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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「ラブラドール・レトリバー」(AKB48)についての覚書と、「すべてのJ-POPはパクリである 現代ポップス論考」(マキタスポーツ)

AKB48の36枚目のシングルである「ラブラドール・レトリバー」(2014年5月21日発売)については、1点だけ気になるところがあります。ある部分に、既知感を感じるのです。具体的には、「ラブラドール 走って 波打ち際へ」というサビの部分のメロディーです。

この件についてネットで調べてみました。しかし、私が欲しかった情報は見つかりませんでした。もちろん、私の感覚が間違っている可能性があります。でも、この曲に興味をもった人が少なかったので、情報が得られなかった可能性もあると、私は思っています。何故ならば、この曲は、AKB48ファンとアンチを除くと、興味を持つ人が少ない曲だったからです。


そのAKB48ファンでも、第6回AKB選抜総選挙(開票:6月7日)の投票期間が終わると、急速に興味を失ったようです。CD売り上げは、投票締切日(6月6日)の前日には多かったのですが、締切日にはかなり落ちました。投票は15:00に締め切られたからです。そして、投票日以降の売り上げは、予想通りになりました。投票日がある第3週目の売り上げは39422枚だったのですが、第4週目になると4251枚に激減します。

この曲に対するマスコミの関心は、初週で終わりました。AKB48の曲としては、初週の売り上げにおいて2番目であることは、華々しく報道されました。しかし、2週目の売り上げに関心を持つ記者は、あまりいなかったようです。2週目までの売り上げ累計では、AKB48の曲としては3位であったことが、報道されなかったからです。マスコミとしては、他の曲と同様に、初週の売り上げについての定形の記事を書く以上の興味を持っていなかったのだと推測します。

それから、私がネットでかき集めたデータに基づくと、4週目の売り上げは、2010年以降の曲では最低でした。しかし、このことには、アンチでさえ興味を持っていないようです。なお、私が集めたデータ(公開不可)が間違っている可能性はあります。


AKB48ファンとアンチ以外が「ラブラドール・レトリバー」に関心を持つことになるのは、11月末になると思います。年末の賞レースが始まる時期であり、この曲が対象曲になる可能性が高いからです。この時期になって初めて、この曲に音楽としての興味が持たれることになると思います。

このブログ記事を書いたのは、この件を賞レースが始まる時期まで忘れないようにするためです。

この曲の代わりに、37枚目のシングルが賞レースの対象になる可能性は低いと、私は予想しています。まず、通常の特典がついているCDの売上が、AKB選抜総選挙の投票券付のCDの売り上げに優るとは思えません。また、「恋するフォーチュンクッキー」ほど、一般層に人気がでる曲だとも思えないからです。

恋するフォーチュンクッキー」は指原莉乃が初めてセンターを務める曲なので、プロデュースである秋元康のモティベーションは、高かったと思います。これに対して、37枚目のシングルについては、彼のモティベーションは高くないと思うので、一般層に人気が出る曲になる可能性は低いと考えます。これは、秋元康渡辺麻友に興味がないと考えているためではありません。この曲は、彼女が選抜総選挙によってセンターを獲得した曲なのですが、彼女がセンターを務めることは初めてではないからです。例えば、「ラブラドール・レトリバー」も、彼女のセンター曲です。彼の頑張りは、「鈴懸なんちゃら」のように、奇をてらったタイトルと付けることくらいに留まる可能性があります。


実は、「ラブラドール 走って 波打ち際へ」の件について探した時に、ある部分がパクリでないかという2chスレッドを見つけました。しかし、議論されている部分は違うところでした。なお、私はこの曲がパクリだとは思っていません。

すべてのJ-POPはパクリである (~現代ポップス論考) 面白かったことは、「マキタスポーツ呼んできた方がいいと思う。」いう書き込みがあったことです。その理由は、私は、彼が最近書いた「すべてのJ-POPはパクリである 現代ポップス論考」(扶養社、2014年1月30日発売)という本を途中まで読んでいたからです。この本の中で、彼は「パクリ」であるかどうかを判断するための基準を提案しています。

マキタスポーツ」とはスポーツ用品店の名前ではなく、タレントの名前です。私が彼を初めて知ったのは、テレビ東京のドラマ「みんな!エスパーだよ!」(2013.4-6)です。最近は、朝ドラ「花子とアン」に出演していますので、彼の顔を知っている人はかなりいるのではないかと思います。

マキタスポーツは、「作詞作曲ものまね」で業界では有名です。この本は、こちらの方の興味で書かれたものです。


私は、この本のはじめの方を、かなり楽しく読むことができました。タイトルに「パクリ」が入っているのは多くの人の関心を得るためであり、内容は音楽の類型論のようなものなので、興味深いです。

しかし、段々と読むことが厳しくなり、途中で読むことをヤメました。沢山の曲を言及して、議論をしているのですが、メロディーが思い浮かばない曲もあるからです。この本は、CD付きにした方が良かったのではないかと思います。なお、私よりも音楽に詳しい人の多くにとっては、最後まで楽しんで読める本なのだろうと思います。


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