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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

台風などの被害の報道について

今年は、かなり多くの台風がやってきました。11月になってかなり寒くなったので、もう台風は来ないようにお願いしたいものです。

今回、このように書きだしたのは、昨日、少し遠くのご近所の店に行った時に、台風26号の際(10月16日)に、その店の近所が浸水したことを知ったためです。なお、この地域でこの種のことが起きたのは、何十年ぶりくらいのようです。


台風26号の際には、私が住んでいる地域において人があまり住んでいないところを車で通った際に、土砂が道に流れてきているところを見かけしました。しかしながら、多くの人が住んでいるところには支障がないという認識がありました。そのようなことになったのならば、地元のニュースで扱うはずだと考えていたからです。でも、その人によると、この辺りは自治体としてのメインの商店街ではないから、取材は来ないのではないかということでした。

そういえば、中小私鉄が不通になっていても、あまり報道されないようです。台風26号に関しては、京成成田駅(千葉県成田市)の線路脇斜面が崩れたことは大きく報道されました。成田空港に関するので、重要だという判断があったのだと思います。ところが、同じ千葉県の私鉄でも、小湊鉄道線が普通になったことは、それほどは報道されておらず、結果的にごく最近になって知りました。現在でも、全線復旧にはなっていないようです。

台風18号(9月16日)に関しては、信楽高原鉄道滋賀県甲賀市)が被害を受けたことを、廃線の可能性があるという記事によって初めて知りました。


マスコミによる災害報道において選ばれる被災地は、注目される報道になるという観点で選ばれることが多いように感じています。報道の対象として一番好まれるのは、有名観光地です。台風18号の際における嵐山(京都府)は、その良い例です。

それから、有名観光地が存在する自治体の一部に起きた被害については、有名観光地で被害があったという印象をもたらす報道があります。例えば、7月28日に集中豪雨の被害があった萩市須佐(山口県)についての当初の報道については、観光地である萩市の中心部が被害にあったような印象を持った人が多いと思います。実際には、萩市須佐は萩市の中心部からはかなり離れています。この地域は、平成の結果、萩市の一部になりました(旧・須佐町)。

マスコミとしては、次の報道では「萩市須佐」としたので許容範囲だと考えているのかもしれませんが、次の報道は見ない人もいます。事実、萩市内の宿泊施設の中には、報道が影響してキャンセルされたところがあったようです。


台風18号による嵐山の被害の報道にも、風評被害を受けたところがあるようです。また、一部の報道のやり方は問題視されました。

マスコミの一部は、観光シーズンまでに嵐山の復旧が間に合わない可能性があると報道しました。でも、豊かな観光地の場合は、一般的に復旧が早いので、私は煽っているような印象を受けました。

保津川下りはついては、予想通りに復旧は早く、10月2日に再開しました。結局、運行中止は2週間だけでした。

現在、関連自治体は、嵐山の観光には支障がないというアピールに懸命のようです。「斎宮行列」(10月20日)に関する京都新聞の記事でも、「元気な嵐山をアピール」しているという記載がありました。

また、京都観光協会のサイトにも、一部の施設を除いて、普段通りに観光を楽しめるという記載があります。


マスコミの被災地についての報道は、それがもたらす印象のままに受け取らない方が良いようです。それから、報道されていなくても被害にあったところがあるという認識は重要です。


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