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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

朝ドラ「あまちゃん」の第6週

朝ドラ「あまちゃん」の第6週の内容をまとめると、以下のようになります。


先週の終わりにアキ(能年玲奈)が電車の中で見かけた人物は、やはり、祖父の忠兵衛(蟹江敬三)でした。彼は遠洋漁業の漁師であり、年に一度だけ祖母の夏(宮本信子)のもとに戻ってくるのでした。

アキの母・春子(小泉今日子)は、祖父が死んでいるという誤解を解かなかった夏に怒りますが、それもほどなく解消します。そして、アキの家は忠兵衛を加えて、4人になります。忠兵衛が加わることにより、アキの家にはお客さんがたくさん来るようになったので、以前よりもかなり賑やかになっています。忠兵衛の話は、アキにとっては新鮮でした。潜水土木科の先輩でもある忠兵衛は、アキにとって憧れのお爺ちゃんとなります。


アキと足立ユイ(橋本愛)に、地元のテレビ局への出演依頼の話が舞い込みます。ナマリ過ぎる海女(アキ)とミス北鉄(ユイ)を、情報番組で取り上げたいというのです。観光協会に説明にやってきたディレクター・池田(野間口徹)は、怪しげな男であり、アキは嫌な予感がします。

三陸駅駅長である大吉(杉本哲太)などの観光関係者は、この話を大歓迎します。観光の二枚看板となっている二人をさらに役立たせるためには、絶好のチャンスだからです。しかし、春子は、違和感を感じるほどの強さで反対します。アキも乗り気ではなかったのですが、アイドルになりたいユイが、このチャンスを活かしたいと考えていると知ると、この話を受けることをします。

春子はそれでも反対だったのですが、高校の担任であったユイの父・功(平泉成)と、テレビ局のアナウンサーであったユイの母・よしえ(八木亜希子)がOKを出していることを知ると、了承をします。ただし、この機会に、二人が観光に協力する期間を高校2年の最後までにするという条件を、観光協会に認めさせます。なお、観光協会側の担当者は、ユイの兄であるヒロシ(小池徹平)が務めるコトになります。

番組の放送日となり、関係者は期待して番組を見守ります。番組では、北三陸と二人の周辺の人達の紹介(ビデオ)の後に、二人の生出演がありました。残念なことに、番組の最後に臨時ニュースが入ってくるというアクシデントがありました。しかし、番組自体としては、ディレクター池田が醸し出していた雰囲気とは異なり、好感が持てるものでした(私の感想)。リアスの常連である小田勉(塩見三省)も、ユイが琥珀のことに触れてくれて大喜びでした。


番組の放送後の初めての週末がやって来ました。地元の人は、多くの観光客が押し寄せると期待したようです。しかしながら、朝の時点では観光客は少なく、北三陸駅の駅長である大吉は不審に思います。何故か現れたアイドルオタク・ヒビキ一郎(村杉蝉之介)は、テレビ出演によりインターネットのファンが離れてしまったという解釈を述べるのですが、実際は違いました。

ほとなく、駅に観光協会長・菅原保( 吹越満)とヒロシが駆けつけます。彼らによると、国道のバイパス付近で3キロの渋滞が起こったということです。番組が、岩手ローカルだったので、興味を持った地元の人のほとんどが、電車を使わずに、車やバスで観光に来ようとしたためのようです。

さらに駆け込んできた副駅長の吉田(荒川良々)によると、観光バスが渋滞に巻き込まれたので、電車の発車を5分or10分遅れらせて欲しいという要請があったようです。大吉は、これに対応するコトを即決し、気合を入れて望むようにアキとユイに伝えます。結局、アキがいつもよりもクタクタに疲れて帰宅することになるほど、いつも以上に観光客は来たようです。


アキが家に着くと、忠兵衛と父の正宗(尾美としのり)が酒を酌み交わしていました。春子から一方的に離婚を言い渡されていた政宗でしたが、明日がアキの誕生日であることを口実にして、現れたようです。翌日の夜になり、リアスでアキの誕生パーティーが行なわれました。聞かされていなかったアキが会場に入ると、アキの家族と多くの観光関係者が待ち構えていました。そして、ユイが気を利かせて呼んだ潜水土木科の先輩・種市浩一(福士蒼汰)も、途中からやってきました。

