はてなDiaryから移行してみました。
記事一覧

人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

朝ドラ「あまちゃん」第12話と、アキとユイ(第11話)

第2週の最後となる第12話では、夏休みの終わりになり、アキ(能年玲奈)が母の春子(小泉今日子)と共に東京に戻る日がやってきます。で、二人が帰るのをやめるのは、予想通りだったのですが、そのあり方は少し予想とは違いました。

三陸駅において、駅長の大吉が、宮古駅行きの電車の出発を予告するベルを鳴らし、春子は乗り込みます。しかし、アキはなかなか乗り込むことができません。春子は「あんたが決めたのよ、東京 帰るって。どうしたのよ? アキ。どうしたいのアキは?」と問いかけます。結局、アキは電車に乗り込むのですが、それと入れ替わりに春子は電車を降ります。そして、春子がアキの手を引いて電車から下ろます。直ぐ後、電車の扉は閉じて、出発します。

「バァちゃん、ただいま」とアキが祖母・夏の家に戻ると、夏は驚きながらも「早すぎるッペ」と喜んで迎えます。二人が抱き合おうとした瞬間、春子は、その間に入って妨げます。そして、「何でこなかったのよ。待ってたんですけど」と、夏に問いかけます。夏は、今回のことを聞かれていると考えて、いつものように、はぐらかして答えます。しかし、春子は24年前のことを問いただしているようでした。


という感じで、第12話は終わり、第2週まで終わりました(第11話までについては、昨日の記事にざっと書きました。)。来週の各日のあらすじを読むと、第3週も今までと同じように楽しめそうです。


今週の場面で印象に残ったのは、アキと、地元の高校生であるユイ(橋本愛)の交流の場面でした。アキはユイに誘われて、北三陸秋祭り(9月に開催)の山車の準備をしている場所に行きます。アキには、北三陸市のことが新鮮に、魅力的に映っており、北三陸秋祭りの際にはこの地にいないことを残念に思います。

これに対して、ユイは東京に憧れており、アキが世田谷に住んでいることを知ると、羨ましく思います。ユイは、東京に行ったことがないのにもかかわらず、アキよりも、東京の代表的なスポットに詳しいようです。このことから、アキは、東京で生まれ育った自分には見えない東京の風景があると同様に、ユイには、綺麗な海も、かっこ良く切り立った岩場も、田んぼを走るローカル線ののどかさも見えていないコトに気が付きます。


ユイが憧れている場所として、下北沢、吉祥寺、井の頭公園などが出てきました。下北沢と、吉祥寺は私にとっては身近なところなので、地方の人にとっては、そんなふうに見えているのだなぁと思いました。なお、私のよく知っている下北沢は観光地になる前の下北沢であり、お昼を自転車で食べにいけるところでした。それから、私の知っている吉祥寺は、ロンロンがある頃の吉祥寺です。


地方に旅行に行って思うことは、地元の良いところに気がついていない人が少なくないことです。例えば、私は昔から地元の旅館にあえて泊まることが多いのですが、あるところでは地元の人に、新しくできたチェーンのホテルに何故泊まらないのかと、驚かれました。チェーンのホテルは、私にとってはどこでもあるような、ありきたりのものに映るのですが、地元の人には都会に繋がってそうなイメージがあるようでした。

確かに、地方に住むと閉塞感を感じることはよく分かります。特に、北三陸市のような衰退気味な自治体においては、そのような感じが強いと思います。

三陸市のモデルとなっている久慈市に東日本大震災の少し前に久しぶりに行った時には、以前は「駅前デパート」であった建物は、少なくとも以前のようには機能していないような雰囲気でした。なお、先ほど調べて気がついたのですが、ドラマでは、駅前デパートの3階に北三陸観光協会が入っていることになっているようです。朝ドラをキッカケに、街が活性化されたら良いなぁと思います。


−−以上−−