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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「このMCなぜ凄いのか」(三枝孝臣、日刊ゲンダイに連載)における「自分を冷静に客観視 指原莉乃が秘める“偉大なるMC”の条件」とそれをふまえた考察

三枝孝臣(元・日本テレビ[~2015年6月])が日刊ゲンダイに連載している「このMCなぜ凄いのか」(日刊ゲンダイに連載)の第4回は、指原莉乃HKT48)についてでした。タイトルは「自分を冷静に客観視 指原莉乃が秘める“偉大なるMC”の条件」です。
www.nikkan-gendai.com

ちなみに、先週は第5回まで掲載されており、第1~3回は加藤浩次渡部建アンジャッシュ)、桝太一アナ(日本テレビ)、第5回は中山秀征でした。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2928 (連載のリスト)


三枝孝臣指原莉乃について以下のように述べてから、毛利忍P(日本テレビ)から聞いたエピソードと、彼女の著書である「逆転力」(講談社、2014年8月)に基づいて記しています。

MC目線で彼女を見た時に感じるのは「瞬発力」があることです。僕自身はMCとして仕事をご一緒したことはありませんが、客観的に見て、“器の大きさ”を感じます。

自分を冷静に客観視 指原莉乃が秘める“偉大なるMC”の条件 | 日刊ゲンダイDIGITAL

三枝孝臣が毛利忍Pから聞いたエピソードは、彼女がまだ注目をされていな時代に、「AKBINGO!」(日本テレビ)のプロデューサーである彼に企画を提案した件です。ネットで調べると該当回は、2009年08月05日に放送されたようです。

この件によって毛利忍Pには、彼女をセルフプロデュースの能力があると認識したそうです。そして、このエピソードに基づいて三枝孝臣は、彼女のことを自分を客観視できると評価しています。

このあと三枝孝臣は、次のように記しています。

僕自身も新しい番組のMCの候補には、いつのまにか彼女の名前を挙げることが多くなっていました。

自分を冷静に客観視 指原莉乃が秘める“偉大なるMC”の条件 | 日刊ゲンダイDIGITAL

この「いつのまにか」は彼が日本テレビを離れる前ですから、2015年6月より前ということになります。

ちなみに、このエピソードについては、毛利忍Pが「指原の乱」(テレビ東京、2013年10月~翌年3月)で語っているところを私は観ました。ある局のプロデュースが他局の番組に出演することは、極めて稀です。しかしながら彼女の周りでは、普通は稀なことが、より多く起きるように思います。このことは、彼女がプロデュース能力を働かせる際に役立っていると思います。


三枝孝臣は「逆転力」を、彼女が人の懐に入ることが上手いことを説明するために引用しています。しかしながら私は、彼女が人の懐に入ることが上手いように見えることは結果的であり、本質的なこととは思いません。あくまでも、彼女が人の本質を瞬時に理解して、適したやり方で人に接していることの結果に過ぎないように思うからです。このため、彼の説明は、モノゴトの表面だけを見るような人には上手く伝わらない可能性があると思います。

彼の言うことによる「人の懐に入ることが上手い」ことに関連することで私が驚いたことは、彼女が、みのもんたとのMCを上手く行ったことです。具体的には、最近に第二弾が放送された「芸能人が実体験を告白!最悪の一日」(テレビ朝日、2016年9月8日、2017年3月7日)においてです。なお、両回共に小籔千豊が見届人を務めています。

私は彼女の能力は高いと評価しながらも、みのもんたは少しハードルが高いと思っていました。しかしながら、番組における彼女は、視聴者を不安がらせることは全くなく、あたかも誰でもできるようにも見えるように、自然に対応しています(この「誰でもできるようにも見せる」ことができる能力が、一般の人による彼女の評価が専門家に較べると低いことの原因になっているようです。)。

それだけではなく、彼に敬意を評しながらも、他のタレントに対することと同じように、あたり前のことのように弄っています(ゲストの橋本マナミの件)。そのようなコトも含め、みのもんたは彼女を評価しているのだろうと推測します。
news.mynavi.jp


指原莉乃がMCとして優れていることの1つは、どんな相手としても組むことができることです。例えば、局アナとコンビを組む際には、出演者に対するツッコミや弄りをすることができます。この種のことは、局アナの立場としては難しいことです。芸人とのコンビの際には、しっかりと進行を務めることができます。芸人には、スイッチが入ってしまう結果、時間に無頓着になってしまうことがありますので、その危険性がある芸人と組ませる場合には特に役立ちます、

