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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

[プロ市民」がタイトルに入った記事がYahoo!Newsのトップ記事になった件(アメリカ大統領選挙)

アメリカ大統領選挙は、トランプ氏(共和党)氏の勝利となりました。


結果は私にとっては意外でした。これは、私は、当事者ではないために著しい関心を持っておらず、アメリカについての情報を大手メディアからしか得ていなかっためかもしれません。

でも、選挙が終わった後に大手メディアがクリントン推しでらしいことを知った現在は、何だか分かったように思いました。なお、選挙についてデータを見ていた私は、お昼の2~3時間前には、彼の勝利を確信しました。

日本国民である私としては、クリントンの方が日本政府にとっては交渉しやすいことから、どちらかと言うとクリントンが勝利することを願っていたところがあります。私にとっては、日本のことが最優先事項であるからです。

とはいえ、結果が出たならば、選ばれたトランプ氏をアメリカ大統領としてリスペクトすることが、アメリカ国民をリスペクトするのと同じだと思っていました。もちろん、トランプ氏自身をリスペクトするかは別問題です。


私はアメリカの大統領選挙について尊敬できることは、敗者が「良き敗者」になることです。今回もクリントンは負けを認め、「トランプ氏に昨夜電話して祝意を伝えた。トランプ氏が、すばらしい大統領になることを期待している」と話したようです(NHKニュース*1)。現大統領であるオバマホワイトハウスに訪ねてきたトランプ氏に、「私は、我々すべてにとって重要なのは、党や政治志向のいかんにかかわらず、今は一つになって我々が直面している多くの問題に立ち向かうため、一緒に働くことだと信じている」に述べたようです(ハフィントンポスト*2)。


しかしながら、クリントン氏の支持者は、必ずしも全てが「良き敗者」ではないようです。例えば、AFP『全米各地で「反トランプ」デモ続く 学生ら授業ボイコット』という記事を書いています。

headlines.yahoo.co.jp

私はデモの主張はともかく、授業をボイコットすることは妥当ではないと思いました。そして、このようなことを無批判で記事にするメディアから、大統領選におけるそのあり方を想像しました。


デモについては、ある意味で興味深い記事がYahoo!Newsのトップ記事になりました。『トランプ“大統領“「プロ市民がデモをしている」とつぶやき炎上中』という記事です。
headlines.yahoo.co.jp

興味深いことは、タイトルにプロ市民という言葉が使われていることです。『プロ市民』という言葉は、2chのまとめサイトは見かけることはありますが、Yahoo!Newsのトップ記事のタイトルとなったことを見たのは初めてだったからです。


もちろん、トランプ氏のtwitterは英語なので、「プロ市民」という言葉は翻訳の結果、生み出されたものです。彼のtweetを読むと、「professional protester」を訳したことがわかりました。

グーグル先生に聞いても、「プロの抗議者」となるので、意訳なのだろうと思います。でも、絶妙な意訳のように思いました。

プロ市民」を英語に直訳すると「professional citizenとなるのですが、このように訳されても、ニュアンスを汲み取れないように思います。また、「プロ市民」の特徴の一つには、自らは直接に所属しない自治体の案件に関わろうとすることがあるようなので、言葉通りcitizenに置き換えることは妥当ではないように思います。それよりは「professional protester」の方が、意図が取りやすいと思います。

一番良いのは、「プロ市民」に該当する英語に堪能な人にその意向を尋ねることですが、私の知り合いにはいません。また、いたとしても、良いニュアンスが込められている言葉ではないようので、余程の信頼関係がないと聴くことが難しいように思います。


【少しだけ関連する記事】
natuka-shinobu.hatenablog.com


ーー以上ーー