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記事一覧

人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

NHKへの謝罪後における、日刊サイゾーによるサイゾーレベルの記事(渡辺麻友の写真集における半ケツ)について

サイゾーレベル」の記事という表現があります。「東スポレベル」の記事に似ているといえば、東スポ東京スポーツ)の知名度は高いので、その大まかな意味を理解する人の幅は広がると思います。

とはいえ、ニュアンスには違いがあります。「東スポレベル」は、笑い飛ばせるような記事を作るために話を盛ったり、創造するという意味空間を持っているのですが、「サイゾーレベル」にはそのような陽性の印象が乏しいからです。


サイゾーには多くのメディアがあり、そのほとんどはサイゾーレベルと見なされています。もちろん例外はあります。少なくても音楽系のメディアである「リアルサウンド」は、優れた記事を書いています。なお、「リアルサウンド」が唯一の例外であるかは、私は知りません。

最近におけるサイゾーレベルの代表格の1つは[ビジネスジャーナル」です。このメディアは名前は立派ですが、少なくてもそのエンタメ記事はサイゾーレベルです。なお、[ビジネスジャーナル」の一部として「ギャンプルジャーナル」というものがありますが、そのエンタメ系記事は、読者を裏切らないものです。


そのサイゾーが8月31日付で、[ビジネスジャーナル」の記事(25日付)について、NHKに対して謝罪しました(9月2日付で更新したようです)。具体的には『NHK特集、「貧困の子」がネット上に高額購入品&札束の写真をアップ』という記事のついての謝罪です。

biz-journal.jp

問題となった記事は既にネットからは消されています。でも、2chのスレッドや、まとめサイトには完コピの形で掲載されているようです。


サイゾーを知る人の大部分によるこの謝罪について感想は、サイゾーも謝るのだという驚きだと思います。とはいえ、しばらくすれは再び、サイゾーレベルが復活するのだろうと、ほとんどの人が思ったと思います。

「ビジネスジャーナル」のエンタメには、9月になってからは新たな記事が掲載されていません。しかし、サイゾーの本体とも言える「日刊サイゾー」にはサイゾーレベルの記事「“まゆゆ”こと渡辺麻友の「半ケツ公開」は、48グループの終わりの始まり!?」が掲載されていました。

www.cyzo.com

謝罪文の最後は「再発防止に努め、読者の皆さまの信頼回復にまい進する所存です。」となっているのですが、対象はNHKについての記事だけであり、AKB48など他の記事対象については該当しないようです。


上記記事が何故、サイゾーレベルかと判断したかというと、この中で記されている『徳井と後藤と芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ、7月12日[火]深夜)を観ないで書いていると推測されるからです。

スポーツ新聞などは、記事になりそうな番組には記者を割り当ててウオッチしています。これは、上記の東スポも同様です。しかしながら、金銭や人的資源が潤沢でないネットメディアは、ネットニュースや2chの情報と妄想を基に記事を書くことが少なくないようです。サイゾー系のメディアはその代表格だと見なされているようです。


番組を観ていないで記事を書いていると推測するのは、以下の引用部分からです。

しかし、渡辺の“ヨゴレ化”の兆候は以前から見受けられていた。7月にバラエティ番組『徳井と後藤と芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演した際には、チュートリアル徳井義実に小尻と評されると、「あ……え? うん? 小尻? いや、私、ケツでかいです。私、ケツでかい。ケツだけ急にでかい」と、正統派アイドルらしからぬ「ケツ」を連呼。
 また、別の放送回では、「他人の乳首当て」が特技だと言って、西川史子の突起部分を一発で探し当てる芸当を見せてもいた。

http://www.cyzo.com/2016/09/post_29522_entry.html

上の段落は月12日[火]深夜の放送回に該当します。そして、「別の放送回では」と記載されている下の段落もこの放送回に該当します。実際にこの放送回を観ていたのならば、「別の放送回では」とするような間違えはありえません。


この記事では、渡辺麻友の写真集(10月25日に発売予定)において彼女が半ケツを出していることについて、アイドル誌ライターの言葉を根拠に、ファンがショックを受けたように報道しています。

