はてなDiaryから移行してみました。
記事一覧

人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

私としては気に入っている「天使と悪魔 未解決事件匿名交渉課」と、深夜ドラマの主演に向いている剛力彩芽 (今期の低視聴率ドラマについての記載を含む)。

視聴率は何のためにあるかというと、鬱積を晴らしたい人に、その機会を与えるためではありません。彼らの一部は低視聴率の連ドラをdisることによって、喜びを感じるようですが、本来の目的以外に、活用されているに過ぎません。

しかしながら、視聴率が低い連ドラでも、視聴率推移を並べてみることによって、面白そうなドラマを発見することにつながることがあります。今回は、私にとって該当したドラマとして、「天使と悪魔 未解決事件匿名交渉課」(テレビ朝日、金23:15-)を記します。この他、このドラマおいて主演している、剛力彩芽についての評価も記載します。


低視聴率ドラマにおける視聴率の推移を観るために、役に立つサイトとして、「Audience Rating TV」があります。このサイトでは、平均視聴率(サイトによる定義)を含む幾つかの観点において、ドラマを並べ替えることができるからです。

なお、必ずしも速報性に優れているわけありませんので、ほかの視聴率サイトやtwitter情報との使い分けを、私は行っています。


今期(2015年4-6月)の連ドラにおいて、視聴率におけるワースト5を表にします。記載した平均視聴率は、こちらで算出した単純平均視聴率です。

表では、ドラマを水色とオレンジ色に色分けしています。前者は、視聴率が見込める21時始まりと、22時始まりのドラマです。後者は、23時以降に始まる、それほど視聴率が期待ができないドラマです(いわゆる、深夜ドラマ)。

もう少し詳しく、いいかげんに説明すると…、21or22時始まりのドラマの視聴者の中には、ドラマ愛好家以外に、暇つぶしに観る人がかなり含まれていると思います。これに対して、深夜ドラマでは、ドラマ愛好家以外が観る割合は少ないと思います。また、録画してみる人の割合が多いので、観ていることが視聴率に反映されにくいです。このようなことがありますので、両者は、違うカテゴリーとして評価する必要があります。


このことを考慮すると、普通の意味において、視聴率に一番苦しんでいるドラマは、「戦う!書店ガール」(火22、フジテレビ系)となります。これに、「ヤメゴク 〜ヤクザやめて頂きます〜」(木21、TBS)が続きます。

「ヤメゴク 〜ヤクザやめて頂きます〜」の視聴率が芳しくない要因には、ドラマの題材があると思います。暴力団の組員を足抜けさせる警察の部署が舞台であるために、興味の対象外だと見なした人がいるということです。これに対して、「戦う!書店ガール」の題材には、少なくても、嫌悪感をいだく人はあまりいないと思います。したがって、低視聴率は、そのままドラマの評価だと見なしてよいと思います。

私が気になったのは、表において、この2つのドラマの間に位置する深夜ドラマ「天使と悪魔 未解決事件匿名交渉課」です。視聴率は、初回(6.4%)におけるご祝儀がなくなったあとの第2話では、5.5%に減りました。しかし、それ以降は、6.3%、6.6%と増えています。この推移は、良いドラマにおける代表的な視聴率推移です。

そこで、このドラマの第4話と第5話を観てみました。参考のために記載しますと、放送されてから1週間の間は、見逃し配信を利用できます(現在は第5話が配信中)。


「天使と悪魔 未解決事件匿名交渉課」の舞台は、警視庁における特殊な部署であり、主演は剛力彩芽です。彼女については、あるドラマに関して批判的に書いたことがあるので、特に記載をすることにします。

剛力彩芽は、ある時期、所属するオスカープロモーションにより、ゴリ押しされており、これに嫌悪感を感じる人がかなりいたようです。オスカーとしては、武井咲の次に、プッシュしたいタレントだったのだと思います。

オスカーの名誉のために記載するならば、このようなゴリ押しは、オスカーだけではありません。例えば、かつては、ホリプロ石原さとみ をゴリ押ししていました。「WATER BOYS2」(2004年7-9月)では、ヒロインを演じたことになっていますが、私には主人公のように見えました(先ほど調べるまで、主人公だと思い込んでいました。)。「H2〜君といた日々」(2005年1-3月、TBS)において演じた古賀春華は、原作とは違いドラマでは、ヒロインになっています。

この時期における剛力彩芽への反発は、武井咲への反発よりも強かったです。簡単に言うと、武井咲ほど美貌の持ち主ではないからです。ゴールデンタイムにおける女性が主人公であるドラマでは、美人が主人公を務めることが一般的だからです。これは、美貌の出演者を観たいという要望を持つ視聴者が少なからずいることに、対応するためのようです。

これに対して、ドラマ愛好家が見る割合が多く、視聴率に対する要求が少ない深夜ドラマには、そのような制約がないものが多いです。このため、現実世界にいるような等身大のヒロインを描くことができます。結果として、かえって良質なドラマが多いように感じます。しかし、名が知れている女優で、このような役に向いている人は、案外に少ないです。

この意味で、剛力彩芽は、深夜ドラマの主演に向いていると私は思います。第一印象は可愛くないものの、ドラマを観ているうちに愛着が湧いてきて、可愛く見えてくるタイプだからです。


「天使と悪魔 未解決事件匿名交渉課」において剛力彩芽が演じる蒔田ヒカリは、捜査において頑張ろうという意欲を持っていました。彼女が刑事になったことには、警察官であった父親に敬意を持っていたことが関係しています。しかし、何故か「未解決事件資料室」に左遷されてしまいます。それだけではなく、彼にもふられてしまいます。正確に言えば、実は妻子があった彼が、妻に気づかれて、別れを切り出します。少なくても、武井咲よりは、彼女に向いている役です。

「未解決事件資料室」における蒔田ヒカリの役割は、文字通り、資料整理でした。しかし、部署に弁護士である茶島龍之介(渡部篤郎)が配属され、部署が「警視庁未解決事件匿名交渉課」に代わると、役割が変わります。捜査が本職でない彼を補佐する形で、捜査に加わることができるようになるのです。

茶島龍之介は、「司法取引」を最終的な切り札に使って、捜査を行います。彼は、最初のうちは、蒔田ヒカリにおける、人を信じる真っ直ぐな価値観を、ドン臭いように感じます。しかし、そのことが捜査に役に立つことがあることを、段々と理解してくようです。蒔田ヒカリも、最初は茶島龍之介における、相手のことを考えないあり方に反発するのですが、少しずつ慣れていくようです。

なお、「司法取引」については、現時点では認められていないようです。ドラマにおいては、これを検証するための部署として、「未解決事件匿名交渉課」が位置づけられています。


このドラマを同様に刑事が主人公である「ヤメゴク 〜ヤクザやめて頂きます〜」と比較します。「ヤメゴク(略)」については、ドラマとしては評価しています。しかし、人間として良いのかという“どよ〜ん”とするものを感じます。なお、これは製作者である堤幸彦が意図的に作り出しているものなので、彼のファンにとっては、心地良いものなのかもしれません。

これに対して、「天使と悪魔 未解決事件匿名交渉課」においては、蒔田ヒカリのあり方がもたらす清涼感が、私にとっては、心地よいです。なお、これはあくまでも私の感想です。


上にも書きましたように、私は第4話と第5話を観ました。第4話では、蒔田ヒカリの人を信じるあり方が捜査に役立ち、第5話は逆に、茶島龍之介の人を疑うあり方が捜査に役立ちました。そして、予告によると第6話では、裏があると疑うという展開のようです。


ーー以上ーー