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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

太鼓山風力発電所(京都府伊根町)の風車のプロペラが落下したことに関して

京都府伊根町にある太鼓山風力発電所において、風車(3号機)のプロペラ(計45.2トン)が落下したことが、京都府から3月13日(2013年)に発表されました。なお、伊根町は、舟屋の景観で有名な自治体です。

この風力発電所京都府が運営しているものであり、2001年から6機が稼働し始めたようです。なお、現在では、落雷などのために、4機のみが稼働していたようです。

京都府によると、落下したのは12日の夜であり、当時の風速は発電に適した15〜17m/sであったようです。京都府は、原因は老朽化と見ているようです。

風力発電所:風車のプロペラ部が落下 けが人なし 京都」
     毎日新聞(2013年03月13日 22時15分、最終更新:22時44分)
 京都府は13日、同府伊根町で府が運営する太鼓山風力発電所(全6基)で、3号機の風車のプロペラ部(計45.2トン)が高さ約50メートルの支柱から落下したと発表した。付近に人家などはなく、けが人はなかった。プロペラ部と支柱の溶接部近くの鉄柱が破断しており、府は老朽化が原因とみて調査している。
 府建設整備課によると、13日午前、点検業者が見つけ、府公営企業管理事務所(同府福知山市)に連絡した。12日午後7時半ごろ、同事務所の制御システムに3号機の故障信号が届いており、12日夜に落下したとみられる。当時、現場の風速は発電に適した15〜17メートルだったという。
(続く)

http://mainichi.jp/select/news/20130314k0000m040086000c.html

怪我人がなかったことは幸いでした。調べてみると、太鼓山風力発電所は、伊根町京丹後市の堺にある太鼓山の山頂近くにあるようです。住民がいない地域だと思われるので、このような事故があっても、住民の被害はないと推測されます。

私は去年、経ヶ岬灯台(京丹後市)から伊根町の舟屋のあたりを通り、宮津市までバスで行きました。集落を縫って走るバスの経路からは、太鼓山はかなり離れています。


最近、旅行中に風車をよく見かけます。おそらく、太鼓山風力発電所のように発電をしているのだと思います。
風車が観光に役だっているということを聞きますが、残念ながら、私の感覚では風車を観る楽しみがあまり分かりません。この種の風車は、オランダでイメージするようば牧歌的な風車ではなく、無機的なものだからです。エコ的なイメージで好まれるのかもしれませんね。

それよりも私が心配なのは、風車が起こる低周波音による被害です。でも、収益があり、地元の人が納得しているのならば、外部の人がとやかく言うことではないと思っています。しかし、太鼓山風力発電所に関しては、落雷による修理費などで赤字であり、その額は2011年度においては、4500万円だったそうです。

(続き)
 同発電所は01年11月に運用開始。6基のうち2基は落雷などで停止していた。関西電力に売電しているが、赤字が続き、11年度も全体で4500万円の赤字だった。

http://mainichi.jp/select/news/20130314k0000m040086000c.html

最初は、赤字なのは太鼓山風力発電所の問題であり、他の風力発電所は上手く行っているのかと思ったのですが、必ずしもそうではないようです。ネットで調べると、「自治体の風力発電 6割が赤字」というタイトルのNHKニュース(2010年11月18日)がありました。

この記事は、NHKのサイトには既にありませんが、ネットに残っている記事の内容を見ることができました。それによると、国の資金を使って風力発電所を建てたものの赤字になり、自治体により補填されることが少なくないようです。赤字の主な原因としては、落雷による修理費などのようですが、中には十分な風が吹かなくて、発電ができないところもあるようです。


日本の自治体には、国の予算をゲットしたことを功績に考えているところが多いようです。風力発電に向いている場所であるかを含め、十分に検討せずに予算をゲットしたために、国費を無駄にすると同時に、自らの予算も消費するとことになった自治体があるということだとと思います。日本ではありがちなことだと思いますが…。

毎年、赤字を生み出すことが明らかならば、風力発電所の稼働をやめればよいと考える人が多いと推測します。残念ながら、素人の考えるようにはならないのが、この国のあり方のようです。


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