「写真集は7月下旬にロサンゼルスで撮影。水中撮影、ほろ酔い姿、下着姿と、初モノ尽くしの内容となっています。しかし、何よりもファンが衝撃を受けたのは、公開されたまゆゆ水中写真でした。そこには、くっきりとした割れ目とともに、生尻が写っていた。完全なる“半ケツ”披露は、王道アイドルの範疇からは完全に一線を越えてしまったといえます。総選挙でHKT48指原莉乃が連覇したことで、最近の48グループはバラエティ色が強くなっていました。その中にあって、『アイドル』の看板を守っていたのがまゆゆだった。しかし、ついにそれも崩壊してしまったと、ファンはショックを受けたようです」(アイドル誌ライター)

http://www.cyzo.com/2016/09/post_29522_entry.html

しかしながら、以下の2chスレッドを観ると、多くのファンが喜んでいるということが本当のことのようです。


アイドル誌ライターが使っている「王道」という言葉をキッカケにもう少し記載をします。

「王道」とは、AKB48選抜総選挙2014の際に開票イベントを中継するフジテレビが作り上げたイメージです。この選抜総選挙指原莉乃が本命視されていたのですが、フジテレビは、それでは視聴率が取れないと判断しました。このため、指原莉乃を異端、渡辺麻友を王道として番組の宣伝を行いました。

神輿に乗せられた渡辺麻友は1位になるのですが、AKB48運営が彼女をドラマの主役に押し込もうとする弊害が生まれました。さらに、アイドルの王道というイメージを維持しようという意図によって、彼女の役の幅が限定されることになります。

翌年4-6月にフジテレビで放送された「戦う!書店ガール」(ダブル主演:渡辺麻友稲森いずみ)は低視聴率になり、9話で打ち切りになりました。なお、この低視聴率は次のクールには放送されたEXILEドラマによって破られます。

この後に彼女がドラマで演じた役は、大奥の女性(沢尻エリカと共演)とか芸者(田村正和ドラマ)など、一般の女性ではなく、特殊なものになります。王道というイメージを維持しなくてはならない彼女を、島崎遥香のようにガールズバーバイトをする就活生のような役に配することは難しくなったのです。

「AKBラブナイト 恋工場」(テレビ朝日、水曜深夜)では、島崎遥香の役は、恋人に妻がいたことが判明したことを居酒屋で、幼名馴染み(柄本時生)に慰めてもらうものでした。彼女の誕生日であったので、幼なじみは、厚揚げにトマトケチャップとマヨネースを使って誕生日ケーキを作ります。このことによって彼女は、子供に結婚を決めた理由を語る未来を予見します。
これに対して、渡辺麻友の役は、子供の頃から知っているボディガードに恋する日本に身を寄せている某国の王女の役で、彼は彼女を守るために銃弾への盾になりました。


元々の渡辺麻友のイメージは、オシリとアニメが好きな少し変わっている女の子というものでした。前者については、今は卒業している大島優子とオシリシスターと呼ばれていました。後者については、彼女のtwitterは7月頃まではポムポムプリンが溢れていました。どうやら、彼女はその肛門の画がお好きなようです。そんな彼女のことを知っている人の多くは、半ケツの写真集には驚かないと思います。

akbg-matome48.blog.jp


現在の彼女は、周りが期待する彼女を演じるのではなく、本来の自分であろうとしているように思います。そして、彼女のファンの多くはそれを喜んでいるように見えます(私の勘違いである可能性もあります)。

最近の彼女の変化について、アイドル誌ライターは“ヨゴレ化”としていますが、彼女は回帰したにすぎません。本当の「アイドル誌ライター」ならば、上記のようなことを知っていると思いますので、やはり、サイゾー自身の妄想を語らせるためのでっち上げの存在だと私は推測します。


今夜くらべてみました」を観た人の中には、彼女のことをちょっと変わっていると思った人もいると思います。さらに、AKB48グループのファン以外は観ることが少ないようなものを観ると、より強く思うと思います。

例えば、SHOWROOMで映像が提供されたオールナイトニッポンニッポン放送、8/24)[指原莉乃渡辺麻友宮脇咲良山本彩->柏木由紀では、彼女は暇つぶしに「うんち」の絵を書いています。昔からの彼女のファンは、そんなところも含めて彼女のことが好きなのだろうと思います。ただし、「王道」以降のファンはそうではないのかもしれません。


ーー以上ーー