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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

台風15号(2015年)についてのメモ

九州に上陸して、西日本に大きな被害をもたらした台風15号は、本日(2015年8月26日)の6時に、隠岐の北方(北緯38度、東経133度)で温帯低気圧に変わりました。記録的台風でしたので、メモに残します。

台風15号の特徴は、大きなな勢力を持っていたことと、離れた地域にも大雨をもたらしたということです。

降水量が特に多かったは、九州から離れている紀伊半島の東側です。私が住んでいる関東南部では、今日になって台風関連の雨でぐずついています。


勢力は、気象庁の観点によれば、九州上陸時には955hP、九州を去る時には965hPだったと思います。上陸地点は、熊本県荒尾市(25日6時過ぎ)であり、離脱地点は、北九州市(9時から10時の間)だと推測されます。

荒尾市は、熊本県の北部にあり、九州の内海である有明海の北東に面します。九州を南北に2分するのならば、北部に該当すると思います。上陸した地点が、九州北部であることに違和感を感じる人もいると思います。

このようなことになったのは、台風が枕崎(鹿児島県)の西60キロの沖を通過した後、九州の西岸を北上したからです。有明海の前は、同じく内海である八代海を通過していますので、私の観点では、八代海に入った時点、または、枕崎沖を通過した時点において、九州本土に到達しています。

勢力は、枕崎沖を通過した時点(2時)では940hP、八代海の入り口にある阿久根市鹿児島県)を通過した時点(午前4時)では、945hPでした。したがって、かなり高い勢力(940hP or 945hP)において九州に到達し、高い勢力(965hP)のままで九州を離れたことになります。

国土交通省 防災情報提供センター」が提供している「九州地方レーダ雨量(履歴) 」(http://www.jma.go.jp/jp/contents/から辿りつける)からのキャプチャー(2015年8月25日2時、3時、4時)を張っておきます。この図では、陸地は白、海は青で塗られているので、台風の目から白が見える場合は、目の一部が陸地にあることを意味しています。

これだけでは、九州に詳しくない人は、どこに台風の目があるかが分からないと思いますので、雨がほとんど降っていない時点(2015年8月26日18時09分)の図も掲載します



72時間降水量(2015年8月26日17時40分現在)のトップは、「宮川」(三重県大台町久豆)であり、680.5mmでした。2位から5位も紀伊半島の東側の観測点(尾鷲、下北山、粥見、御浜)であり、3位である下北山(奈良県)以外は、三重県です。この他、10位に入った上北山(奈良県)も紀伊半島の東側の山間部あります。

他の4地点(6-9位)は、全て九州(沖縄を含む)です。具体的には、えびの[宮崎県]、石垣島沖縄県]、雲仙岳長崎県」、田代[鹿児島県]、です。

石垣島は台風が付近を通過し、23日午後21時すぎに、最大瞬間風速71mを観測しています。この他、雲仙岳雲仙市)は台風の経路に近く、西側です。

これに対して、えびの(えびの市)と田代(錦江町)は、それほどは経路には近くなく、経路の東側にあります。えびの市は加久藤盆地(霧島山の北側)にあり、錦江町大隅半島にあります。


ーー以上ーー