6月8日の「指原カイワイズ」(フジテレビ、水曜24:25 - 24:55)を観ました。今回のゲストはカメ五郎(野宿家、28歳)でした(2016年6月12日)。
MCはいつもの様に指原莉乃(HKT48)と山崎弘也(アンタッチャブル)です。去年の10月から始まったこの番組は、指原莉乃が進行になってから、安定しているようです。
参考のために、5月以降のゲストと付加情報を表にします。
放送日 | ゲスト | ひな壇 | ひな壇(AKB48グループ) |
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5月4日 | 超特急 | 光浦靖子(オアシズ) | 北原里英、宮崎美穂 |
5月11日 | メイプル超合金 | 小木博明(おぎやはぎ) | 北原里英、宮崎美穂 |
5月18日 | 藤原さくら | 小木博明(おぎやはぎ) | 北原里英、宮崎美穂 |
5月25日 | 才木玲佳 | 伊集院光 | 大和田南那、高橋朱里 |
6月1日 | 梨衣名 | 伊集院光 | 大和田南那、高橋朱里 |
6月8日 | カメ五郎 | 伊集院光 | 大和田南那、高橋朱里 |
5月以降のゲストにおいて、twitterが最も賑わったのは、超特急が出演した回(5月4日)でした。今回はそれに比べるとかなり穏やかでしたが、私にとっては面白かったので記事にすることにしました。
カメ五郎は、自給自足で野宿する動画が話題になったいるようです。彼は、第5回動画アワード(ニコニコ動画、2011年)の1位になっています。下記の「【自然を食べよう!】山菜とカエルの塩スープ編」を観てみると(カエルを捌くところ以外)、彼はシッカリとした知識と見識を持って、食物を採取していることがわかりました。
【自然を食べよう!】山菜とカエルの塩スープ編 1/2 by カメ五郎 自然/動画 - ニコニコ動画
【自然を食べよう!】山菜とカエルの塩スープ編 2/2 by カメ五郎 自然/動画 - ニコニコ動画
カメ五郎にはマネージャーはいるようですが、普段はアルバイト(林業)で生計を立てているようです。ビデオで映された家などを観ると(自撮りカイワイズ)、かなり自然に溢れた所に住んでおり、普段においても自給自足に近い生活をしているようでした。
今回、私が面白く感じたのは、カメ五郎が作った野草スープの実食(伊集院光、山崎弘也、指原莉乃)と、1万円カイワイズです。
1万円カイワイズは、ゲストの1万円を渡して使い方を撮影するこのコーナーです。今回、カメ五郎は、初めて和牛を食べます。なお、彼の普段の食費(1ヶ月)は、多くても5千円だそうです(調味料などが大部分)。
野草スープの実食においては、まず、伊集院光が食べてみようという意志を示します。しかしながら、指原莉乃が飯盒から器に盛り始めると、彼が予期したものとは違うものが存在していました。
伊集院光は「聞いてないよ!、さしこちゃん、僕の聞いていたものと違うものが入っている。今までの流れてと…。こいつVTRには出て来てないじゃん」と狼狽え始めます。このコトを見て、山崎弘也は大笑いになります。
でも、一旦、器をとって臭いを嗅ぐと「なんかね、キノコのいい匂いもするけど、お婆さんのにおいもする」と少し肯定的になります。そして、実際にスープを飲むと「ビックリするくらい美味い。」と極めて肯定的になります。この伊集院光の言葉を、指原莉乃は初めは信じられないようでした。
画面はスープの素材の説明に変わり、その内訳は、ノビル、コゴミ、ミツバ、トガリアミガサタケ、ヤブカンゾウでした。伊集院光が「こいつ」と怖気づいたのは、トガリアミガサタケのようです。
調べてみると、アミガサタケは生で食べると毒であるが、ヨーロッパでは人気の食材ということでした。トガリアミガサタケについては、毒が揮発性であるので、調理の際には要注意だという記載がありました。これについては、以下のような上手い記載もありました。
火を使えない野生動物などには食べられにくく、人間ならおいしく調理できるという、ある意味理想の天然キノコである。
公園とかで採取できる春のうまいキノコ、アミガサタケ探し - デイリーポータルZ:@nifty
この後、スープを飲んだ山崎弘也が「美味しい」と発すると、指原莉乃もトライします。感想は、「鍋にしたい。美味しい、めちゃめちゃ美味しい。」でした。
AKB48の二人(大和田南那、高橋朱里)は食せず、または、食した3人からは食することを求められませんでした。この二人については、前回(6月1日、ゲスト:梨衣名 )のことから、使えないという判断がされていたのだろうと思います。
カメ五郎が和牛を食べたのは、新宿にある「グリルドエイジングビーフTOKTO」のようでした。この店では、熟成(ドライエイジング)した黒毛和牛の指定部位を選んで食べられるそうです。この日は、福島産の和牛が用意されていました。
agingbeef.jp
彼が選んだ部位は、サーロインとカメノコ(後ろ脚の付け根)であり、これをステーキとして食べました(各200g)。ちなみに、値段はそれぞれ、4968円と3240円でした(税込み)。
ショーケースに展示されていた約10の部位から、この2つを選ぶ際のコメントは、以下のものでした。
野生ではまずこういう風な網目状に脂身が入ることが、なかなかないです。
まずは、皆さんも名前を知っていると思う王道のサーロイン。鹿も背中の肉、結構柔らかくて美味しい。多分、鹿で美味しい部位って背中、背ロースなんです。だからまぁ、今回、背中の部位であるサーロインを、食べ比べてみようかなと。どっちが、勝つかなと。私の舌の中では。
そして、食する時のコメントは以下のものです。食レポもできそうなほど上手かったです。
(サーロインについて)
なんて言ったらいいんだろう、歯がいらない。油がほんのり甘いのかな。イノシシの脂身もこんな感じなんすよ。イノシシとは全然違うのは、こっちは赤みの風味のちゃんと。イノシシの場合はホントただの油。
(カメノコについて)
中にサシが入ってるんですよ、そのサシが噛むと溶け出してくるような感じ。ジュワ~と出てくるんで、赤身肉なのに、パサパサを一切感じさせない。
(全体的に)
今まで僕が食べてきた肉は、靴底のゴムみたいな奴だった…って思いました。
カメ五郎以外では、彼が登場する前のオープニングトークが面白かったです。これは、二人が共演した「金曜★ロンドンハーツ 打倒オリラジ!笑いと音楽の祭典「MUSIC-1GP」」(テレビ朝日、5/13)についてです。ちなみに、この番組については、以下のブログ記事で少し記しています(該当部分は、長い記事(約8000字)の後半部)。
natuka-shinobu.hatenablog.com
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