出します。

翌日、小泉綾乃が率いる一行が彩未の家の玄関に着くと、ほどなく志岐貴(GACKT)が現れます。彼は、一行を彩未の家に招き入れると、それなりに歓待をして、夢に関する研究をしていることなどを話します。彩未が現れると、子供たちは彼女と若干のやり取りをした後、彼女に送られて帰ることになります。

送るべき子供が、最後に古藤結衣子だけになると、結衣子は、小泉綾乃と夢王子が出てきた夢のことを話し出します。しかし、彩未はこの夢を悪夢でないと判断し、話はそこで途切れます。

翌日、綾乃は彩未の留守中に彼女の家を訪ね、志岐貴に自分の夢について相談します。この後、場面は次の日の学校に変わり、「別れろ、別れさせてやる」とつぶやく綾乃が映されます。綾乃は唇を噛むことにより口に血を滲ませてから、教師に向かって、志岐貴にキスをされたと訴えます。その結果、保護者会が開かれることになります。

教室に場面が変わると、生徒の人の一人が、彩未のことが分からないことを理由として、授業をボイコットすると宣言しています。ほとんどの生徒は、これに応じて、教室から出ていきますが、4人の生徒が教室に残ります。それは、結衣子と、前回までに彩未と関わった3人の生徒でした。

保護者会では、綾乃の母(西山繭子)が率先して彩未を追求します。遅れて登場した志岐貴は、綾乃が相談した際のことを映したビデオがあることを示し、相談内容をお母さんにだけに聞いて欲しいと話します。コトを察した他の母親たちは帰ります。

綾乃の母親は、保健室において、そのビデオを見ることになります。これに同席したのは、志岐貴の他は、彩未と平島琴葉でした。綾乃はビデオにおいて、「お母さんに嫌われるのがすごく怖いんです。」と語ります。そして、母親に嫌われていると思う理由を、自分が弟より頭が悪いことと、顔が浮気ばかりしている父に似ていることだと話します。志岐貴は、このことを以下のように解説します。

お嬢さんはお母さんへのフラストレーションから、武戸井先生をスケープゴートにした。不安という外敵から身を守るために。お嬢さんの嘘はお嬢さんの心を蝕む毒なんです。だから、吐かずにはいられなかった。


私は、これで一件落着かと思ったのですが、結衣子は、この日の夜に悪夢を観ます。その夢では、給食においてシチューを注ぐ係である綾乃が、シチューが入っている大きな容器に何かを吐き入れます。結衣子はこれに気がつき、食べるのを躊躇うのですが、他の生徒と彩未は食べてしまい、次々に倒れます。

翌日、綾乃は登校しませんでした。その夜、彩未はこの悪夢を、バクを使って観ることになります。結衣子の祖父であり、夢研究室の長である万之介(小日向文世)と、結衣子が同席します。結衣子によると、明日の給食にはビーフシチューがあるそうです。

翌朝、綾乃は母親に強いられて登校します。画面には、思わせぶりに、薬品の瓶などが映されます。教室に入ろうとする綾乃を、クラスメートは冷淡に迎えます。さらに、授業を受ける彼女の机には、中傷が書かれた紙切れが何枚も運ばれてきます。

彩未はそのことに気がつくと、それらの紙切れを掴んで回収します。そして、その代わりに、一枚の紙切れを綾乃の机に置きます。それは、いざという時のお守り(解毒剤)として、綾乃の母親に書いてもらった手紙でした。

その手紙には、綾乃が昔の自分にそっくりだから心配でならないということが書かれていました。キツく叱ってしまうのも、そのためだったそうです。そして、自分は綾乃の味方であり、世界中の人に嫌われても見方であり、絶対に守ると記されていました。最後には、「元気に、必ず、私のところに帰ってきてください。」となっていました。

何も問題が起きずに給食が終わった日の夜、彩未は志岐貴の作ったビーフシチューを食べることになります。しかも、隠し味は苺ジャムだそうです。「これも予知夢かよ。」とつぶやく彩未は、その夜、志岐貴が家に泊まることを許可します。

翌日、彩未は、志岐貴が作った朝食を食べながら、例のブログを覗きます。ブログは更新されており、例のごとく、前日に彩未が生徒に語ったことについて、批判的に書かれています。

志岐貴は、ブログを書いている犯人に心当たりがないかと、彩未に尋ねますが、彩未はないと答えます。そんな彩未に対して、志岐貴は犯人が映っていると話しながら、自分のPCを渡します。彩未が見たものは、PCに向かって何かを書いている自分の姿でした。


今回も楽しく観ることができました。志岐貴が綾乃親子にしたことは、平島琴葉が呟いたように、夢を使ったカウンセリングですね。綾乃の母に解毒剤となる手紙を依頼した彩未は、優秀な教師として機能しています。

ブログを書いていたのが彩未自身であったことは、衝撃的な展開でした。自分自身がブログを描いたことに気がついた彩未について、ブログの記載がどうなるかは、興味深いです。それを知った生徒や教師の反応がどうなるかも気になります。でも、そんな面倒くさい展開にはしないような気もします。


【前回までについての記事】