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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

熊本地震(2016年)についての自分のためのマトメ(前震[4月14日]の測定震度が分からない)

熊本地震(2016年)は、最大震度7の前震[4/14(木)21:26)]から10日が経とうとしています(現在:4/23)。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。そして、被災地の早い復興を願います。


前震で最大震度7を記録した観測点は、益城町宮園(熊本県益城町)でした。そして、本震[4/16(土)1:25]で記録した観測点は、益城町宮園と西原村小森でした。

次の資料を参照すると、本震の日には202回を記録した震度1以上の地震は、4/22には41回に減りました。また、震度3以上に限定するならば157回から5回に減りました。そして、震度5弱以上の地震は、4/20以降には起きていません。このまま落ち着いてほしいと強く願います。
www.jma.go.jp(図はpdf資料を参照)

最大震度7を記録した地震としては、前震と本震は、それぞれ、4度目と5度目です。過去3回は、兵庫庫県南部地震(1995年1月17日)、新潟県中越地震(2004年10月23日)、東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日 )です。
発生日だけを見て、最近になって極めて大きい地震が増えたと判断する人がいるかもしれませんが、それは間違えです。気象庁震度7と認定したのがこの5つだけだということだと解釈するべきだと思います。

ちなみに、震度7が設定されたのは1949年です。また、震度計による測定震度以外の要素が排除されたのは、ここ20年です。なお、震度7は測定震度6.5以上です。

www.data.jma.go.jp


過去3回における計測震度は、兵庫庫県南部地震:6.4、新潟県中越地震:6.5、東北地方太平洋沖地震:6.6のようです。兵庫庫県南部地震の最大震度が7と認定された経緯は、私は知りません。なお、数値はwikipeidaを介して知ったのですが、参照されている文献を読んで確認しました。

東北地方太平洋沖地震において計測震度6.6(栗原市築館)を記録した栗原市宮城県)では、建物の被害はあったものの死亡者はありませんでした。このことから、熊本地震(2016年)における前震の直後には益城町も同様であってほしいと願ったのですが、残念なことになりました。

本震における震度7観測点における測定震度については、気象庁による報道発表資料(第22報、平成28年4月20日)によると、益城町宮園が6.7であり、西原村小森は6.6でした。

www.jma.go.jp


気になるのは、前震における益城町宮園での測定震度ですが、今のところは情報を得ていません。20日の記者会見に参加したマスコミの方々は、質問しなかったのでしょうかね。計測震度のことを知っているならば、当然聞くでしょうから不思議です。

ちなみに、気象庁の観測点(益城町役場)に近い防災科学技術研究所の観測点における最大加速度は、前震が1580gaであり、本震が1362galでした。以下の日経アーキテクチャの記事によると、この観測点は役場から約660mから離れているようです。

kenplatz.nikkeibp.co.jp



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