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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

生駒里奈(乃木坂46)が「ふるさと応援大使」となったことで、何故、彼女が奈良県出身でなく秋田県出身かという疑問が解消した件

生駒里奈(乃木坂46)が由利本荘市秋田県)の「ふるさと応援大使」の一人になったことを、偶然に知りました。私は、由利本荘市を訪れたことがあります。また、調べたことにより、生駒姓である彼女が秋田県出身であることについての疑問が解けましたので、記事にすることにしました。

由利本荘市の「ふるさと応援大使」について調べてみると、15人が任命されており、その一人が生駒里奈となっています。その15人の中には、女優の加藤夏希も含まれています。

なお、「大使」関係では、乃木坂46が、大分市の観光特使になっています。これは、大分市観光大使である指原莉乃(現・AKB48)と同日にCDを発売した乃木坂46が、シャンプーを大分市に配りに行ったことが縁?になっています。


さて、由利本荘市といっても、残念ながら、知らない人が少なくないと思います。また、羽後本荘と何が違うのかと思う人もいらっしゃると思います。

由利本荘市は、平成の大合併の際に、本荘市が周辺にあった由利郡の自治体と合併してできた自治体です。したがって、名前の由来は自明です。広域の合併の結果、由利本荘市は、隣県の山形県と隣接すると同時に、県庁の秋田市と隣接することになりました。由利本荘市の中心駅が羽後本荘駅であり、秋田駅秋田市の中心駅)とはJR(普通)で45分の距離です。

由利本荘市があまり知られていない要因としては、秋田市に観光に行った際に寄るには遠いことと、極めて有名な観光スポットがないことがあると思います。関東地方の人ですと、秋田新幹線を使っても秋田市までが遠いですから、さらに羽後本荘駅まで行くのは、ハードルが高いです。秋田市の他に観光をするならば、なまはげで有名な男鹿半島に行くか、秋田新幹線の停車駅が近い角館(仙北市)の街を歩くことを選ぶ人が多いと思います。また、秋田駅から特急で南下するならば、羽後本荘駅の少し先にある象潟駅にかほ市)まで行って、象潟の観光をする人が多いと思います。

由利本荘市は、「そうだ 京都」(JR東海)のように気軽にいける場所にはありませんので、「ふるさと応援大使」は、観光誘致よりは、由利本荘市に親近感を持ってもらうために役立つものだと思います。由利本荘市としては、乃木坂46の名前を思い浮かべた時に、由利本荘市を思い浮かべてくれば、とりあえずはOKなのではないかと思います。


由利本荘市は、雄物川沿いにある秋田県の主な地域とは、色々な意味で違うと思います。これらの地域は、秋田市に本拠があった久保田藩の領地だと思いますが、本荘には、本荘藩の本拠地がありました。ちなみに、由利本荘市は、子吉川流域にあります。由利本荘市には独自の文化があるはずですが、以前、私が訪れた際には、上手くアピールできていなかったように感じました。これに関しては、「ふるさと応援大使」をキッカケに、考えていけばいいことなのかと思います。

秋田県と聞くと思い浮かぶ言葉に、「秋田美人」があります。「秋田美人」については、常陸(ほぼ、茨城県)に領地があった佐竹の殿様が、秋田に移封される際に美人を残らず連れて行ったからだという説と、気候が影響しているという説があるようです。前者については、本荘は久保田藩ではなく本荘藩なので、該当しません。後者についてですが、由利本荘市の気候は、秋田市由利本荘市の境にある山の影響により、秋田市とは違うと思います。しかし、「美人度」に影響する程の違いであるか否かは、私はわかりません。


生駒里奈については、矢島藩の領主であった生駒家の家系ならば、ルーツ的には、「秋田美人」とは関連はないことになります。矢島藩は、旧・矢島町(平成の大合併において本荘市と合併)に本拠地があった1万石の小さな藩です。調べてみると、その領主が生駒家であることが分かりました。生駒家は、矢島に移封される前は讃岐高松の領主だったようですが、生駒騒動の結果、領地が没収されて、矢島に来たようです。

私は、生駒姓である生駒里奈が秋田出身であるのは何故かと、今ままでずっと不思議に思っていました。生駒姓のルーツとして思い浮かべるのは、奈良県だからです。以下のサイトを見ても、生駒姓は奈良県においては、351番目に多い姓となっています。351番目なので、山本や田中などに比べれば少ないのですが、他の県に較べれば多いです*1

wikipediaを見たところ、生駒家の本流は、応仁の乱室町時代)の戦禍を逃れるために尾張に移住し、その分家が讃岐にできたとのことです。さらに、その分家が矢島に移動したということのようです。生駒姓については、今回の件で、ようやく納得できる情報に辿り着きました。


最後になってしまいましたが…、 旧・矢島町の領域には、羽後本荘駅を始点にする由利高原鉄道*2の終点である矢島駅があります。私は、この駅において、鳥海山のそばにある宿の迎えを待ったことがあります。残念ながら私は駅の周辺を散策する時間はありませんでしたが、旧矢島町について記しているサイトを見つけましたので、以下に示します。

−−以上−−

*1:生駒姓が226番目に多い姓となっている和歌山県には及びません。

*2:正確にいうならば、由利高原鉄道鳥海山ろく線