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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

福井県の人口減少と、北陸新幹線の「小浜ルート」について

福井県の人口の推計(2012年10月1日時点)が3月12日に発表されました。総人口は、79万9127人ということです。前年比で4089人減ということなので、一年間に0.5%人口が減ったことになります。*1

福井県の推計人口、13年連続減 減少幅は80年以降2番目」
   福井新聞(2013年3月12日午後7時01分)
 福井県は12日、県内の2012年10月まで1年間の人口動態をまとめた推計人口を発表した。10月1日時点の総人口は79万9127人で前年比4089人減となり、13年連続のマイナス。減少幅は1980年以降の統計で05年に次ぎ2番目に大きかった。
(後略)

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/40954.html

これからの福井県の人口も、おそらく、減少しつつけると思われます。このことは、北陸新幹線敦賀駅までの開業によって加速されるのではないかと、私は懸念しています。北陸新幹線の西側の始点が、県都である福井市にあるJR福井駅ならば、関西方面からの特急からの乗換駅として潤う可能性がありました。しかし、敦賀駅ならばその度合は少ないと思います。

また、敦賀駅から福井駅の間にある特急停車駅では、停車する特急がなくなるか、減少することになると予想します。そうであれば、これらの駅がある自治体には大きな打撃になると思います。新幹線が延長された他の地方に起きたことが、福井県には起きない可能性は低いと思います。

福井県にとってプラスになる可能性があるのは、北陸新幹線が新大阪まで延長される場合に、小浜駅が停車駅になることだと思っていました。北陸新幹線は、北陸の活性化のために計画されたと、私は思っていたからです。しかし、小浜駅に停まるルートが採用されない可能性があると、最近になって知りました。

北陸新幹線敦賀駅以降のルートの候補には、小浜駅を通り新大阪へ向う「小浜ルート」のほかに、米原駅に接続する「米原ルート」と、琵琶湖の西を通り京都駅に接続する「湖西ルート」があるようです。

滋賀県は、当然のことながら「米原ルート」を望んでいるようです。そして、京都府では、亀岡南丹両市と京丹波町でつくる協議会が、「小浜ルート」を望んでいるもの、京都市は、京都市内を通る「米原ルート」か「湖西ルート」を望んでいるようです。

 関西広域連合は、3つのルートの建設費を試算して、「米原ルート」が一番費用がかからないとしたそうです(3月8日公表)。滋賀県の主張は、これに勢い付けられた主張だと思います。なお、福井県は、関西広域連合には加盟していません。

私としては、新幹線には今までも多額の資金を費やしてきたのですから、費用を主な観点として、敦賀駅以降を決める必要がないと考えています。それから、現在は、福島原発事故を含めて、東日本大震災からの復興途中ですから、敦賀駅以降を建設するか否かも含めて、拙速に決める必要はないと思っています。


−−以上−−

*1:福井県の人口が80万人を切っていたことは、去年の9月30日の記事(http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/37193.html)で既に報じられていました。この記事は、平成24年10月1日現在の人口について記された「福井県の推計人口(年報)」が、3月12日に発表されたことをキッカケして、書かれた可能性があります。