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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

ワイドナショー(2016年1月10日)を観ました(古市憲寿、ウエンツ瑛士、および、指原莉乃の違い。炎上した「劣化」発言の件を含む)

本日放送のワイドナショーを観ましたを観ました(2016年1月10日の10時から、フジテレビ)。

今回は、面白い内容にもかかわらず、時間の関係で放送されていなかった収録内容を集めた放送でした(最近5回)。なお、MCは全ての回を共通して、東野幸治松本人志です(前園真聖もいつものポジションで出演)。

今回は、内容自体も興味深かったのですが、ゲストコメンテイターの違いによる、番組の感じの違いが分かったという意味でも、面白かったです。

放送された7つの話題とメンバーを、以下の表に示します(以下では、話題n[n=1-7]と参照)。括弧内の数字は、元旦の放送までの出演回数、を意味します。この出演回数は、あるサイトで拾ったリストを元に、追加を加えて作りました。さらに修正が必要であるかは、分かりません。

No 話題  ゲストコメンテイター 放送日
スポーツのルールは常に改善が必要!? 古市憲寿(17)、ヒロミ(11)、コムアイ 2015.11.29
「保育士無資格OKに報道」怒りの声 指原莉乃(18)、石原良純(6)、バカリズム(2) 2015.12.20
2015年ネットニュース登場回数 ピース又吉1位・指原は2位陥落 指原莉乃(18)、古市憲寿(17)、 ヒロミ(11)、安藤優子(5)、ウエンツ瑛士(1) 2016.1.1
空港で爆弾騒ぎ ウソ情報で旅客機2時間遅れ 指原莉乃(18)、石原良純(6)、バカリズム(2) 2015.12.20
部下からLINEで遅刻します 上司の正しい応答は? 古市憲寿(17)、ヒロミ(11)、コムアイ(1) 2015.11.29
最も信用されないセリフ判明「何もしないからホテル行こう」 乙武洋匡(15)、みうらじゅん(3)、秋元梢 (5) 2015.12.6
「お待たせしました」にお客さんが激怒!」 長嶋一茂(13)、武田鉄矢(10)、SU(RIP SLYME)(2) 2015.12.13


今回の話題においては、古市憲寿、ヒロミ、指原莉乃が3つに登場しています。全員がこの番組の常連であり、それぞれの特徴を持っています。

古市憲寿は、普通の人が躊躇するようなことにも攻めこむ心のない(彼にとっては褒め言葉のようです)あり方が特徴です。このあり方は、「ワイドナショー」では役に立っています。一風変わった、若手の学者だと考えれば、分かり易いです。

なお、彼は、知識の量はあるのですが、一般の人に比べると、知識が極めて乏しい分野が分野があるようです。例えば、スポーツにはほとんど興味がなく、分からないようです(この辺も面白いです)。また、攻めこむのは良いのですが、指原莉乃とは違い、受け身は上手くありません。

ヒロミは古市憲寿に比べると知識に偏りがなく、また、人柄も温厚です。周りの人がツッコミ過ぎる時には、バランスをとっています。

指原莉乃は、芸人に例えるならば、ツッコミ、ボケ、ネタ作りができるタイプです。この2人に比べると、知識は少ないですが、他のメンバーに併せて、期待されていると判断した役割を果たすことができます。さらに、彼女は場を和やかにし、活性化することができます。


話題3と同じ日に収録された、元日の放送については、以下の記事を書いています。

natuka-shinobu.hatenablog.com

この回では、古市憲寿ウエンツ瑛士に対して、「ハーフって何で劣化するのが早いんでしょうね」と問いかけています。[劣化」は、指原莉乃が即座に「モノに対して使う言葉の感じがしますよね。人ではなく。」と指摘したように、妥当な言葉の選択ではありません。結果的に、古市憲寿は、放送後、プチ炎上しました。

この記事は、この件に関係づけながら、今回における3人について記載します。これを踏まえた他の話題の記載は、時間があれば、別記事に書くかもしれません。あまり期待をされないで、お待ち下さい。


話題1においては、古市憲寿による心のないコメントに、前園真聖が冷静に、かつ、謙虚に応答します。

このような対応ができたのは、前園真聖は、古市憲寿が悪意がないことを理解しているからだろうと思います。それから、彼がサッカー教室などを通じて、サッカーに対する様々な意見を聞いていることによって、答えが用意されている問いかけだったのだろうと思いました。

