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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

ゴールデンウイーク初日の大分県中部を震源とする浅い地震についての、自分のためのマトメ(最大震度:5強[由布市湯布院町川上]、M4.5、深さ:7km)

ゴールデンウイークの初日である4月29日(15時09分)に、大分県中部を震源とするM4.5(深さ7km)の地震がありました。

http://www.jma.go.jp/jp/quake/20160429151344495-291509.html
http://www.jma.go.jp/jma/press/1604/29b/kaisetsu201604291715.pdf (深さなどが訂正済みの情報)

最大震度は5強であり、由布市湯布院町川上で観測されました。震度5弱と震度4は観測されておらず。その次の震度は、別府市天間と由布市庄内町で観測された震度3です。震度2を観測した観測点は、大分県では4箇所、熊本県では1箇所(阿蘇市波野)ありました。

5強は計測速度では、5.0以上5.5未満に該当し、震度3は2.5から3.5に対応します。したがって、少くても1.5も離れています。なお、計測速度は対数を使って算出する値です。

上記資料における地図を見ると、震源は、由布市湯布院町川上(震度5弱)と別府市天間(震度3)の中間地点であり、別府市天間の方に近いようです。


震度分布、地震の大きさ(M4.5)、深さ(7km)から推測すると、局所的な地震である可能性が高いです。それから、「由布市湯布院町川上」は揺れ易い観測点である可能性があります。これは熊本地震の本震(2016月4月16日 1時25分)における震度からの推測です。

最大震度7西原村小森 益城町宮園)を観測した本震(M7.3)おいて、大分県における最大震度6弱は、別府市鶴見と由布市湯布院町川上で観測されました。どちらも、熊本県に隣接している地域ではありません。

念の為に記載しておきますと、観測点が揺れやすいことには、地域の地盤だけではなく、設置場所が関係しています。例えば、神奈川県において高い震度を観測することが多い二宮町中里の震度計は、地盤が悪い所に作られた建物に設置されているようです。


M4.5くらいの大きさの地震が大きな震度をもたらすことは稀なので、過去の例を調べてみました。具体的には、以下のサイトにおいて、M4.5以下を指定して検索しました(本日のデータはまだ入っていません)。
www.data.jma.go.jp


震度5が5強と5弱の2つに分割されてから(1996年10月1日以降)に限ると、一番大きな震度は震度5強であり、1回ありました。これは、2011年10月5日に、熊本県熊本地方を震源として起きたものでした(M4.5、深さ10km)。

震度5強の観測点は菊池市旭志でした。震度5弱(計測震度:4.5以上5.0未満)の観測点はありませんでした。震度4は7地点(菊池市:2、大津市:2、菊陽町:1、西原村:1、合志市:1)でした。

ちなみに、益城町宮里で震度7を観測した前震でも、次の震度である震度6強(計測震度:6.0以上6.5未満)はありませんでした。なお、震度6弱を観測した観測点は10箇所でした(玉名市:1、西原村:1、宇城市:4、熊本市:4)。

http://www.jma.go.jp/jp/quake/20160414213615395-142126.html



【追加資料:2016年4月30日】



ーー以上ーー