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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「1万人が選んだ甲子園応援歌」(於 「クイズドレミファドン!」[2015年3月24日] )

「1万人が選んだ甲子園応援歌」が、「クイズドレミファドン!」(フジテレビ)において、発表されました(2015年3月24日、19:00 - 21:54)。

「クイズドレミファドン!」は、以前は毎週放送されていたのですが、現在は、年2回くらい放送されてるようです。なお、今回の番組タイトルは、「クイズドレミファドン!〜1万人が選んだ この春に聴きたい最強ヒット曲ベスト300!〜」でした。


「1万人が選んだ甲子園応援歌」が発表されたコーナーも、クイズの形式としては、通常の「クイズドレミファドン!」と同じでした。イントロから流された曲の名前を、一番速く正解した出演者には、ポイントが与えられます。このコーナーでは、トップ10の曲が、10位から1位まで順に、クイズの問題になりました。

しかし、通常と違うことがの2つありました。一つ目は、高校野球(甲子園)の試合における応援と同じように、吹奏楽部が演奏し、チアガールが踊ることです。それぞれを担当したのは、堀越学園吹奏楽部と、タンス部でした。

このことをMCである中山秀征から説明された時には、回答者たちは、特別な関心を示しませんでした。中山秀征は、元野球選手である石井一久に話を振ったのですが、やる気を感じされる応答ではありませんでした。これには、石井一久が甲子園には行っていないことが関係しているようです。

ところが、二つ目のことが判明すると、回答者のやる気が激増しました。これは、10位の曲である「紅」(X[後に、X-Japan])を浦田直也(AAA)が正解した後に、フルの演奏がされた時に起きました。

まず、演奏の途中において、「浦田!」というコールがありました。そして、決定的な効果をもたらしたのは、曲の最期に行われた、「行け、行け行け、行け行け、浦田。力の限り、Go、Go、Go」という応援のコールです。


浦田直也が喜んだのは、もちろんです。それだけでなく、他の回答者の気持ちも高まったようです。石井一久は、「僕、こんな応援してもらったことないですよ。」と話して、やる気を見せました。千原ジュニアも「応援されたいねぇ!」と言葉にしています。

意外だったのは、野球をすることが稀であると思われる女性回答者にも、大きな影響を与えたことです、9位であった「恋するフォーチュンクッキー」を正解した鬼奴も、「Go,Go,鬼奴。」「かっとばせー、鬼奴」というコールをされると、「球場で聞きたい。」と大喜びでした。


既に紹介した9-10位の曲も含めて、トップ10の曲を表にします(正解者についても記載)。

順位 アーティストなど 発売日など 正解者
ルパン三世のテーマ ピートマック・ジュニア 1977 ユージ
狙い打ち 山本リンダ 1973 かずこ(森三中)
サウスポー ピンクレディー 1978 松本伊代
夏祭り JITTERIN'JINN 1990 鬼奴
ロッキーのテーマ ビル・コンティ 1976 千原ジュニア
情熱大陸 葉加瀬太郎 1998 石井一久
さくらん 大塚愛 2003 鬼奴
あまちゃんのテーマ スペシャル・ビッグバンド 2013 マギー
恋するフォーチュンクッキー AKB48 2013 鬼奴
10 X 1989 浦田直也(AAA)

野球と関連がある曲は、どんなに広く解釈しても、3曲だけだと思います。野球に直接に関するものは、「サウスポー」[3位]です。野球を連想される曲としては、「狙い打ち」[2位]も該当します。スポーツ全体に広めても、「ロッキーのテーマ」[5位]が加わるだけです。

女性アーティストによる曲は、5曲あります。上記に該当する2曲(「サウスポー」、「狙い撃ち」)を除くと、「夏祭り」(JITTERIN'JINN)[4位]、「さくらんぼ」(大塚愛)[7位]と、「恋するフォーチュンクッキー」(AKB48)[9位]です。

恋するフォーチュンクッキー」は、上手く行っていない時でも、前向きに頑張ればフォーチュン(幸運)が訪れるといる趣旨の曲です。この曲を、人生の応援歌のように見なしている人はかなりいます。したがって、応援の際に使うことは的外れではありません。でも、「夏祭り」、「さくらんぼ」の方は、応援と結びつけることは難しいです。

応援のためにスタンドで演奏される際には、歌われるわけではありません。野球に関係する曲が少ないこともあって、歌詞の趣旨は問わずに、よく知られているノリの良い曲が選ばれるのだろうと推測します。1位になった「ルパン三世のテーマ」については、特にこれに該当すると思います。


8位と9位に、「あまちゃんのテーマ 」と「恋するフォーチュンクッキー」が続いたことは、私にとっては面白かったです。「恋するフォーチュンクッキー」は、去年(2014年)の選抜高校野球大会(2014年3月21日〜4月2日)における、開会式入場行進曲でした。

恋するフォーチュンクッキー」が選ばれた時には、相応しくないという批判がありました。そして、相応しい曲だという意見が多かった曲が、「あまちゃんのテーマ 」でした。しかし、この曲は、選考対象に入っていません。選考対象になるのは、前年の流行曲(歌付き)だからです。

批判があった際に、「恋するフォーチュンクッキー」が相応しくないという意見を、Twitterにおいて探してみました。主なものは、野球に関係ないことと、女性アーティストによる曲であること、吹奏楽に向いていないことでした。前の二つを理由する批判が妥当でなかったことは、「1万人が選んだ甲子園応援歌」の9位に入っていることが、証明してしているように思います。三番目の批判については、番組において演奏を聴いた人の多くは、妥当でない批判でなかったと見なすと推測します。

この曲は、以前に書いた記事によると、windscoreという最新ポップスの吹奏楽譜出版社が提供している週間ランキング(2013年12月16日〜22日)においてトップになっていました。この会社は、この10曲など多くの曲の吹奏楽版を、Youtubeにおいて公開しています。吹奏楽には合わないと理由で批判した人の中には、このような動画があることを探しもしなかった人がいると推測します。


――以上――