現在、指原莉乃日本テレビ、TBS、フジテレビにおいて、1つずつのレギュラー番組(詳細*1)を持っており、その全てにおいてMCを務めています。しかしながら、様々な相手とMCを務めることができることが分かりやすいのは、単発番組においてです。このため、単発番組を説明してから、レギュラー番組について記します。

以下の表には、去年の12月以降、彼女がMCを務めた単発番組を付加情報と共に示します。計8番組なので、この4ヶ月においては、月に2回の割合になります。
私は指原ファンではないので、彼女が出演している全ての番組を把握してはいません。また、忘れた番組もあるかもしれません。このため、表には抜けや間違いがある可能性があります。その場合にはご容赦ください。

顕著なことは、半分の番組が複数回放送されているということです。特に、水卜麻美アナ(日本テレビ)と共MCを務める「上には上がいるもんだ」は、3回放送されています。指原莉乃は、台本の制約がない方が、より力を発揮できるタイプです。このため、進行を水卜麻美アナが務めてくれる番組においては、より実力を発揮できるのだろうと思います。


彼女のレギュラー番組(MCを担当)は、4月における番組編成の結果、「今夜くらべてみました」(日本テレビ)、「HKT48のおでかけ!」(TBS)、「SML」(フジテレビ)となります*2。「SML」は「指原ミッドナイト・リリー」の略ですから、MCを務める彼女とリリー・フランキー冠番組とも見なせます。

長寿番組である「HKT48のおでかけ!」(2013年1月~)の他は、非AKB48系の番組です。彼女のMC番組(レギュラー番組)を記載した表(下記)における番組のタイトルを観ると、AKB48系番組の割合の変化が分かりやすいと思います(フジテレビの番組おいて特に分かりやすいです[後述])。この傾向は、AKB48系番組に対する需要の低下と、指原莉乃のMC力への評価の増加を反映した結果だと思います。


以下、彼女がMCを務めたレギュラー番組(4月以降も含む)についての概要と変遷を、テレビ局ごとに説明します(興味がある人のみを対象にした記述です)。

指原莉乃が初めてMCを務めた番組は、日本テレビの「HaKaTa百貨店」(2012年10月~ 翌年1月)でした。この番組の趣旨は、彼女が所属するHKT48を多くの人に知ってもらうことででした。なお、彼女はこの番組を含めたHKT48への貢献が認められて、翌年には、HKT48の劇場支配人を兼務することになりました(尾崎充との二人支配人耐性)。

それまでのAKB48系番組におけるMCは芸人でしたが、この慣例を破ったのが彼女のMCとしての起用でした。彼女が単独MCを務めるこの番組は評判がよく、この系統の番組(詳細*3)は、続編も含めて合計5番組が日本テレビで放送されています。

TBSでは、2013年1月から始まった「HKT48のおでかけ!」が5年目を迎えました。この番組はHKT48メンバーのロケを、スタジオにおいてMCの指原莉乃後藤輝基が観て評する形式の番組です。

この番組においては、二人のトークが客寄せパンダになっています。放送後は毎回、二人のトークを主に記載したネット記事が書かれています。最近では、このトークを目当てに番組を観る人が増えているようであり、新たなHKT48ファンを得るために役立っているようです。

フジテレビでは、彼女がもう一人とタレントと共にMCを務める番組が、2013年4月から現在まで、2013年10月から翌年3月を除いて、途切れることなく続いています。

最初のMC番組である「AKB映像センター」(2013年4~9月)から「僕らが考える夜」(2015年4~9月)までは、AKB48グループの番組のMCを彼女が務める体(てい)でした。この後の「指原カイワイズ」(2015年10月~2016年9月)と「さしこく~サシで告白する勇気をあなたに~」(2016年10月~2017年3月)は、彼女の冠番組AKB48メンバーが約2人出演する体になっています。そして、4月からの放送される「SML」にはグループのメンバーは、事前に発表されている内容を観る限り、出演しないと予想されます。


【関連記事(最近のみ)】

natuka-shinobu.hatenablog.com

ーー以上ーー

*1:今夜くらべてみました」[日本テレビ]、「HKT48のおでかけ!」[TBS]、「さしこく~サシで告白する勇気をあなたに~」[フジテレビ]

*2:現在放送中である「さしこく~サシで告白する勇気をあなたに~」(フジテレビ)は、3月で終了すると観測されています

*3:「HaKaTa百貨店」、「HaKaTa百貨店2号館」、「HKT48トンコツ魔法少女学院」、「HaKaTa百貨店3号館」、「HKT48 vs NGT48 さしきた合戦」