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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

全体的に視聴率が低い2014年7月期のドラマ

HERO(フジテレビ、月21)の第5話の視聴率は18.7%でした。初回の視聴率の貯金(26.5%)がありますので、最終的な平均視聴率は20%くらいにはなると思います。前作と比較して、とやかく言う人がいますが、成功していると私は思っています。

しかしながら、今期(2014年7月)は、他のドラマの視聴率が押しなべて悪いです。最新回の視聴率が10%を超えたドラマは、この他のドラマでは、2作しかありません。「ST 赤と白の捜査ファイル」(日本テレビ、水22)の13.1%と、「昼顔 〜平日午後3時の恋人たち〜」(フジテレビ、木22)の12.0%です。

この他に、放送回の平均で10%を超えている番組が3作ありますが、これは、初回に貯金によるものです。具体的には、「ゼロの真実 〜監察医・松本真央〜」(木21、テレビ朝日)、「金田一少年の事件簿Neo」(土21、日本テレビ)、「おやじの背中」(日21、TBS)です。初回の貯金を活かして、全話平均の視聴率が10%をキープできるかについて、番組関係者は神経質になっていると思います。

特に、日曜劇場のドラマである「おやじの背中」は、初回の視聴率である15.3%だけが際立って高いです。同じ枠で放送された「官僚たちの夏」(2009年7月期)と同じパターンになる可能性があります。ちなみに、「官僚たちの夏」の初回視聴率は14.5%と高かったですが、全話平均の視聴率は9%強でした。

この2009年7月期は、ほとんどのドラマの視聴率が低かったです。「Audience Rating TV 」の以下のページには、全ドラマに渡る平均の視聴率(以下、全ドラマ平均視聴率)と思われる数値が記されています。この2009年7月期は、9.84%と低いです。これよりも全ドラマ平均視聴率を記録するのは、2012年7月期の9.17%を待たなくてはなりません。

(ネットニュースなどを調べてわからない視聴率は、このサイトの数値を参照しています。)

このページに記載されている2003年1月期からの全ドラマ平均視聴率では、去年までは2009年7月期の値(9.84%)が、ビリ2だったのですが、今年になって、2014年1月期(9.54%)が取り変わりました。2014年7月期は現時点でも9.43%ですから、余程のことがない限りは、2014年1月期を下回る可能性が高いです。もしかしたらば、2012年7月期の記録も下回る可能性もあります。

2012年7月期を振り返ると、一番の好視聴率は「GTO」(フジテレビ)でした。今期(2014年7月)放送されているぞの続編は、初回でも10%未満であり、過去2回の視聴率はいずれも6%台になっています(9.7%、7.1%、6.2%、6.4%)。

私は、ドラマの出来がよければ、視聴率は気にしない方なのですが、今期のように、ドラマ全体の視聴率が低いことには、(外出している人が多い)7月期のドラマの視聴率が低い傾向があるということ以上のものがあると思います。その中には、ドラマ業界の問題も含まれていると思います。特にフジテレビは、同じ続編でも、「HERO」が成功しているのに対して、「GTO」が失敗していることから、学習しなくてはならないことがあるように思います。


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