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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

AKB48の公式MVの1日当たりの再生数は、「恋するフォーチュンクッキー」が突出して1位 (1日当たりの再生数の推移に関する議論を含む)

このブログでは、AKB48シングルの公式MV(full ver.)の再生回数について、ほぼ毎月1回、記事を書いています。その際には、前回に記録した再生数との差を基にして、一日当たりの再生数の平均値を算出しています。多くの場合、過去一ヶ月の平均です。

再生回数が2500万回以上であるMVにおける、一日あたりの再生回数(2015年1〜2月の平均)のトップ3を、以下の表に示します。表における公開日数は、2月28日における値です。

元データは以下の記事にあります。

順位      曲  発売日  MV公開日 公開日数   1日あたりの再生数   総再生数
1 恋するフォーチュンキッキー 2013年8月21日 2013年10月30日 486 85,781 68,971,523
2 ヘビーローテーション 2010年8月18日 2010年9月8日 1634   28,089         113,754,844
3 フライングゲット 2011年8月24日 2011年10月26日 1221 14,116 39,117,714

1位は、「恋するフォーチュンクッキー」であり、85,781回/日です。2位である「ヘビーローテーション」における値(28,089回/日)の三倍以上になっていますので、突出したトップであると見なせます。なお、3位は、「フライングゲット」であり、14,116回/日です。


恋するフォーチュンクッキー」のMVが、公開から1年半経った現在でも、1日当たり8万回以上も再生されている理由の一つは、2013年を代表する大ヒット曲になり、現在も頻繁に聴かれる定番的な曲になっていることです。例えば、最近に放送されたにNHKで放送された「震災から4年 明日へコンサート」(2015年3月9日、19:30〜20:45)でも、披露されました。

なお、定番の曲であることは、2位になっている「ヘビーローテーション」も同じです。

もう一つは、MV自体が優れていることです。何度も観たくなるようなMVなのです。このMVでは、曲のセンターを務める指原莉乃の第2の地元*1である福岡の街を、AKB48メンバーと多くのエキストラ(参加人数:4000人)が踊りながら、行進しています。

楽しんで踊っているあり方を観ると、観ている人にも楽しさを感じるようです。このため、1度だけではなく、何度も観る人が多いようです。これは、観光におけるリピータ−と同じです。このことが、1日当たりの再生数が減らないことにつながっています。


以下の部分の趣旨は二つあります。一つは、1日当たりの再生数の推移に関する議論です。そして、もう一つは、AKB48シングルの公式MV(full ver.)について、再生回数が2500万回以上という制限を付けない場合における、1日あたりの再生数のランキングを示すことです(後半部分)。

一般的に、一日あたりの再生回数は、公開した当初においては、極めて多いです。しばらくの間は、この状況がつづきます。その長さには、MVの公開方針が大きく影響します。

例として、AKB48との乃木坂46をあげます。この2系列を較べるならば、乃木坂46の方が該当する期間は長いです。これを根拠にして、AKB48の優位性を主張する人がいるようですが、間違いです。

乃木坂46の場合は、MVの公開は、シングルCDの発売前です。当然、公開日から発売日のあとまで、極めて再生数が多い状況が、長い期間に渡って続きます。これに対して、AKB48の場合は、次のCDの発売日まで待たなくてはなりません。余程のことがない場合には、この時点では、世間だけでなく、ファンの感心も薄れています。このため、極めて再生数が大きい期間は、短いです。場合によっては、ほぼ1日しか続かないこともあるかもしれません。また、この期間における1日当たりの再生数も、CD発売日の前に公開される場合に較べて、少ないと思います。


再生数が極めて多い期間が過ぎると、再生数は、「基本的に」減少していきます。「基本的に」としたわけは、揺らぎがあることと、曲が注目されることが起きた際の増加があるからです。

一つ目である揺らぎの中で、分かり易い例は、曜日による変化です。大部分の週において、土日における再生数は、平日よりも多いです。特に、日曜には再生数が多い傾向が強いです。このことから、MVの再生数の度合いを的確に知るためには、1週間の平均、または、1ヶ月間における平均を取ることが望ましいです。

もう一つである、曲が注目されることが起きた際の増加の実例は、実は、私は目撃はしていません。これは、iTunesレコチョクのランキングに起きていることからの推測です。

iTunes/レコチョクでは、テレビ番組における披露や、連続ドラマの主題歌への採用によって、曲の順位が上がります。前者の影響は、ほとんどの場合において、長くても数日間です。これに対して後者は、長期間続くことが、それほど稀ではありません。


恋するフォーチュンクッキー」(2014年8月21日公開)の1日当たり再生数(ほぼ一ヶ月平均)は、公開(2013年10月30日)がされてから、約1年の間は、単調に減少しました。しかし、その後は、減少が少なくなりました。結果的に、今までは埋没していた揺らきが、見えるようになってきました。