賑やかに行なわれているパーティーを抜け出し、アキは種市と、リアスに隣接する駅舎にいました。種市に憧れているアキは、もし、潜水士の資格試験に受かったならば、デートをしてくれと頼みます。即答ではなかったもの種市は、帰り際に「デートな、考えておくわ」と伝えます。私は種市が即答しなかったので、やはり、彼はユイが好きなのかなぁと思ったのですが、デートの場所を思いつかたかったようでもあります。


アキがパーティーに呼び戻されてから程なく、忠兵衛が春子に歌を歌うように促し、アキも喜びます。忠兵衛によると、春子は昔は、彼が遠洋漁業に出発する前には歌を歌ったようです。しかし、春子は乗り気ではなく、何か事情を知っているらしい面々の様子も変わります。忠兵衛は24年ぶりに娘の歌が聞きたいと主張し、大吉も仕方がないだろういう様子でした。そして、正宗が「潮騒のメモリー」という曲のカラオケを流します。ナレによると、この曲は20年前の流行歌でした。

春子が、カラオケを切ることにより断りを明確にすると、忠兵衛は落胆し、「変わっちまったなぁ、昔はオメェ(は)...」と、春子の昔のことについて話し始めます。それによると、春子は東京に行って芸能人になると…と話していたようです。さらに、アイドル歌手になると言って家出をしたことも、付け加えます。

アキはこのことを何も聞かされていなかったので、驚きます。また、アイドルになりたいと思っているユイも、驚きます。パーティーの雰囲気が緊張したものに変わったところで、今週の放送は終わりました


来週の放送のタイトルは「おらのママに歴史あり」なので、春子の過去のことが、来週の主な題材になると予想します。しかながら、私には、春子が家出をして戻ってこないこと以上の問題を起こしたとは思えません。したがって、煽り気味のような気はします。

潮騒のメモリー」という曲は、実際の曲ではありません。調べてみると、この曲は東京編で登場する元女優・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が、1984年に主演した映画の主題歌でした。そして、この曲は、彼女が歌って大ヒットしたという設定のようです。ということは、この曲は正宗があえて選んだ曲でもありますし、春子と鈴鹿ひろ美には関連があるのかもしれません。


鉄道に関心がある私が今週、感心したのは、アキとユイがテレビ出演した次の日に、観光に来ようとする地元の人のほとんどが、電車ではなく車を使うことにより、渋滞が起きるという描写です。北三陸鉄道のモデルとなっている三陸鉄道北リアス線は、赤字です。その原因には人口減少による普段の乗客の減少もありますが、地元の人が観光に使わないことも大きいです。このことも含めて、地元の自治体へ過度の配慮をせずに、ドラマは描かれています。

三陸鉄道北リアス線は、三陸海岸を走る鉄道の一部です。三陸海岸を走る鉄道は、JRと三陸鉄道により運行されている複数の路線が接続されたものなのですが、三陸縦貫鉄道という概念で呼ばれています。三陸縦貫鉄道の一部は、東日本大震災により大きな被害を受けており、現在も完全には復旧していません。復旧された区間でも、BRTによる仮復旧になっているものもあります*1

鉄道による完全復旧が望ましいとする地元の自治体としては、東日本大震災の前では、久慈市に該当する北三陸市に行く遠方の人の殆どが、三陸縦貫鉄道を利用していたとして欲しかったと思います。しかし、実際にはそうでないことが、説明されています(鉄拳のパラパラ漫画)。私の認識では、三陸縦貫鉄道を使って久慈に行く人は、鉄道ファンに限られていたと思います。


ちなみに、以前に放送された岩手県を舞台にした朝ドラ「どんど晴れ」(2007.4-9)では、ゴールデンウイークの少し前の放送において、八幡平に主人公が行く場面が映されました。私はこのことがあったので、ゴールデンウイークに周辺に行った際に八幡平に寄りました。しかし、頂上では、雪がかなり積もっているおり、観光できる状態ではありませんでした。バス停があるレストハウスの外に出ても何もできない状態だったので、よく覚えています。上記のことは、誤解が起きることによる支障を避けたということなのかもしれません。


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−−以上−−

*1:三陸鉄道北リアス線も完全には復旧していません。流されてしまった島越駅の両隣の駅の間は、代行バスが運行しています。