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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

指原莉乃が藤井貴彦アナと共にMCを務めた「悪い奴らは許さない!」直撃!怒りの告発スペシャル」(日本テレビ、2017年3月15日19:00-20:54)について

「悪い奴らは許さない!」直撃!怒りの告発スペシャ」(日本テレビ、2017年3月15日19:00-20:54)を観ました。

この番組は、タイトル通りの報道番組であり、長い間の取材を基に作られていました。MCは藤井貴彦日本テレビ・アナウンサー)と指原莉乃であり、タレントの寺島進三田寛子吉本実憂の他に、弁護士の菅野朋子、菊地幸夫が出演していました。寺島進は怒りの担当、三田寛子は“なごやか”担当、吉本実憂はビジュアル担当だったのだろうと思います。


私がこの番組を観たのは、以下の記事を書いたためです。この記事では、指原莉乃が過去4ヶ月(2016年12月~2017年3月)にMCを務めた番組(計8番組)について表を掲載しています。他の7番組は全て観ていたので、この番組も観ることにしたのです。
natuka-shinobu.hatenablog.com


指原莉乃のMCは、予想以上に番組にハマっていました。目線はシッカリと前を見据えており、声も明瞭であり、報道番組に似つかわしいものでした。私には彼女の声質はこの種の番組に意外にあっているように見えました。

彼女が今までMCを務めてきた番組は主にバラエティー番組です。番組の冒頭でも藤井貴彦アナと以下の会話がありました。

指原:私、ここ(MC席)でいいんですか?
藤井:指原さん、報道担当なさったことはあるんですか?
指原:報道関係のスタッフにまず初めて会いました。
藤井:そうですか、いやでも、この番組は正にそういった犯罪から遠いところにいらっしゃる指原さんのような方に観ていただきたい番組なんです。

確かに藤井貴彦アナの言わんがすること分かります。私も彼女が出演しなければ、この番組は観なかったと思うからです。


指原莉乃がこの番組に呼ばれたのは、彼女がMCを水卜麻美アナと共に務めた「上には上がいるもんだ」(2017年1月7日)に、藤井貴彦アナがゲストである羽鳥慎一の同期として出演したことがキッカケだと思います。この番組は彼の他に小山慶一郎も出演していますので、日本テレビの報道番組である「news every」の関係者も注目していたのだろうと思います。

今回の番組で扱った犯罪トピックの一つは、「news every」で報道したこと(2016年4月14日)を継続取材したものでした。このことから、番組には「news every」のスタッフが多く関与していると推測します。

指原莉乃は様々なバラエティー番組に出演し、それぞれの番組においてそれに合わせた役割を担っています。そのあり方は番組の内容だけではなく、NHKと民放でも違いがあります。また、民放でも時間帯(昼前、ゴールタイム、深夜)によって違います。今回の番組における彼女も、番組のあり方に合わせのに過ぎないのかもしれません。そして、結果的にバリエーションが1つ増えたということになります。

ちなみに、「上には上がいるもんだ」は遅めのゴールデンタイム(21:00-20:54)ですので、彼女はゲストにツッコんだり、弄ったりする役も担っていました。その対象には、その対象には羽鳥慎一も含まれていました。


今回の番組で扱った犯罪トピックは、以下のものでした。

  • 元同僚による女性の部屋(男性と同居中)の盗聴
  • 生活保護を不正受給して余裕の生活をしていた女性
  • お試し用の高額デモ機(オーディオ製品など)を返さずに、横流し(「news every」)
  • 売り上を奪われた店経営者
  • 女風呂の組織的な盗撮(実行犯は女性)
  • 代金の未払いによる商品の騙し取り(商品は格安販売店で売られていた)
  • 電車における痴漢

以下では、「売り上を奪われた店経営者」と「電車における痴漢」以外について、記載します。この2つもあってはならないことなのですが、以前からあるな犯罪であるので、これらから新しい知見が得たわけではないのです。


この番組において私が初めて知った犯罪は、デモ機の横流しです。デモ機を貸りた女性は返却を促されると、最初は丁寧なメイルで謝罪ともに、返却を約束をします。でも、やがて連絡がつかなくなります。最初の謝罪と返却の約束は時間稼ぎするためだと思います。また、弁護士による文書を送って、被害者の要求を諦めさせようとし、結果的に泣き寝入りした会社もあります。

「news every」の報道後にも、彼女による被害にあった人が存在します。日本テレビによるさらなる調査と追求の結果、この犯人は起訴、勾留されているようです。でも、彼女による犯罪は氷山の一角だろうと思います。この種の犯罪を防ぐためには、行われた犯罪について多くの人が知ることができる仕組みが必要だと思います。


代金の未払いによる商品の騙し取りも、含めて巧妙な手口です。最初はキチンと支払うのですが、段々と取引金額を多くして、最後には支払わなくなります。そして、最後の製品を受け取ると会社は廃業の形をとり、姿をくらまします。警察としては、最初は料金を支払ったことと、民事不介入の原則があるので対処が難しい場合が多いようです。


盗聴について今回始めて知ったことは、盗聴したことだけには罪にならないらしいことです。日本テレビが突き止めた犯人が逮捕されたのは、物品(ノートパソコン、下着)を盗んだためだと思います。なお、犯人が住居に侵入できたのは、被害者女性が会社に置いたままであった鍵をコピーしたからでした。


生活保護の不正受給の件には本筋ではないところで驚きました。生活保護を受けている際には運転は禁止されていることです。理由は事故をしたならば、その保証ができないためだからとのことです。でも、生活保護から脱するために車が必要な場合もありますし、都会でなければ車がなければ生活できないような地域もあります。このため、一律に禁止することには、どんなものかとは思いました。

でも、完全に許容すると、一般的な感覚にてらすと許容範囲外のことをする人もいますので難しいと思います。今回の不正受給者である女性は、住まいがそんなには辺鄙な地域ではないのにも関わらず、10キロ離れた店に毎日、車でご飯を食べに行っていました。

該当自治体である松山市は女性に、不正に受け取った保護費(約150万円)返却することを求め、受給を停止したそうです。彼女は実家に住んでおり、グループホームにいるために不在である父親の口座を管理して、金を得ていたようです。

このトピックの終わりにナレは「それから(取材から?)およそ5ヶ月、松山市は警察と協議を進めながら、女性に保護費の返還を求めていく方針だ。」と述べていますので、まだ返却が行われていないようです。


盗撮はかつては個人が、自分の楽しみにために行っているケースがほどんどであったように認識しています。でも、現在ではそれだけでなく、大きな益を得ることができる多くの人が関わるビジネスになっているようです。この種の会社は、海外に拠点を置くことなどによって摘発から逃れやすくしているようです。

今回驚いたことは、盗撮カメラがかなり小型されていることです。シャンプーの容器に組み込むことができ、それをお風呂セットに入れて撮影場所に置いておけば撮影可能です。このため、女性の協力者がいれば撮影は難しくないようです。協力者も、お風呂セットを置くだけなので罪の意識は希薄のようです。


番組全体を通して思ったことは、現代社会に生きているなら、この番組で報じたような犯罪があることは、把握しておくことが非常に望ましいことです。

特に、「お試し用の高額デモ機の横流し」と「代金の未払いによる商品の騙し取り」については、このような犯罪の存在が周知されれば、被害を被る会社は確実に減ると思います。この番組を観ないことによって、逃れられたはずの被害を被る会社がいないことを願いながら、この記事を終わります。


ーー以上ーー