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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

AKB48選抜総選挙2015(2015年6月6日)の32人枠では、HKT48が躍進しているように見えること。

AKB48選抜総選挙2015の開票(2015年6月6日)から少し経ちました。


まず、結果の概要を記載します。1位から3位は、指原莉乃柏木由紀渡辺麻友でした。

指原莉乃は、1年ぶりにトップに返り咲きました。順位予想をデータに基づいて、真面目にした人の過半数は、彼女を1位に予想していたように見えました。このことから、順当な結果だったと思います。

しかし、世の中に出回っていた予想を観ている人は、違う印象を持っていたかもしれません。願望を込めて予想する著名人や、エンタメ的に面白い予想をすることが本分だと考える記者や、脚色をして報道することが存在意義だと考える雑誌が存在するためです。

新規に選抜枠(16人)に入ったメンバーは、松村香織(13位)、高柳明日香(14位)、武藤十夢(16位)でした。選抜に復帰したのは、北原里英(11位)と渡辺美優紀(12位)でした。そして、選抜から外れたメンバーは、須田亜香里です。北原里英の2年ぶりの復帰には、新設されるNGT48のキャプテンになったことが、大きく影響していると思います。


発表があった80位まで得票を、所属グループ別に集計してみます。AKB48は997062票、SKE48(含む宮澤佐江)は757973票、NMB48は361809票、HKT48は557023票でした(NGT48は記載せず)。

グループの発足が早いことによる先行者利益と、グループの規模を考慮すると、SKE48HKT48に対する票が多く、AKB48NMB48に対する票が少ないです。AKB48の場合には、AKB48名義のCDに投票権が入っているという有利さがあるので、なおさらです。

グループ別の人数は、AKB48は23人、SKE48は27人、NMB48は14人、HKT48は15人でした。この結果を、政治の選挙になぞられて、各党の議席数のようの報道するマスコミがかなりありました。この意味ではSKE48が第1党です。しかしながら、この議席数はそれほどの意味はありません。


AKB48選抜総選挙で重要なことは、選抜(16人枠)にメンバーを送り込むことです。特に重要な事は、選抜の上位に送り込むことです。今後のことを考えれば、次に選抜を狙えるアンダーガールズ枠(17位〜32位)に入ることも、重要です。

さらに説明を加えるならば、入ることだけが重要ではありません。効果なことは、若い年代(例:20歳未満)において入ることだからです。34位以内に入った20歳未満のメンバーを以下に示します。

例えば、去年、選抜に新たに入ったメンバーは、宮脇咲良(11位)と柴田阿弥(15位)でした。2人の内で抜擢されたのは、宮脇咲良でした。彼女は、選抜の常連になり、「希望的リフレイン」ではダブルセンターの一人を務めました。決め手となったのは、当時16歳であり、フレッシュ感があったことだと思います。

これに対して、柴田阿弥はそれほどは重用されませんでした。これは、一昨年に選抜入りし、去年も選抜に入った須田亜香里と同じです。この2人の共通点として、SKE48メンバーであることに着目することは、妥当でないように思います。着目すべきところは、AKB48グループの感覚では若くないことです。2人は、選抜に辿り着いた時には、21歳になっていました。


以下の表は、枠を16、32、48、64、80人とした際における、各グループのメンバー数です。20歳未満のメンバー数は、括弧の中に示します(年齢は2015年6月9日時点)。

グループ 16人枠 32人枠 48人枠 64人枠 80人枠
AKB48 6(0) 13(5) 16(5) 18(10) 23(13)
SKE48 5(1) 10(3) 16(8) 20(9) 27(13)
HKT48 2(1) 6(5) 12(9) 13(10) 15(12)
NMB48 2(0) 2(0) 6(2) 13(6) 14(7)

これを観るならば、32人枠までは、AKB48SKE48を上回っていることが分かります(13人vs10人)。48人枠で同数(16人)になり、64人枠において、ようやくSKE48が上回ります(18人vs20人)。つまり、SKE48は、下位の当選者が多いのです。

20歳未満に限定した場合でも、SKE48は、上位においてはそれほどは芳しくはありません。32人枠では、AKB48が5人いるのに対して、SKE48は3人に留まっています。また、HKT48の5人にも及んでいません。なお、NMB48は一人も入っていません。

SKE48において該当する3人は、ベテラン感のある松井珠理奈(5位)の他は、谷真理佳(23位)と古畑奈和(24位)です。

谷真理佳は去年の大組閣においてHKT48から移籍したメンバーです。そして、AKB48の5人に含まれる木崎ゆりあは、SKE48から移籍をしていますから、SKE48としてはプラマイゼロと見なせると思います(AKB48の他のメンバーは、高橋朱里小嶋真子加藤玲奈岡田奈々です。)。

このため、SKE48プロパーな新星は、古畑奈和だけです。しかしながら、その彼女も18歳になっています。

HKT48において該当する5人は、宮脇咲良(7位)、兒玉遥(17位)、朝長美桜(21位)、渕上舞(31位)、田島芽瑠(32位)です。全員、古畑奈和と同い年、または、彼女よりも若いです。

宮脇咲良は、来年に1位を目指すことができる位置に付けた、5位から7人の3人(松井珠理奈山本彩(6位)[21歳]、宮脇咲良)の中で、最年少であり、フレッシュ感も優っています。

5人の中で、最年少は田島芽瑠[15歳]です。彼女は、中学生であった去年は、ネクストガールズである38位に留まりました。しかし、高校生になった今年は、アンダーガールズに入ってきました。なお、彼女以外の15歳以下のメンバーで、80人枠に入ったのは、同じく15歳である大和田南那(75位)だけです。

これらのことから、SKE48HKT48を比べるならば、勢いがあるのは、HKT48であるように私には見えます。


NMB48における20歳未満は、他のグループに比べると壊滅的です。一番上位であるのは、34位となった白間美瑠[17歳]だからです。彼女は、NMB48全体でも、山本彩渡辺美優紀(12位)[21歳]に次いで3番手になっています。つまり、NMB48は14人が80人枠に入りましたが、そのうち11人は34位未満であったということになります。

HKT48全体で32人枠に入ったのは、去年の5人から6人に増えました。選抜枠に入った指原莉乃宮脇咲良は、それぞれ、順位を上げました(2位->1位、11位->7位)。3番手である兒玉遥は、今一歩である17位まで上がりました(去年:21位)。

HKT48NMB48を80人枠に人数で数えると、それぞれ、15人と、14人あるので、同レベルであると見なした人もいると思います。しかしながら、データを詳しく観るならば、勢いに著しい差があることが分かります。


ーー以上ーー