2014年2月から10月までに渡る、1日当たりの再生数の推移を示した図を貼ります。2014年9月までは、単調に減少していることが分かります。この曲とは違って、「ポニーテールとシュシュ」の場合には、揺らぎが起きています。


上の方で予告したように、一週間に渡る、毎日の再生数の推移の例を示します。これは、以下のページを観測した結果です(3月6日〜12日)。このページでは、AKB48グループのMVの1日当たりの再生数を、多い順にランキングにしています。

観測の当初は、トップ5について、毎日の順位と再生数を記録しました。2日目までは、トップ5の面子は同じでした。しかし、3日目において、他の曲がトップ5に入りましたので、以降はトップ6までを記録することにしました。

以下の表には、トップ6の曲を、最終日(3/12)の順位に従って記載しています。各曲について、7日間の順位の推移を記載しました。再生数については、7日間の平均と、最終日における再生数を、記載しました。なお、7日間平均の記載は、最初の2日におけるトップ5曲のみです。

発売日 公開日 公開日数 順位 再生回数
3/6時点 3/6 3/7 3/8 3/9 3/10 3/11 3/12 平均 3/12
恋するフォーチュンクッキー 2013年8月21日 2013年10月30日 492 1 1 1 1 1 1 1 84,747 75,011
ヘビーローテーション 2010年8月18日 2010年9月8日 1640 2 2 2 2 2 2 2 31,013 25,977
希望的リフレイン 2014年11月26日 2015年3月4日 2 3 3 3 3 3 3 3 22,865 17,990
心のプラカード 2014年8月23日 2014年12月2日 94 4 5 5 5 4 4 4 16,737 14,005
ラブラドール・レトリバー 2014年5月21日 2014年8月27日 191 - - 4 4 5 5 5 13,769
フライングゲット 2011年8月24日 2011年10月27日 1226 5 4 6 6 6 6 6 15,888 13,184


1位から3位までは、7日間に渡って順位が変わりませんでした。これに対して、4位以下の3曲は、順位が変動しています。

1位から3位の3曲は、「恋するフォーチュンクッキー」、「ヘビーローテーション」、「希望的リフレイン」の順でした。7日間の平均値は、それぞれ、84,747回/日、31,013回/日、22,865回/日です。1位と2位は、冒頭で示した2500万回以上のMVに限定した順位(1-2月)と同じです。

恋するフォーチュンクッキー」の値は、1-2月の平均値とほぼ同じです。これに対して、「ヘビーローテーション」の値は、1割多いです。とはいえ、「恋するフォーチュンクッキー」が「ヘビーローテーション」を大きく上回っていることには、変わりありません。


トップ6には、2013年以前に発売(MV公開)された定番曲と、最近にMV公開された曲(公開日数:200日未満)が半分ずつ含まれています。前者の2曲が、1位と2位、後者の中で公開日数が1番少ない曲が3位になっています。

定番曲である「フライングゲット」は、この1週間においては、観測初日の2日前に公開された「希望的リフレイン」を一度も上回ることはありませんでした。しかし、やがて上回る日が訪れ、その頻度は段々と増えてくると推測します。最終的には、「希望的リフレイン」を含む、最近に公開された3曲を上回ることが、定常状態になると推測します。


この例からは、毎日の再生回数に関して、容易に推測されることが、確認されました。1位から3位までのように、再生回数に大きな差がある場合には、その順位が、少くても、しばらくの間は、定常状態になります。これに対して、4位から6位までのように、再生回数の差が少ない場合は、頻繁に変動する可能性があります。

しかしながら、再生回数の差が大きいものと小さいものを、完璧に分別することはできません。できることは、定常状態となる可能性の大きさの推測です。

また、しばらくは、定常状態であっても、それが長く続くとは限りません。それを推測するときには、公開日数も加味しなくてはなりません。例えば、「希望的リフレイン」は、現時点では公開日数が極めて少ないので、しばらくは3位が定位置だと思います。でも、この状況が、100日続くとは思えません。

これは、この曲の前にMVが公開された「心のプラカード」についての推測の結果です。「心のプラカード」は、「希望的リフレイン」が公開された結果、これより下になる4位以下になっています。そして、「心のプラカード」が4位をキープしていないことから、「希望的リフレイン」のMVが公開される直前には、3位をキープしていなかったと推測されます。


このデータを解析して確実に分かったことは、このページにおける情報は役に立つということです。目的に合わせて利用するならば、有益なページだと思います。


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*1:故郷は大分県ですが、彼女が所属して、劇場支配人をつとめるHKT48の本拠地が福岡市です。