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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

大阪府の西南部に溜池を見に行って、“だんじり”も観たこと

大阪の西南部の地図を見ていて特徴的だと思っていたのは、大きな池が沢山あるということです。これらの池について実感することを目的の一つとして、先週の土日に、大阪府南部と和歌山県北部に行きました。


大阪の西南部は、和泉国に該当します。その名前から、水に豊かな地域なので池があるのだと、最近まで思っていました。しかし、実際はその逆であり、水に豊かではないために多くの溜池が作られたようです。これは、香川県に多くの溜池があるのと同じだと推測します。

今回、私が訪ねたのは、久米田池(岸和田市)と長池オアシス(熊取町)でした。久米田池は由緒があるものであり、長池オアシスは3つの溜池を今風のコンセプトで整備したものです。


久米田池は大阪府最大の溜池であり、行基上人(668年-)の指導により作られたそうです。この地域にある溜池の多くは、彼によるものだそうです。このことも、香川県にある溜池の多くが弘法大師によるものであるのと、同様なのかもしれません。

久保田池のそばには、久保田寺という有名な寺があります。この寺は久保田池を管理するために、行基上人により創建されたそうです。

この土日には、偶然に岸和田十月祭礼が開かれていました。JR久米田駅の周辺にある地域(ほぼ、旧・八木村に該当)は、祭りの2日目に久米田寺に参拝するそうです。このことは「行基参り」と呼ばれており、この地域が久保田池の恩恵にあずかっていたことに関しているようです。私がJR久米田駅についた時は、幾つもの“だんじり”が駅前を通過する時間帯であり、多くの人が見物に来ていました。

岸和田十月祭礼は、久米田駅周辺の他にも、JR東岸和田駅周辺とJR下松駅周辺でも行なわれるようです。私は東岸和田駅周辺でも“だんじり”を観ました。なお、テレビでよく報道される“だんじり”は、九月祭礼のようです。朝ドラ「カーネーション」で描かれていた“だんじり”もこちらのようです。

久保田池自体にについては、大きい池だなぁという感想以外はありませんでしたが、久米田寺とセットで考えると、趣がありました。


長池オアシスは、長池、下池、弥沢池を熊取町が整備したものです。

長池オアシスは、池の規模としてはそれほど大きくありません。長池オアシスへ向うバスの車窓*1でも、大きな溜池を幾つか観ました。

長池オアシスのことを何故知ったかというと、久米田池と狭山池(大阪狭山市)と共に、「ため池百選」(農林水産省)に選ばれていたからです。

今の季節における印象は、キレイに整備された池という印象以上のものはありませんでしたが、7月に「ハスまつり」が開かれる頃には、蓮の名所であるそうです。


−−以上−−

*1:JR泉佐野駅から熊取駅までバスに乗り、熊取駅からさらにバスにのり「熊取団地」で降りました。便数は少ないのですが、泉佐野駅から乗り換えないで「熊取団地」に行けるバスの便もあります。