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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

秋元康は、何故、AKB48に良曲が書けなくなったか? それにかかわらず、乃木坂46に書けるのは何故か? についての憶測

AKB48の一般層(ファン以外)への人気が、落ちているようです。これは、iTunesの売り上げ順位を頻繁に眺める人ならば、薄々は、気づいていたことだと思います。一応説明しておきますと、iTunesでは、曲を購入しても、オマケが付きません。このことから、ランキングを、一般人気を測るのに利用する人が、最近は増えてきました。

このことは、The Natsu Styleが各曲に対して算出しているデータ(累計指数)によって、明確に示されています。このデータによると、過去2年に発売されたシングル曲の累計指数は、「恋するフォーチュンクッキー」を除くならば、単調に減少しています。 もちろん、他の原因で減少している可能性はあります。


2つのことに関して述べます。

一つのことは、最近のAKB48シングル曲には、良曲が少なくなったという評価があることです。例外は、一般層にも大ヒットした「恋するフォーチュンクッキー」だけとされているようです。
しかし、曲をプロデュースしている秋元康の力が衰えたわけではないようです。コンサートなどにおいて、ユニット(限定されたメンバー)が歌う公演曲には、良曲があるようだからです。
また、AKB48と同様に彼がプロデュースしている乃木坂48のファンは、乃木坂46の曲には良曲が多いと考えているようです。私はファンではのないですが、「気づいたら片思い」(2014年4月2日発売)は、名曲だと思います。

もう一つは、紅白歌合戦に関することです。去年(2014年)の紅白には、AKB48と、全ての姉妹グループ(SKE48NMB48HKT48)が出演しました。私が知る2つの調査においては、一番評判が良かったのは、知名度が高いAKB48ではなく、一番下の姉妹グループであるHKT48でした (週刊文春のメルマガ読者における調査、 Yahoo!News意識調査)。


AKB48の人気が衰えてきた理由を考えながら、この2つのことに関して考察したことを、この記事の本題にします。


私が初めて聴いたAKB48の曲は、「スカート、ひらり」(2006年6月7日)でした。名曲だと思います。この時代と現在の違いは何でしょうか?簡単に気がつくことは、メンバーの年齢が高くなったことです。

「スカート、ひらり」の時には、AKB48の中心メンバーであった前田敦子高橋みなみは、中学生だったはずです。そして、小嶋陽菜は高校生だっと思います。

「心のブラカード」(2014年8月27日発売)の際には、高橋みなみは23歳、小嶋陽菜は26歳になっていました。前田敦子などのメンバーは、卒業しているので、新陳代謝が起こっています。とはいえ、選抜メンバー(全16人)における最年少は、高校2年の宮脇咲良HKT48)でした。その次は、高校3年の松井珠理奈SKE48)でした。


AKBファンには、メンバーの年齢は高くなったものの、大きく変わったという認識はないのだろうと推測します。衣装がミニスカートであることは、以前と同じです。現在は、中高生の制服とは少し違うようになっており、以前よりも高級感はあります。でも、基本的にその延長線上のイメージである衣装が多いです。同じような衣装を全員で着ている時には、制服を着ていると見なせると思います。

しかしながら、外部の視点からすると、却って、大きな変化が起きています。「スカート、ひらり」の時代には、AKB48のような女の子は、日本中にいました。でも、現在のAKB48のような女の子は、芸能界にしかいません(AKB48のことです)。

当初のAKB48のイメージは、どこでもいるような女の子達から、ほどほどに可愛いい女の子を集めているというものでした。小嶋陽菜ようなレベルの女の子も紛れていますが、グループには、一人くらいはそんな娘が紛れていることもあるという解釈だったと思います。

当初の衣装は、中高生の制服に似ていましたので、メンバーを中高生の集団に紛れ込ませんても、違和感はなかったと思います。着ているものは違いますが、他の学校に通っている友達が来ているのだろうと判断されたと思います。

また、多くのメンバーからなる集団であることに対しても、違和感を感じる人は少なかったと思います。女子中高生が集団行動することは、よくあることだからです。例えば、部活の仲間で一緒に帰宅することは、珍しくありません。


でも、現在のAKB48のような集団は、ほとんど見かけません。上に書きましたように、見ることがあるのは、芸能界だけです。
AKB48の選抜メンバーの大部分は、大学生や、若いOLに該当する年代です。制服がある大学はありますし、OLに制服を着させる会社はあります。しかし、制服のスカートと言っても、中高生のスカートとは部類が違う感じがします。

制服のスカートを短くしている中高生は多いです。彼女たちは、スカートが短いことがカワイク見せるためにプラスであると考えているようです。これに対して、OLは、体の線が綺麗に見えることの効果を知っています。

それから、社会人になると、学生時代ほど、集団行動することはありません。グループの人数は少なくなりますし、頻度も少ないと思います。


HKT48紅白歌合戦にトップバッターと登場した際に、中高生のような女の子が沢山出てきて、指原莉乃が先生のように引率しているみたいだと感じた人は、少なくないと思います。メンバーは、制服ではなく綺麗な衣装を着ていたのですが、晴れの舞台だからそうなのだろうというイメージで捉えた人もいると思います。

HKT48のステージがお遊戯レベルだと予想した人はいると思います。でも、実際には、予想をはるかに超えて良かったと感じた人が多かったのだろうと思います。それが、2つの調査における高評価につながったと思います。

SKE48/NMB48のステージの場合には、AKBが沢山出てきたという感じた人が多かったと推測します。芸能界は、紹介されるときに、お笑い芸人、歌手、俳優/女優などという職種が示される場合があります。AKB48グループのメンバーの場合には、「AKB」と紹介されることがあります。もはや、「AKB」は職種扱いなのです。

AKB48のステージの場合にも、同様に感じた人は多かったと思います。メンバーが示したプラカードのメッセージに、総監督が何とかとか、塩対応が何とかとか、理解ができないことが書かれているの見た時には、違う体制の女の子達のように感じた人もいると思います。


秋元康が曲を作る際のことを勝手に想像すると、現在のAKB48よりは、「スカート、ひらり」の頃のAKB48や、HKT48の方が、イメージが湧きやすいと思います。女子中高生の集団のことを思い浮かべればよいからです。意識しなくても、多くの人に受け入れやすい、一般性が高い曲になる可能性は高いです。

でも、AKB48と同様な集団は彼女たち自身しかいません。したがって、曲を作る際には、彼女たちを思い浮かべる可能性が高いです。多くの場合は、センターを担うメンバーのイメージで曲を作ると思います。結果として、一般性は少なくなります。例外は、指原莉乃だったと思います。彼女の特徴は、「普通」に見えることなので、一般性が高い曲が生まれたことは、当然の流れのように思います。


このように考えると、AKB48よりも、乃木坂46に良曲があることも分かりやすいと思います。乃木坂については、短大まで一貫したミッションスクールとイメージすると、曲が作りやすいと思います。乃木坂46の初期の曲においては、模索がされたと思います。でも、2013年以降の曲は、そのようなイメージで曲が作られているような気がします。

それから、もう一つプラスになっている可能性があることは、彼が乃木坂46のメンバーのことを、ほとんど知らないと思われることです(あくまでも、AKB48メンバーとの比較)。このことが、結果的に、一般性がある曲が作られることに、つながっているかもしれません。


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