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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

朝食は必要であるか?(元ネタはITmediaによる『「朝食は体にいい」は食品会社が作り出した迷信?』)

ITmediaによる『「朝食は体にいい」は食品会社が作り出した迷信?』という記事が話題になったようです。
www.itmedia.co.jp


この記事はNew Scientist(英国の科学雑誌)の以下の記事を基にして書かれています。なお、この記事においては、無料で読める部分は一部です。
www.newscientist.com

New Scientistという雑誌の位置づけは私はよく分かりません。分かっていることは、NatureやScienceのような権威のある雑誌ではないがトンデモ科学雑誌でもないということくらいです。NatureやScienceに掲載される論文でさえ、審査を通っていても、後に妥当でないと判明することがあります。したがって、この記事もこういう主張があるというふうに捉えたほうがいいと私は思います。

New Scientistの記事の全文が読めたわけではありませんので、今回はこれに発想を得た形で、3食を食べる必要があるかという観点において記載することにします。


まず、一日3食という枠組みが広まったことは、生物種としてのヒトの歴史ではごく最近のことだと思います。そもそも、決まった時間に食事を取ることになったことすら最近ではないかと思います。この始まりには、火が使えることと、食物の貯蔵が関わっているように思います。採取したものをそのまま食べるならば、その時点で食べた方が効率的であるからです。

決まった時間の食事としては、夕食が思い浮かび易いです。イメージとしては、その日における狩りの獲物を、焚き火の前で多くの人が集まって食している様子です。

朝食が可能になったのは保存食品(穀類など)を食べるようになってからのような気がします。朝食をとらずに仕事場に向かって、しばらくしてお昼頃に食事する人達のあり方と、狩猟採集時代におけるヒトのあり方とは似ているような気がします。


一日3食という枠組みが広まったどのくらいの時期にはじまったかについては、調べれば分かると思います。でも、この記事の本題ではありませんので、調べていません。ここでは、以下の3つのことを指摘してから本題に入ることにします。

  1. 狩猟採取の時代のヒトの遺伝子に比べて、現代のヒトの遺伝子が一日3食に適するように最適化されたという話は聞いたことがない(私の勉強不足である可能性もあります。)。
  2. 一日3食という枠組みは、その妥当性という観点において定着したのではない可能性がある。別例では、一週間7日という枠組みは、妥当性という観点ではなく旧約聖書がもたらしたものです。
  3. 一日の長さが24時間から変化した場合は、一日3食以外の枠組みが定着する可能性がある。


一日3食という枠組みが妥当であるかは、人によって違うといるのが私の見解です。おおまかに言うならば、成長期には3食くらいは食べたほうがよいと思いますが、成長期を過ぎて代謝が少くなると、3食より少ない方が妥当である場合が増えてくると思います。

これが妥当であるのは、3食では摂取カロリー過多になる場合です。身体をあまり動かさない仕事に従事する人が、特に当てはまることになります。逆に激しく身体を酷使する場合には、それ以上の食事が必要な場合もあると思います。


2食をだけを取る場合にどれを抜くかというと、朝食であることがが多いと推測します。昼食については、会社などで集団として働く場合は、お昼休みに他にやることがないなら、食事のために使う方が自然で効率的です。夕食は、お腹が満たされた状態で眠りについたほうが好ましいと思う人は、とることになると思います。

朝食については、とらずに血糖値が低くなると脳が働かなくなるという説があります。でも、これは俗説、または関連企業のプロモーションの結果である可能性があると思っています。

私の経験では、そのようなことは、すくなくてもお昼に近くなるまでは起きません。食事時間に制約がない場合には、私は朝食をとらずに、お昼の少し前に昼食をとることにしています。なお、朝食をとらないことにこだわっているわけではなく、早朝から活動をしている場合には、お昼の前に1食をとります。

朝食を抜くと、昼食の際に身体が飢餓状態になるので、通常よりも太ってしまうと考えている人もいるようです。でも、それは1日に摂取するカロリーを同じにした場合だと思います。2食の場合は少なめにすればいいだけです。そうすれば、食費が少なくなりますから、経済的でもあります。


ーー以上ーー