古市「(サッカー)は一回だけ観たことがあります。遠くて、誰がどっちがだか分からなくて。あれって、観ていて何が楽しいんですか?点がガンガン入るのかと思ったらば、ずっとやって一点とか二点じゃないですか?だから何を観ていればいいのか分からくて、」
前園「まぁ、その当たりも含めて改善して行かなくてはならなくて。」

なお、元日放送分では、指原莉乃も、古市憲寿のによる「どうしたらば、みんな、アイドルみたいにモンスターになれるんですかね。」「ファンから色んなもの搾取して、どんどん自分たちの存在を大きくして、モンスターそのものですよね。」という心のない問いかけに上手く答えています(上記記事に記載)。


で、それならば、古市憲寿の「ハーフって何で劣化するのが早いんでしょうね」という問いかけに、何故、ウエンツ瑛士は、代替の単語を示すなど、建設的な応答ができなかったのかと考えてしまいました。ネットに見ていれば、「劣化」いう言葉が使われているのことは、承知していたでしょうし、もしそうならば、代替を有しているのが望ましいと思うからです。

でも、その原因は、話題3における発言を分かりました。
ウエンツ瑛士は、ヒロミがデイリースポーツによる坊主になったという報道(実際は床屋に行っただけ)によって被害にあったという話のあとに、ネットニュースが気になるのかと東野幸治に聞かれた際に、次のように答えました。

(ネットニュースは)全く見ないんですよ。twitterとかインスタグラムとか観たこともないですし、見方もわからないですし、ネットとか全然やらないんですし…。

簡単に言えば、彼はネットを見ないために、「劣化」という言葉に免疫がなかったのだろうと、思います。「劣化」という言葉は、ネットでは見かけますが、日常会話で使われることは稀であり、特に該当する人に使われることは極めて少ないからです。

また、私が彼の発言に感じていた違和感の意味もわかりました。元日放送における彼は、番組を通して、自説を雄弁に語っていたのですが、どのくらい多様な意見を踏まえた重みのある意見のだろうと、私は思っていました。

それは、ネットを見ない人の意見だと考えると納得できます。ネットにはどうしょうもない情報が溢れているのですが、ネットでしか得ることが難しいような意見も存在します。おそらく、それらに触れることなく、形成されるような部類の意見なのだと思います。

ネットの情報にほどんど触れていない、ウエンツ瑛士のあり方に、古市憲寿は、「それは逆にヤバイんじゃないですか」とコメントしています。なお、「劣化」発言が、この認識を持つ前なのか、持った後かは分かりません。


指原莉乃は、例の発言に関係すること考えを述べています。これは、2つ意味で興味深いです。それは、彼女がネットニュースに多く取り上げていることに対して、東野幸治松本人志に問われた後の応答です。

東野「そこら辺の、さじ加減は ちょっとキツ目に言ったほうが記事になるかとか こういうふうに言った方が面白いとか 意識があるんですか?」
松本「そうそうそう、わざと言っているの?」
指原「ワザとじゃないです。」
東野[本当ですか?」

指原「ワザとじゃないんですけど、良いラインがあるじゃないですか、大きくなりすぎず、かと言ってニュースにならないわけではない、というところを上手にねらえたらいいなって」
東野「じゃ狙っているじゃないですか?完全に狙ってますよ。」
松本「確信犯…」
東野「炎上せえへんけど、ちょっと、ポイント稼ぐような。この子、面白いなとか。」
指原「はい、100ポイントじゃないけど、10ポイントづつ、ちょっとづつ、小銭稼ぎじゃないですけど」

一つは、古市憲寿とは違って、炎上をさけるように意識していることです。もう一つは、狙っているらしいと受け取れることを、暗示的に説明しているけれど、明示的な発言を避けているということです。

例の件でも、松本人志は、幼い頃のウエンツ瑛士の容姿を「天使過ぎる美少年と呼ばれていたと」と褒めていますが、現在の彼については触れていません。これは、暗示的に彼の容姿の評価が下がっていることを意味しています。

この暗示的示唆ならば、問題視されません。でも、古市憲寿明示的に「劣化」と表現したのです。

世の中には、彼の「劣化」という表現ではなく、明示的に表現したコト自体が問題であると判断している人もいるのだろうと、私は思います。もしかしたらば、そのような人達は、古市憲寿の世界観には存在しない、または、住めないのかもしれません。


最後に、付け加えておくと、話題3におけるウエンツ瑛士には、柔和な感じがありました。元日放送回とは、かなり違うと感じました。


ーー以上ーー