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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

威力業務妨害の容疑では釈放された片山祐輔さんが、別容疑(偽計業務妨害とハイジャック防止法違反)で再逮捕されました[遠隔操作ウイルス事件]。

遠隔操作ウイルス事件において、威力業務妨害容疑で逮捕されていた片山祐輔さんは、拘留期限の本日(2013年3月3日)、処分保留で釈放されました。

「パソコン遠隔操作事件、片山容疑者を再逮捕」
       読売新聞(2013年3月3日17時45分)
遠隔操作された愛知県内の会社のパソコンから殺人予告が書き込まれた事件で、東京地検は3日、威力業務妨害容疑で逮捕、勾留されていた片山容疑者を処分保留で釈放した。地検は理由について、「一連の事件の特殊性にかんがみ、一層の慎重な捜査が必要と考えた」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130303-OYT1T00456.htm

しかし、片山祐輔さんは、偽計業務妨害ハイジャック防止法違反の疑いで、再逮捕されました。簡単に言うと、威力業務妨害の容疑では、これ以上は拘留できなくなったので、他の容疑で再逮捕したということだと思います。

なお、片山祐輔さんは、威力業務妨害容疑で逮捕された際と同様に、「身に覚えがありません」と容疑を否認しているようです。

パソコンの遠隔操作事件で、警視庁などの合同捜査本部は3日、大阪市のホームページに殺人予告を書き込んだり、日本航空爆破予告メールを送ったりしたとして、東京都江東区白河、IT関連会社社員片山祐輔容疑者(30)を偽計業務妨害ハイジャック防止法違反の疑いで再逮捕した。
誤認逮捕を生んだ事件での立件は初めて。
 捜査幹部によると、片山容疑者は昨年7月29日夜、遠隔操作型ウイルス「iesys(アイシス).exe」に感染した大阪府吹田市のアニメ演出家・北村真咲(まさき)さん(43)のパソコンを遠隔操作し、大阪市のホームページに「(大阪・日本橋の)ヲタロードで大量殺人する。ナイフで無差別に刺す」などと書き込んだ疑い。
 また、8月1日には、同じパソコンから日本航空に「飛行機に爆発物を仕掛けた」との内容のメールを送り、米国行きの便を成田空港に引き返させるなど、正常な運行を阻害した疑い。
 調べに対し、片山容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認しているという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130303-OYT1T00456.htm

以前の逮捕の際との違いは、片山祐輔さんの弁護人である佐藤博史弁護士の主張についても、記事にしているメディアがあることです(時事通信)。取り調べ内容の録音・録画を要求する弁護側に対して、警察側は拒んでいるようです。

時事通信によると、ある捜査幹部は、「否認のままでも起訴できる証拠をそろえており、今後も可視化に応じる予定はない」と、語っているようです。しかし、現在、起きている警察への批判は、このような考え方に対してです。そのことを十分に認識しないと、警察にとって取り返しのつかないことに発展しかねないと懸念しているのですが、どうなんでしょうかね。

なお、「否認のままでも起訴できる証拠をそろえている」ということについては、ハッタリだと思っている人が少なからずいるようです。

「「可視化」求め取り調べ拒否=片山容疑者、留置場出ず−当局「例外認めない」」
    時事通信(2013/03/03-19:34)
遠隔操作ウイルス事件で、ハイジャック防止法違反容疑などで再逮捕された片山祐輔容疑者(30)は、これまで一貫して容疑を否認。取り調べの録音・録画(可視化)を求める弁護側と、「対象事件ではなく例外は認めない」とする捜査当局側が対立し、2月19日以降は取り調べが一度も行われない状況が続いている。
 弁護側はこれまで、警視庁などの合同捜査本部と東京地検に対し「違法な取り調べが行われている」として、調べ内容の録音・録画を求めてきた。当局側が応じなかったため、弁護側は2月19日に「可視化されなければ留置場から出ない」と通告。片山容疑者は取り調べを一切拒否した。
 再逮捕を受け、弁護人の佐藤博史弁護士は「録画されない限り、今後も取り調べには一切応じない」と話した。
 取り調べの可視化は殺人などの裁判員裁判事件と、容疑者に知的障害がある事件に限り、一部で試行されている。片山容疑者の事件は対象ではなく、ある捜査幹部は「例外は認められない。否認のままでも起訴できる証拠をそろえており、今後も可視化に応じる予定はない」と語る。
 佐藤弁護士は「取り調べに自信があるなら拒む理由はないはず」と当局の対応を批判。一方で、有利な主張もできないため、東京地裁で行われた片山容疑者の勾留理由開示では、弁護側が裁判官に「容疑者質問」を求める異例の展開も見られた。

時事ドットコム


【2013年3月4日 0時01分 追記】今回の再逮捕について、江川紹子さんが書いた記事をリンクします。 (「【PC遠隔操作事件】処分保留で釈放、別件で再逮捕について弁護人が語る(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース」)


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