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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

『AKB48総選挙公式ガイドブック2015』における8つの順位予想の解釈、そして、評価

AKB48総選挙公式ガイドブック2015』(講談社 MOOK)が、5月13日発売に発売されました。期待をしていなかったのですが、見てみると意外に良かったです。何よりも良いのは、写真がきれいなことです。


しかし、3ページに記載されている「本誌取材班の独断予想」(トップ16)には、いかがなものかと思う人が多かったようです。

去年のAKB48選抜総選挙においてトップ16に入ったのにもかかわらず、トップ16に予想されなかった宮澤佐江(去年:12位)と柴田阿弥(去年:15位)のファンは、当然、面白くはないと思います。去年のトップ16の4人が、今回は参加しないのにもかかわらず、この予想だからです(関連することが、この記事の最後に記載)。

実は、この順位は他のことにも影響しています。この順位によって、10ページから始まるメンバーのピックアップページの枚数が違うからです。1−8位には3ページ、9-16位に2ページ、次点の4人には2ページが割かれています。

宮澤佐江は次点に入っています(他は、兒玉遥白間美瑠北原里英)。柴田阿弥は、これには漏れていますが、実力派メンバー(全37人)として紹介されています。しかし、割り振られているページは、1ページ以下です。


「本誌取材班の独断予想」には、AKB48グループの運営の意向が強く反映されているというのが、大方の見方です。1位から3位までは、高橋みなみ渡辺麻友指原莉乃の順です。去年は9位で会った高橋みなみが1位に予想されていることから、運営には彼女を1位にしたいという意向があると、解釈する人が少なくありません。

このガイドブックには、著名人7人のよる予想(トップ16)も掲載されています。7人の著名人とは、具体的には、小林よしのり中森明夫宇野常寛濱野智史岩本輝雄、三谷武、青木るえか です(以下、敬称略)。

この記事では、「本誌取材班の独断予想」を含めた8つの予想の解釈と、予想の評価をします。以下、実際には人間でない「本誌取材班」を含めて、8人と呼ぶことにします。


以下に掲載する表には、2つの部分があります。2-4行目は、予想に対する評価、5-20行には、各予想において1-16位に予想されたメンバーが記載されています。

メンバーは、何人によってトップ16に予想されているかによって、色分けされています。4人以上によって予想されているメンバーに色が付けました。

ピンクは、8人全員がトップ16に予想しているメンバーです。渡辺麻友指原莉乃柏木由紀宮脇咲良が該当します。

ベージュは、7人がトップ16に予想しているメンバーです(山本彩松井珠理奈渡辺美優紀兒玉遥)。山本彩松井珠理奈は、青木るえか以外は、トップ16に予想しています。後で記載しますが、彼女の予想に対する総合評価(後述)は、8人の中において最下位です。このため、全員に予想されていると同等だと見なしても、支障がないと思います。

その他の色については、表の右側に記載してある凡例をご参照ください。


各予想の1位から3位を眺めると、総合的には、1位は、指原莉乃渡辺麻友のどちらかだと思います。両者は拮抗しているので、順位情報だけでは、優劣をつけることが難しいです。

でも、順位予想についての各人による説明を読むと、指原莉乃の評価が上回っているような感触があります。例えば、濱野智史は2位にした指原莉乃について、あえて(1位でなく)2位にするとしているからです。

3位については、8人全ての評価を参考にすると、山本彩が1番手、高橋みなみが2番手であるように見えます。しかし、予想に対する総合評価(後述)が高い4人(中森明夫宇野常寛濱野智史、三谷武)の評価だけに基づいて判断するならば、柏木由紀が1番手ようにも見えます。


予想に対する総合評価は、評価1と評価2を足しあわせた総合得点によって、「◎or○」、「△」、「X」の3段階に評価する予定でした。「◎or○」は、選抜総選挙の順位が確定した際に、著しく成績が良い予想を「◎」付けるという意味です。したがって、最低でも「○」です。

一応書いておきますが、私が「X」を付けたとしても、マイナスが生じる可能性は、ゼロに近いです。評価対象者と関係者の方の中には、ご不快に感じられる人もいらっしゃるかもしれませんが、ご容赦ください。


評価1は、4人以上に予想されているメンバーを、予想している数です。評価1が一番良いのは、「14」である4人(中森明夫宇野常寛濱野智史、三谷武)です。最下位は、上で触れた青木るえかであり、「6」です。

評価2は、去年の選抜メンバーであり、今年、出馬した12人を、予想した人数です。「16」である必要はありません。しかし、この12人をとりあえずトップ16に入れた予想をたたき台にすることが、順位予想における常道だとなのだろうと思います。

評価2が「12」であるのは、中森明夫宇野常寛濱野智史であり、三谷武は「11」です。三谷武は、12人を選抜の候補としたあとに検討した結果、柴田阿弥を外したのだと推測します。

最下位は、評価1と同様に、青木るえかです。このように、評価1と評価2は、相関度が極めて高いです(相関係数:0.946)。


総合評価は、当初は、「◎or○」を総合得点が25〜26である4人、「△」を18〜20である2人、「X」(バツ)を10〜14である2人にすることにしました。しかし、検討の結果、「X」を「XX」と2分することにしました(理由は後述)。

「◎or○」に該当する4人は、中森明夫(26)、宇野常寛(26)、濱野智史(26)、三谷武(25)です(括弧の中は総合得点)。これについては、説明を加える必要はないと思います。


「△」に該当する2人は、取材班(20)と岩本輝雄(18)です。取材班の総合得点は、上述の4人よりも6ポイント低いのですが、AKB48グループ運営の意向を反映せざるを得ないある立場であるならば、仕方がないと思います。岩本輝雄は、取材班よりも更に2ポイント低くいのですが、予想をするのが今年が初めてですから、経験を積んでいただいたことで、良しにしたいと思います。

「X」には、小林よしのり、が該当します。彼の予想には、彼の願望がかなり含まれています。結果として、彼が気に入ったメンバーが、かなり占めています。それがある程度に収まるのならば、参考にすることができるのですが、その域を超えているように思います。メンバーの好みの傾向が、彼と似ている人にとっては、エンタメとして楽しめると思います。しかし、その他に人にとっては、必要であればスルーするという対処がありだと思います。

「XX」には青木るえか、が該当します。「X」でなく、「XX」とした理由は、HKT48のメンバーを13人もトップ16に入れたからです。彼女の順位予想も、必要に応じてスルーすることをお勧めします。

なお、私は、彼女の論評を幾つか読んだことがあり、論理的な思考もされる方だと思っています。「HKT48ヲタ視線」ではない予想も可能な人だと思いますので、それがどうなるかに興味があります。


表の下には、各順位予想について、去年のトップ16であったのにもかかわらず、ランクインさせていないメンバーを記しました。「◎or○」未満の評価となった4人は共通して、宮澤佐江柴田阿弥トップ16に予想していません。

この記事の最初では、この2人が「取材班の独断予想」においてランクインしていないことに、ファンが不満なのではないかと書きました。しかし、このことは、評価が低い4つの予想においては、共通認識であることが分かりました。


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