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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

AKB48禁止令は、40キロの速度制限と同じように、必ずしも誰もが常に守っていないものだということ

AKB48 恋愛禁止の掟って、それこそ人権侵害ではないか。」という伊藤和子さん(弁護士)への異論を、以下の記事に書きました。そして、この記事において、AKB48恋愛禁止令というのは恋愛をしてはいけないわけではなく、恋愛をしていることがファンに分かることがNGなのだと書きました。

この考えの根底には、アイドルは職業の一つであるという認識があります。アイドルは、アイドルというイメージをファンに提供することが仕事です。このために、ファンに恋愛をしていることが分かってしまうと、その幻想が壊れてしまう可能性は大きいです。しかし、アイドルがイメージを保つ必要があるということであり、実際には恋愛をしていても構わないと私は思っています。

AKB48恋愛禁止令は、車に対する制限速度と同様なものです。例えば、制限速度が40キロの道路の場合は、車を40キロ以上で運転してはいけないことがルールです。しかしながら、このルールは、どんな場合にでも守られているわけではないようです。

制限速度が40キロの道路を制限速度を守って運転すると、後ろに渋滞ができます。時には、クラクションによるブーイングを受けることもあります。タクシーについても、私はあまり乗ったためかもしれませんが、常に制限速度以下で走っているタクシーは、あまりないように記憶しています。信号が少なく、渋滞が起きていない道路において、車の平均速度を測るのならば、制限速度よりも高いというのが日本における現実だと思います。

守られていないのならば、制限速度はなくてもいいのではないかというと、そうではありません。制限速度は役に立っているからです。制限速度が40キロの道路における車の平均速度は、制限速度が50キロの道路における車の平均速度よりも、低いようです。つまり、制限速度と、車の平均速度は相関関係があるのです。あたりまえですが、運転が難しい道路では、制限速度を低くすることが効果的なのです。

AKB48においても、AKB48恋愛禁止令があっても、全てのメンバーが厳密には守ってはいないというのが実態だと思います。そして、そのことをAKB48運営も分かっていると思います。実際には、見逃すこと支障が生じるような違反をしていない限りは、黙認されてきたのではないかと思います。

制限速度については、5キロオーバーくらいならば、瞬間的であれば許容されることがあると思います。しかし、例えば、20キロオーバーで、警察手のそばや、パトカーの目前を走れば、スピード違反で捕まると思います。AKB48恋愛禁止令も、それと同様の適用がされているのだと思います。

それならば、「恋愛をしていることがファンに分かることがNG」であることを、オーディションに合格してAKB48に入る時に、説明しておけばいいという考える人もいらっしゃるとも思います。そのような説明は、成人の女性にはわかると思います。しかし、AKB48に入る時における平均年齢は15歳くらいだと思いますので、その年代の女の子に理解するのは難しいと思います。したがって、この年代が多いAKB48の新規メンバーには、AKB48恋愛禁止令のような形で示すのではないかと思います。


このような意味におけるAKB48恋愛禁止令は、今までは上手く機能してきたのだと思います。しかし、今はかなり難しくなったように思います。それは、週刊文春が、「原理的なAKB48恋愛禁止令」に違反するメンバーを摘発するようになったからです。

週間文春によるAKB48恋愛禁止令に反したメンバーの摘発は、AKB48運営が週刊文春に依頼したものではありません。また、週刊文春は、この摘発をAKB48のために行なっているわけではありません。週刊文春の主な目的は、多くのメンバーを摘発することにより、売り上げを伸ばすことです。しかし、現在では、AKB48にダメージを与える自体が目的になっているように見えます。週刊文春は、理由はわかりませんが、AKB48を目の敵にしているようです。もう少し明示的に言うならば、週間文春はAKB48の敵なのかもしれません。

しかし、敵なのかもしれない週間文春による摘発を、歓迎するAKB48のファンが少なからずいます。1つは、原理主義的にルールを適用することが正しい考える気質のファンです。そしてもう一つは、推しメン(推しているメンバー)のために、他メン(自分が推すメンバー以外のメンバー)をバッシングするファンです。彼らは、バッシングの対象が、推しメンと仲が良くても考慮しないようです。

これらのファンにとって週刊文春は、無料で自分たちのために働いてくれるありがたい雑誌です。このため、彼らは、週刊文春によるAKB48に関する記事を、心待ちにしているようです。逆に、これらのAKB48ファンが存在が、週間文春が自らに正義があると感じている根源のようにも感じます。


AKB48ファンの一部と、週刊文春が好意を持ち合っている状態は、望ましくないように思います。今は、両者の関心は一致していると思います。その効果もあって、週刊文春は戦闘能力と支持者を増やしてきたように見えます。しかし、やがては、AKB48自体がターゲットになっていくと思います。その時になって、週刊文春に好意をいだいているAKB48ファンは、週刊文春を是認しないことになるのかもしれません。しかしその時にはすでに、週刊文春を含むAKB48アンチは、対処できない程の存在になっている可能性があります。峯岸みなみが坊主頭にした件に対する報道を見ると、AKB48アンチがかなり表面化していているように感じました。


この状況を解消する一番いい方法は、AKB48恋愛禁止令を撤廃することです。撤廃された際に、恋愛をしていることがファンに分かれば、おそらく、人気が落ち、AKB48選抜総選挙の順位は落ちる可能性が大きいです。このため、メンバーは自主規制をすると思います。

恋愛をしていることがファンに分かることによるマイナスは、メンバーによって違うと思います。篠田麻里子(26歳)とか小嶋陽菜(24歳)など、AKB48では年配のメンバーにはマイナスが少ないでしょうから、抑止力は少ないと思います。AKB48恋愛禁止令が撤廃結果されれば、彼女らは歳相応の恋愛をすることになると思います。そして、そのことが彼女たちの芸能活動に役に立つこともあると思います。

これに対して、AKB48の中でもアイドルである渡辺麻友島崎遥香は、恋愛をしていることがファンに分かると、大きな打撃を受けると思います。したがって、彼女達には大きな抑止力が働くと思います。そして、そのことは彼女たちのファンが望むことでもあると思います。

このように、AKB48恋愛禁止令を撤廃しても大きな問題は起ないと思います。逆に、AKB48のファンおける問題の多くが解消されることになると思います。例えば、メンバーの恋愛や、合コンへの参加が明らかになる度に、つぎ込んできたのに裏切られたという気持ちを表明するファンがいます。AKB48恋愛禁止令がなくなれば、このような反応は少なくなります。なお、現時点においても、「つぎ込んでくれ」と求めているメンバーはないのではないかと、私は認識しています。

それでは何故、AKB48運営がAKB48恋愛禁止令を撤廃をできないかというと、自分が推しているメンバーがアイドルを演じているのではなく、本当にアイドルであるという幻想が、CDの大量購入をするような異常なことをファンにさせる原動力になっていると認識があるからだと思います。

しかしながら、AKB48が2年連続で日本レコード大賞をとった現状を考えると、これからも、今ほどのCD売上が今後も必要とは、私には思えません。おそらく、日本レコード大賞に関しては、今年も受賞して、3年連続となれば、来年からは受賞の対象から外されることがありえます。したがって、日本レコード大賞のことだけを考えるならば、来年からはCDの売上は現在ほどでなくても構わないことになります。ただ、これは私が考えることであり、AKB48の運営がどう考えるかは、私は分かりません。


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