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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「“処世術”学びたい有名人ランキング」(オリコン、2017年3月17日発表)について

「“処世術”学びたい有名人ランキング」のトップ10がオリコンにより発表されました(2017年3月17日)。1位は、明石家さんまでした。
www.oricon.co.jp

より詳細には、調査されたものは、その生き方や立ち居振る舞いが参考になる『“処世術”学びたい有名人ランキング』です。調査の対象は、10~20代の男女でした。

2位から5位までは、マツコ・デラックス有吉弘行指原莉乃カズレーザーの順でした。タイトルの下には、明石家さんまを真ん中にしてトップ5の写真が並べてあります。


トップ3については、回答者によるコメントを参照しながら、各2段落の解説がありました。この他、指原莉乃カズレーザー手越祐也(6位)、出川哲朗(10位)については、量が少ないものの解説がありました。なお、既出でない7~9位は山崎弘也小島瑠璃子近藤春菜でした。

コメントは、各々に対して2~3個記載されていました。3個の記載があったのはトップ3に対してです。


掲載されたコメントには、この調査の趣旨にてらすと、どんなものかというものがあります。おそらく、回答者の年代が若いために顕著になっているのだろうと思います。

ランクインしたタレントは、知名度があり、成功したと思われており、好感が持たれていることは分かります。でも、評価されている順がどうであるかを知るためには、各自に対するコメントを全て記載してもらい、それにも基づいて判断する必要があると思います。


1位にとなった明石家さんま(61歳)についての記載を観ると、若い年代における彼の見方をうかがい知ることができます。記者は、「どんな状況に置かれても一瞬で笑いに変えることが可能」、そして「どんな人物と絡んでも、自身のフィールドに“嫌味なく”強引に持っていってしまうその天賦の才」と記載しています。でも、このことは、笑いを最優先にしてしまうという意味でもあります。

明石家さんまが現在達している立場では、ほとんどの相手タレントにとっては、笑いのネタにしてくれることだけでも、ありがたいことだと思います。でも、回答者の年代の人がが同様のあり方である場合に、それがプラスになるかは疑問です。

それから、10位に入った出川哲朗(53歳)が好感が持たれるタレントとなったのは、ごく最近です。彼は、40歳くらいにおいては、様々な不名誉なランキングの上位に位置しており、中には殿堂入りしたものあるようです。このため、回答者の年代において、直接に参考になるかは少し疑問出す。

つけ加えるならば、有吉弘行(42歳)の地上波におけるあり方は、例えば7年前とは今とはかなり異なっています。7年前といえば、彼にとって初めての冠番組である「有吉AKB共和国」(2010年3月29日-2016年3月)が始まった年です。


このようなことを考えるならば、回答者の参考になりやすいタレントは、年齢の範囲を広げても30代半ばまでのように思います。該当するタレントをランキング上位から記すると指原莉乃(24歳)、カズレーザー(32歳)、手越祐也(29歳)、小島瑠璃子(23歳)、近藤春菜(34歳)です。

この5人の中で、コメントだけに基づいて参考になると判断されるのは、カズレーザーだと思います。彼に対するコメントは、「正直で包み隠さずって感じがする」と「ニュートラルなポジションで上に媚びていない」です。

これに対して、参考にすることが難しそうに見えるのは手越祐也です(あくまでも私の考えです)。彼に対するコメントは「彼以上のポジティブな人は見たことがない」と「何をしても許される感は一種の才能だなと思う」だからです。私は、「一種の才能」を得ることは誰にでもできることではないと思います。


このブログで記事にすることが多い指原莉乃は、少なくとも2つの点において、参考になると思います。1つは、ハンディーがある研究生の出身にも関わらずAKB48選抜総選挙において1位になったことです。そして、もう一つは週刊文春の例の記事がもたらした大きなマイナスにもかかわらず、人気タレントになったことです。人気タレントになったことは今回のランクインでも分かります。

かつてのAKB48には、神7と呼ばれた奉られていた7人のメンバーがいました。早めに卒業した前田敦子を除いた6人を、指原莉乃AKB48選抜総選挙において抜いて1位になりました。
彼女が成功したのは、文春記事のお陰だと認識している人がいるようですが、それは間違えです。文春記事の記事の直前に行われたAKB48選抜総選挙2012において彼女は4位になっていたからです。この年までの彼女の順位は27位->19位->9位->4位と上昇し続けていました。このため、順当に行けば1位になる可能性が高いメンバーであり、それが故にアンチAKB48のターゲットになったともいえます。
彼女はHKT48に移動した翌年の春に、貢献が認められてHKT48の劇場支配人になりました。AKB関係の仕事(握手会などのイベント、HKT48の劇場支配人*1)で時間を取られているのにも関わらず、彼女には在京局におけるレギュラー番組だけでも3本(全てMC)あります。

指原莉乃は参考になりえますが、その本質は分かりにくいので、彼女から十分に学ぶことができる人はそんなには多くないと思います。例えば、彼女が頭の良いことは、彼女が月1で出演している「ワイドナショー」を観ると、社会経験が多い人の場合には分かりやすいようですが、そうではない人もいるようだからです。彼女に対するコメントを「自虐で登りつめたと思う」とした女性も、彼女の本質ではなく表面上のことのみを見ている可能性があります。なお、もう1つのコメントは「女子特有の嫌味な感じがない」でした。


ーー以上ーー

*1:新設グループであるSTU48の劇場支配人を務めることになりましたが、多忙なためにどのくらい関与できるかは不明です