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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

【続】 オリコンの週間ランキングのトップ50に、初週から連続で入っている週数のトップ5曲などについて(対象:2010年以降に発売された曲) 

先週、オリコンの週間ランキングのトップ50に、初週から連続で入っている週数のトップ5曲について記しました。今回は、その中の「ありがとう」(いきものがかり)に注目するところから、話を始めます。

以下に、トップ5の表を再掲します。先週との違いは、「恋するフォーチュンクッキー」(AKB48)が、週数を24週から25週に伸ばしたことです。このため、単独4位であった「ありがとう」に並んで、4位タイになりました。

順位 初週から連続週(50位以内) アーティスト 発売日 50位以内の回数
1 44 ヘビーローテーション AKB48 2010年08月18日 45
2 37 マル・マル・モリ・モリ 薫と友樹、たまにムック。 2011年05月25日 37
3 26 Gee 少女時代 2010年10月20日 27
4 25 ありがとう いきものがかり 2010年05月05日 35
4 25(更新中) 恋するフォーチュンクッキー AKB48 2013年08月21日 25


「ありがとう」に関して興味を持った理由は2つあります。第1の理由は、この曲と4位タイになった「恋するフォーチュンクッキー」が、選抜高校野球大会の今年の入場式行進曲であり、この曲も2011年の入場式行進曲だったからです。そして、もう一つの理由は、この曲の(連続を問わない)トップ50入りの週数は、10週多い35週だからです。

この曲の順位推移を折れ線グラフにしました。初週からのトップ50連続週の最終週となった第25週目は、10月18日から始まる週でした。この曲は朝ドラ「ゲゲゲの女房」(2012年4月2日〜9月29日)の主題歌でした。放送期間中は、この曲を日曜日を除く毎日聞いていた人は、多いと思います。しかし、放送が終わるとそのようなことはなくなり、これが影響して、第26週目(10月25日〜31日)に、トップ50から外れたのだと推測します。

[:image:w600]

この後、第33週目(12月20日〜26日)から第40週(2011年2月7日〜13日)までの8週に渡って、再び連続してトップ50に入りました。これに関しては、年末の賞レースなどのよるメディアへの露出が影響したのだろうと推測します。


朝ドラ関連曲が、放送終了に順位を落とすということは、去年放送された「あまちゃん」(2013年4月1日〜9月28日)の挿入歌である「潮風のメモリー」(2013年7月31日発売)も同様でした。初週(2013年7月29日〜8月4日)の2位からスタートしたこの曲が、連続してトップ50に入ったのは、第12週(10月14日〜20日)まででした。この後、トップ50に入ったのは、年末における1週(12月30日〜2014年1月5日)だけでした。紅白歌合戦において、「あまちゃん」のコーナーがあった効果だと推測します。マスコミによって、大きな報道があったことが、記憶にあります。


潮騒のメモリー」は12週連続でトップ50に入ったのですから、去年のヒット曲です。CDの売り上げも、「ありがとう」と同レベルです。オリコンの年間チャート(2013年)でも39位(売り上げ:161,554 枚)に入っています。なお、「ありがとう」は、2010年の年間チャートで33位(売り上げ:165,507枚)でした。


しかし、「潮騒のメモリー」は、「ありがとう」に較べると短期間のヒットでした。5月初めに発売された「ありがとう」は、半年間に渡ってヒットした後、年末から再び2ヶ月間ヒットしました。これに対して、7月末に発売された「潮騒のメモリー」のヒットは、3ヶ月間だけで終わりました。このことが、「ありがとう」が選抜高校野球の入場式行進曲となったのに対して、「潮騒のメモリー」がそうならなかった一因だと思います。発売日がもっと前ならば、違ってきたかもしれませんが、ドラマの事情ならば仕方がないことだと思います。

潮騒のメモリー」のメモリーのヒットは3ヶ月間であったことは、「有線」における週間順位の推移を見ても分かります。

この曲の順位の推移を、発売の時期が近い「恋するフォーチュンクッキー」の推移とともにグラフにしました。


−−以上−−