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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

バラエティを楽しめる資質を測るのに使えるかもしれない指原莉乃(「金曜ロンドンハーツ」における「うぬぼれ注意 オトコの自分番付」[2016年11月25日])

「金曜ロンドンハーツ」(2016年11月25日)における「うぬぼれ注意 オトコの自分番付」を観ました。この企画は、この日の放送の最初の30分に該当します。


今回の「うぬぼれ注意 オトコの自分番付」は、ゲストである指原莉乃が10人の芸能人を「付き合いたい男性」という観点で格付けするものです。その評価の対象となったのは、レギュラーである有吉弘行の他は、この番組の常連が多かったと推測します。

具体的には、後藤輝基陣内智則武井壮土田晃之、DJ KOO、博多大吉、ヒロミ、諸星和己山崎弘也でした。この他に、大久保佳代子島崎和歌子が見届人のような形で出演しました。


指原莉乃は番組の企画を事前に知らされずにスタジオに登場し、その場で課せられた格付けを、別室で行いました。その間、男性陣は自分に決められる順位を予測しました。

例えば、自分に予想した順位を1位としたのは、ヒロミと諸星和己でした。ヒロミの実際の順位は5位でしたので悪くはないのですが、自己評価と差があることで、他の出演者からかなり弄られることになりました。なお、彼は、諸星和己(結果:6位)とは違って、自信満々であったわけではありませんでした。他の男性陣による評価が高かったので、1位にしてしまったのです。


今回の格付けは、指原莉乃にとっては難題だったと思います。事務所(太田プロ)の先輩や、バラエティ番組での共演者が多いからです。

このことは、以前に格付けを行った女性タレント達とは大きく違ったと思います。各々の女性タレントにとって、評価した男性タレントは、仕事と関わりなかったと推測します。このため、どんな結果であろうと、番組以降の仕事には大きな影響がなかったと思います。

それに対して指原莉乃の場合には、気をつけないと関係性に支障が起きる可能性がありました。逆に優等生すぎる格付けであると、バラエティ・タレントとしての評価が下がります。このために、特に低く評価した人については、理由が納得できるものあると同時に、バラエティ的に美味しくさせる必要がありました。


彼女と評価対象者との関わり度を簡単に説明しますと、少なくとも5人とは大きな関係性があり、4人とは程度が別にせよ共演があり、おそらく諸星和己とは共演はありません。

大きな関係性があるのは、まず、太田プロの先輩である土田晃之有吉弘行です。現在は土田晃之がレギュラーを務める「この差って何ですか?」(TBS)では準レギュラーであり、有吉弘行がMCを務める「有吉反省会」(日本テレビ)では反省見届人になっています。

そして、後藤輝基山崎弘也とは、それぞれ2番組(TBS&日本テレビ)と1番組(フジテレビ)のMCをしています。最後に武井壮とは、「笑っていいとも!」(フジテレビ)において同じ曜日のレギュラーを務めた期間が1年半ありました。


今回、彼女が上手かったのは、大きな関係性がある5人を上位または下位において、それ以外に残りの5人を配置したことです。具体的には、土田晃之を2位、有吉弘行を3位、山崎弘也を7位、武井壮を9位、後藤輝基を10位としています。

彼女は、2位を事務所の先輩である土田晃之にして、10位を後藤輝基にしたことについて、十分に説得力がある根拠を説明しました。しかも、10位についての理由は「付き合いたい男性」という言う観点においては評価が低いのですが、一般的な観点では高評価となりえるものでした。

表題にある「バラエティを楽しめる資質」とは、後藤輝基を10位にしたことに関します。でも、それを説明する前に、共演者を驚かせた1位の選択について記します。


指原莉乃が1位に選んだのは陣内智則でした。この選択には、島崎和歌子から「(あの件を)知らないの?」、田村淳から「あの時いなかったの?」という声が上がりました。もちろん、指原莉乃は知っています。そして、驚いた共演者を納得させる説明を、彼女はエピソードを合わえて行いました。

そのエピソードとは、フジテレビの番組の打ち上げにおけるものでした。この打ち上げに陣内智則は「彼女」を連れてきて、二人で関係者に挨拶をしたそうです。指原莉乃はこのことを、まず素敵だと思ったそうです。

そして、陣内智則が席に戻ってきた時に、「すごいカワイイ彼女さんですね」と言ったところ、「カワイイとかそういうんじゃなくて、ええこやねん。」と応じたことを、すごくカッコイイと思ったそうです。これには他のゲストは納得したようです。

しかしながら、指原莉乃が田村淳の「浮気メチャクチャしてたのは大丈夫なの?」という言葉に、[一回、そういうふうになった分、今はしないんじゃないのかんぁ」と応じたことには、男性陣はほとんど意義を唱えました。でも、彼女が陣内智則を1位にした判断の是非はともあれ、20歳前半の女性の判断としてはあり得るという意味において、納得したと思います。

