9月16日のお昼に、茨城県南部を震源とする最大震度5弱の地震(M5.6、深さ:約50km)がありました(2014年9月16日12時33分)。最大震度を観測したのは、埼玉、群馬、栃木の3県でした。気になった地震なので、メモをしておきます。
震源(北緯36.1度、東経139.9度)は、緯度と経度から推測すると、坂東市の中心部*1から北に6.5キロのところです。坂東市は、ざっくり言うと、つくば市(茨城県)の少し西側にあります。利根川の左岸にあり、対岸は野田市(千葉県)です。
この辺は、多くの県境が入り組んでいます。茨城県と埼玉県の境には、チーバ君(千葉県のキャラ)の鼻先が突っ込まれています。その鼻先が野田市に該当します。
この地震の特徴的なことは、最大震度(5弱)が、埼玉、群馬、栃木県で観測されていながら、震源がある茨城県では観測されていないことです。これには、震源が4県の県境が集まっている地点の近くにあることが関係していると思います。具体的には、4時の方向に約24キロ離れた地点にあります。
該当する4県を時計回りに記載すると、茨木、埼玉、群馬、栃木になります。上述のように、茨城県と埼玉県の間に千葉県が鼻を突っ込んでいるので、さらにややこしいです。
今回の地震によって、8月24日の地震を思い出しました(最大震度4、M4.3、深さ:約80km)。
この時の震源も、気象庁の区分では、茨城県南部でした。具体的には、千葉県の鼻先の近くにあり、今回の震源に近いです。
最大震度4を観測したのは埼玉県であり、震度3を観測した都県は、群馬、栃木、東京でした。そして、震源地がある茨城県における最大震度は2でした。茨城県のこの地域は、地盤が硬いのでしょうか?
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*1:市役所のある場所