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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

女性セブンによる、前田敦子が観劇の際にマナー違反をしたという報道に、少しどんなものかと思う一面があること

女性セブンが、前田敦子の観劇の際にマナー違反をしたという記事を書いたようです。その内容が、「NEWS ポストセブン」というネットメディアの記事になり、さらに、Yahoo!Newsに転載されました。
zasshi.news.yahoo.co.jp


「NEWS ポストセブン」によると、『逆鱗』(演出:野田秀樹)の千秋楽に起きた件のようです(東京芸術劇場、3月13日)。このメディア(以下、「女性セブン」と記載)は、彼女はこの際に、キャスケット帽を被っており、これがマナー違反であったので、退席を余儀なくされたと、二人の観客の証言から推測して記事にしています。

前田敦子は、これに対して、twitterにおいて以下のように反論しています。

どちらの主張が、より正しいかは、東京芸術劇場の係員の証言を聞けば、判明すると思います。


私が現時点における推測は、女性セブンに問題がありそうだということです。なお、前田敦子に問題があるかは、別問題です。

その理由は大きく言って3つあります。

一番目の理由は、女性セブンが2人の観客の証言を元に記事を書いていますが、東京芸術劇場または該当係員を証言を得ていないことです。該当係員とは、劇中に前田敦子に訪れた人です。

この接触の後、前田敦子が席を離れ、その際にはキャスケット帽を被っていかなったようです。このとから、劇場側がマナー違反であると判断したと推測していますが、それは憶測に過ぎません。

後になって観客の証言を得るのと、該当係員/東京芸術劇場の証言を得ることのどちらが容易かというと、後者のように思います。

女性セブンは、名が知れた雑誌ですから、取材を拒否される可能性は極めて少ないと思います。そうすれば、記事の信頼性もあがります。また、帽子の着用についての見解も聞けるので、より望ましいです。

それにもかかわらず、これを怠ったことにより、私は、観客の発言が本物であるかと疑わしく感じました。ありがちなことは、ネットにそのような書き込みがあったことと、あたかも取材をしたように書いたということです(もちろん、憶測にすぎません)。


このように、女性セブンを疑ってしまうのは何故かと言うと、最近における信頼の低下です。これが二番目の理由です。
女性セブンは、今年になってから、既に2度も記事について謝罪をしているからです。具体的には、松本人志に対して(1月24日)、もう一つは、徳井義実に対して(2月12日)です。
www.rbbtoday.com

www.oricon.co.jp

女性セブンは、松本人志への謝罪において、サイト上に以下の謝罪文を掲載しました。今回も、適切な確認をしていない可能性はあります。

松本人志氏のコメントに関しましては、関係者へ取材して書いたものですが、ご本人に確認せぬまま掲載しました

松本人志、「女性セブン」謝罪に「これからは笑えるウソで」 | RBB TODAY


三番目の理由は、以下のことを、他の可能性がない形で断言しているからです。

舞台の上演中は帽子を取るのがマナーとされる。演技者への礼儀であり、なにより後ろの座席の客にとって観劇の妨げになりかねないからだ。会場では開演前に帽子を取ってくださいというアナウンスも流れる。

前田敦子 マナー違反で劇場からいったん退席 (NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース

私は最近は舞台を観に行ったことはありません。このためかもしれませんが、「演技者への礼儀であり」という見解は初めて知りました。

そして、「会場では開演前に帽子を取ってくださいというアナウンスも流れる」と言う記載もどうなのかと思います。これを読むと、全ての会場において、該当するアナウンスがあるように受け取れますが、本当にそうなのでしょうか?。もしかしたらば、クレーマー対策のために、そのようにする劇場が増えた可能性があります。


そして、これが一番重要な事なのですが、どんな帽子でもNGなのかというとです。私の解釈は、後の人の視界を妨げるものはNGというものです。帽子は千差万別なので、帽子というだけでNGであることは現実的ではありません。

確実なことは、つば広のものはNGだということです。
しかし、戦場カメラマンの渡部陽一さんが着用するようなベレー帽は、視界を妨げるものではありません(角や、耳が生えているのはNG)。かえって、この種の帽子を被ってくれたほうがありがたい頭部の人もいますが、失礼なので具体的には記載しません。
また、抗癌剤の影響で髪の毛が抜けてる人には、帽子をかぶることを拒む劇場はほとんどないと思います。ただそれでも、劇場が望むのならば、可能な限り従う必要はあると思います。

さて、前田敦子が着用していたのはキャスケット帽です。ベレー帽に比べると、後の人の視界は阻害されることは事実ですが、ベーシックなものであればその度合は少ないです。女性セブンは女性誌であるので、ブランドを特定することが可能だと思います。記事に信憑性を加えるためには、それを記載し、写真を添えたほうがよかったのではないかと思います。

前田敦子の身長は161cmです。女性の平均よりも少し高いですが、キャスケット帽をかぶっても、後方の視界を著しく阻害することはないと思います。証言にあるように、目深に被っていたならば、阻害する可能性は更に少なくなると思います。

男性ならば、女性に比べれば平均的に、座高が高いです。このため、キャスケット帽の女性の後にいても、支障を感じることが少く、劇が終わってしばらくすると、帽子を被っていたことすら忘れている可能性もあります。

そう考えると、証言をした人は、女性である方の可能性が高いです。女性にならば、実際に対面して証言を得たならば、ブランドについての詳しい証言をえられたようにも思います。ネットでは、彼女の服などの嗜好からブランド名を推測している人もいます。

以上の述べた見解をまとめると以下のようになります。

  1. 前田敦子キャスケット帽を取ることが望ましかった。
  2. しかし、それによって大きな支障を受けた人は少く、その程度は少かったと推測される。
  3. 支障があった人がいたとしても、取った後は支障がなくなったので、マナー違反であると目くじらをたてるほどではなかった。
  4. 記事を書くならば、該当係員/東京芸術劇場の証言を得た方が望ましかった。


最後に、前田敦子twitterにおいて行った反論に関して見解を述べます。

私は、謝罪を求めるならば、個人としてではなく、事務所(太田プロ)を通して、女性セブンに文書を送るべきだったと思います。事務所の人は、この種の文書を作る際の鉄則知っていると思いますので、本質的ではないところで、批判を受けることは少ないと思うからです。

この種の報道は、典型的には、ある事実に基づいて、多くの脚色を加えて行なわれます。最近、人違いであると判明した報道がありましたが、そのようなものは稀です。今回も、前田敦子が『逆鱗』を観に行ったことは事実だと推測します。

全体が「嘘」ではなく、多少はともあれ、その部分であるならば、具体的に「嘘」の部分を指摘する必要があります。そうでないと、主張自体が信ぴょう性を失い、相手にされなくなってしまうからです。

その観点からいうならば、このtwitterは大きなマイナスになりました。もし、事務所を介したならば、そのようなことは防げたと思います。


ーー以上ーー