ちなみに彼女は、諸星和己をイケメンとしながらも6位とした理由の1つについて、陣内智則に関することで突っ込まれています。理由は2つあり、該当しない方は、諸星和己の名前でネットを検索すると伝説と出てくることです。彼女としては、彼が伝説が持っていることに恥ずかしいと思ったそうです。これについては、諸星和己にも受けたので、6位であっても納得したようです。

彼女が突っ込まれたのは、元カノが超大物という理由です。1位とした陣内智則は、藤原紀香と結婚をしていたことがあるからです。これについては、「本当結婚したたかわからない」と躱(かわ)して、笑いをとっていました。陣内智則にとっても、褒められることだけではなく、落としてくれたことは良かったと思います。


土田晃之を2位にした理由は、浮気をしないことでした。そして、同事務所の先輩を持ち上げ好きであると捉えられることを防ぐために、「たぶん、サッカーしか知らないんですよ、ふだん。まず、健全な遊びじゃないですか。」として、若干、下げ気味にしながら高い評価を与えています。

その後、彼が家族思いであるということをエピソードを加えました。その一つは、彼が司会をしていた彼女の冠番組「さしこのくせに」(TBS、2011年1-9月)における最初ロケにおけることでした(説明なし)。


後藤輝基は、自分に対する順位を予想を4位にしていました。3位までが発表された時も、自分は指原莉乃と2本のレギュラーMCをしているで、2位の土田晃之と3位の有吉弘行に次いで、4位であるはずだと主張していました。この2人よりも下であることには、一緒に仕事を始めたのが遅いからだと納得していたようです。

ところが、4位以降は、博多大吉、ヒロミ、諸星和己山崎弘也、DJ KOO、武井壮と呼ばれて、結局は10位になりました。なお、順位が新しく発表される前には、次は自分だと主張して、それが外れることを弄られことが、大部分の順位発表の際に行われました。

後藤輝基にとっては10位であったことをは心外だったようで、それを指原莉乃に問いただしました。この時点では、彼女が有吉弘行を3位にした際に、さりげないアドバイスがよいと評したことを、彼は実感として理解していなかったようです。

指原莉乃が、女の面倒くさいとことだと前置きをした後に述べた理由は、簡単に言えばアドバイスをくれたことは感謝するが、問題がその量とそのあり方にあるいうことでした。世の中には全体としてはプラスと評価できるけれど、部分的に問題があるために、かえって低い評価になってしまうことがあります。彼女はこのことをうまく利用したと思います。

指原莉乃が欲しかったのは、大丈夫だよという程度のようなものだったそうです。このことは、(男性である)田村淳も理解したようです。そして、彼女は女性との温度差がエグいと評し、全力過ぎて、正論を言われちゃうと逆に傷ついてしまうと付け加えました。女性である大久保佳代子島崎和歌子には、共感できることだったようです。

10位であったことは、「付き合いたい男性」としては最下位でしたが、彼が真摯にアドバイスをしたことについては、好感を人が少なくなかったと思います。加えて、芸人である彼にとっては美味しかったことだと思います。つまり、彼女が後藤輝基を10位にしたことは、その理由と意図も含めて評価すると、この上もない大正解であったように思います。


このことについてのネットの評価の大部分は、後藤輝基を10位にしたのは信頼関係が築けているからだと言うものでした。そして、芸人としては美味しかったことを理解する人も多かったです。これらの人は、バラエティを楽しめる資質があると思います。

それから、自分が後藤輝基と似ていると感じて、改善しようと思った人もいるようです。バラエティ番組からでも、学べるものは学ぼうとする人は、成功する可能性が高いように思います。

これに対して少数でしたが、後藤輝基に失礼だとか、指原莉乃がワガママであるという書き込みもありました。この部類の人には、モノゴトを言葉通りに受けとめる傾向を有する可能性があります。それが災いして、バラエティを楽しむことが難しいようにも思います。もしかしたらば、バラエティ番組はともかく日常生活においても、その傾向があるのかもしれません。


このことからも分かるように、指原莉乃は、発言の本当の意図や趣旨が理解されないことがあります。これは彼女が、通常のアイドルとして対して予期しているレベルを越える考えで発言していることが少なくないからです。そのような彼女を理解できる人は、バラエティを楽しめる資質を有している可能性が高いように思います。

バラエティを楽しめる資質と書きましたが、この捉え方が当てはまらないバラエティ番組もあります。例えば、ベッキーの優等生キャラが有効であった番組が該当することが多いように推測します。とはいえ、私は彼女がMCをしている番組を、不倫騒動の前には全く見ていません。そして、それを契機に観たのは「にじいろジーン」(フジテレビ)が1回だけです。

この1回だけで判断するならば、この番組は、モノゴトの正しい方向にのみを見る健全な番組のように思いました。このことは、土曜の朝に放送される番組としては、妥当だと思います。


ーー以上ーー