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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「遠隔操作ウィルス事件続報 報道されない容疑者側の言い分から見えてくること」(videonews.com)に関連して

「遠隔操作ウイルス事件」の容疑者の母親に対して、警察が、親子の縁を切ると書かれた調書への署名を求めてきたことが、容疑者の弁護士である佐藤博史さんによって明らかにされました。

私はこの件を“ビデオニュース・ドットコム”による「遠隔操作ウィルス事件続報報道されない容疑者側の言い分から見えてくること」いう記事で知りました。

“ビデオニュース・ドットコム”の記事の本体は、27分に渡るビデオ(Youtubeにも投稿あり)です。これには、佐藤博史弁護士による記者会見の一部の映像が含まれています。

このビデオの要約となるニュース記事の前半を、以下に引用します。

「遠隔操作ウィルス事件続報 報道されない容疑者側の言い分から見えてくること」
    ビデオニュース・ドットコム(2013年02月23日)
遠隔操作ウィルス事件で逮捕された片山祐輔容疑者を弁護人を務める佐藤博史弁護士が、2月21日、片山氏との接見後に記者会見に応じた。片山氏と事件を結びつける決定的な証拠は何一つ示されていないとして誤認逮捕を主張する佐藤氏は、捜査手法の問題点や事件への疑問を語った。
 佐藤氏によると、警察は片山氏の自宅の鍵をあずかり、家に自由に出入りできる状態にあるという。また、片山氏の母親から聞いた話として、自宅前にメディアが押しかけ自由に動けない氏の母親のために、警察は日用品の買い出しなどの手助けをする一方で、母親に対して片山氏と親子の縁を切ると書かれた調書への署名を求めてきたという。佐藤氏によると母親はこの要求を断ったという。
(後略)

http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002676.php


容疑者である片山氏の母親が外出がままならなくなった大きな原因は、メディアが家の周辺に押し寄せていることです。現時点では容疑者にすぎないのにもかかわらず、メディアが押し寄せているのは、警察がメディアに対して情報を時々リークすることにより、ニュースのネタが供給されているためだと思われます。

警察がリークした情報が正しいものであるかは不明です。正しい情報ならば、公式に公開することが妥当だと、私は思います。なお、片山氏の逮捕以前に、メディアが彼についての取材ができたのも、警察がリークしたからではないかという説があります。


ほとんどのメディアは、片山氏が犯人であるという前提に基いて報道をしています。その中には、片岡氏に対してマイナスの印象を与える脚色が行なわれているものもあります。その脚色を意図的に行なっているメディアもあるでしょうし、彼が犯人であるという思い込みがあるために、結果的にそうなっているメディアもあると思います。確実なことは、この結果、多くの人が片山氏を犯人だと思い込むようになっていることです。これもまた、母親の外出を難しくしている原因になっていると思います。


これらのことにより、警察はメディアを利用して、片山氏の母親が警察を頼らざるをえない状況に追い込んだと、解釈する人もいます。


注目されるのは、佐藤博史さんの記者会見をメディアが報道するかどうかです。現時点(2013年2月24日11時18分)では、google News で検索する限り、そのような記事は見つかりません。もし、メディアが佐藤博史弁護士の記者会見を報道しないのならば、片山氏が犯人である説にプラスに成ることしか報道をしないということになります。

10年前でしたらば、佐藤博史弁護士の記者会見はほとんどの人が知らないままであったと思います。しかし、現在はネットの普及により、多くの人が知ることになる可能性があります。

この件については、昨日のうちは一部の人だけが知っているという状態でした。しかし、今日になると、「痛いニュース」を含む多くの“まとめサイト”の記事になっていますので、この件を知る人は更に増えていくものと思われます。

このままで行けば、最近は信頼を失っているメディアの信頼が、さらに低くなる可能性があります。


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