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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

5月29日に、関東甲信越まで梅雨入りした件

一昨日(2013年5月29日)、関東甲信越の梅雨入りが発表されました。平年よりも10日早く、統計史上では3番目に早い(2008年とタイ)梅雨入りだそうです。

九州と中国四国に梅雨入りが発表されたのは、二日前の5月27日でした。短い間に、関東まで駆け上がったという感じがします。なお、5月28日には、近畿、東海に梅雨入りが発表されています。


この早すぎる梅雨入りの発表については、異論もあるらしく、気象関係の大御所である森田正光さんは、「チーム森田の“天気で斬る!」において、以下のように書いています。

(抜粋)
今日、関東地方でも「梅雨入り」の発表が行われましたが、
「梅雨前線がないのに梅雨入り!?」という話題があちこちで取り上げられています。
梅雨前線も梅雨入りも人間が作り出したものです。
では、どうしてそんなものを作ったのでしょうか?

梅雨入りだけじゃなく!! ( 春 ) - チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ

私は梅雨前線のことはよく分からないのですが、素人の感覚としては、どんなものかなぁと思っていました。九州の方から大雨のエリアが動いてくるということ以上には感じなかったからです。


森田正光さんは、この大雨こそ、梅雨入りを宣言するべき理由としているように見えます。

(抜粋)
今週の梅雨入りは、前線が日本列島にかかったから、というより、湿った空気の収束の(空気が集まって上昇気流がおきた)ため、というべきでしょう。
高知県では、24時間で270ミリ以上の雨の降ったところもありました。

梅雨入りだけじゃなく!! ( 春 ) - チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ

調べてみると、言及されている高知県における大雨とは、繁藤(香美市土佐山田町繁藤)において観測されたもののようです。繁藤では、3日間で292.0ミリ(2013年5月28日2:00からの3日間)が降っています。なお、72時間雨量が次に大きかったのは、長崎県の厳原(対馬市厳原町東里)における170.0ミリ(2013年5月28日0:10からの3日間)でした。

アメダス観測点である「繁藤」は、土讃線の繁藤駅の付近にあるようです。標高がJR四国の駅の中では一番高い(346m)ようですし、JRの線路のほとんどがトンネルの中という地域ですから、おそらく山間部だと思います。大雨によるがけ崩れで死者61名が出た災害(繁藤災害、1972年7月5日)が駅のそばであったようです。


この梅雨入りの発表について違和感を感じるのは、梅雨の捉え方が、専門家と素人とは少し違うことが大きいと思いますが、梅雨のあり方が西日本と(私が住む)東日本とは違うことも、関係していると思います。

梅雨は、東日本は「しとしと」であるのに対して、西日本は「ざーざー」というイメージがあります。この件については、日本気象協会の日直予報士(矢切義行さん)による記事がありますので、リンクを張っておきます。

この他に、雨の粒がナンタラとかいう記事を何処かで見かけたのですが、urlが分からくなってしまいました。再び見つけた場合には、それへのリンクも張ることにします。


それから、梅雨入りが最近早まっているような気がする件については、以下の記事(井口 靖子さん)があります。


――以上――