読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
はてなDiaryから移行してみました。
記事一覧

人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

ワールドカップのロシア大会のアジア最終予選B組第7戦(vs タイ代表)において日本代表が勝利を収めたことについて

ワールドカップのロシア大会(2018年)が懸かったアジア最終予選B組第7戦(vs タイ代表)において、日本代表は4対0で勝利を収めました(埼玉スタジアム2002、試合開始:19:35-)。

1点目は久保裕也(前半14分)、2点目は岡崎慎司(前半19分)、3点目は久保裕也(後半12分)、4点目は吉田麻也(後半38分)でした。岡崎慎司による得点は、彼らしいダイビングヘッドによるものでした。これは彼の代表における50点目になるそうです(歴代3位)。


この試合の結果、日本代表は勝ち点3をさらに積み重ね、勝ち点13に至りました。勝ち点においてB組においてサウジアラビア代表と並んでいることは、6戦目までが終わった時点と同じです。

得失点差も加味した順位においては、1位になりました。これは、日本代表が得失点差を4増やして9に至ったのに対して、イラク代表戦が1対0であったサウジアラビア代表は、失点差8に至るのに留まったからです。

3位はUAE代表に2対0で勝利を収めたオーストラリア代表です。この結果、勝ち点10、得失点差5となりました。4位であるUAE代表と5位であるイラク代表の勝ち点は、それぞれ9と4のままでした*1

タイ代表戦は得点差とは裏腹に、ストレスを感じる試合でした。その原因は、中盤においてパスを奪取され過ぎたからだと思います。

とはいえ、一部のネット住民が非難する度合は行き過ぎのような気がします。非難が好きな人にとっては、UAE戦の勝利においては非難できるような雰囲気ではなかったので、溜まったものがあったのかもしれません。

試合において目立った問題は、前の試合がもたらした怪我人に起因し、中4日では対処がしきれなかった部類のものだと思います。それにもかかわらず、4点差で勝利を収めたことは大きな収穫だと思います。むしろ過負荷の状態によって潜在的な問題点が露呈したものであり、これを3ヶ月後の試合(6月13日)までに対処ができれば、却ってバージョンアップになると思います。

データを示しておくと、現在のB組の試合における最大の得失点差は4です。この試合の他は、イラク代表がタイ代表に4対0で勝利を収めた試合だけだけです。このことからも、結果としては十分であったと私は思います。


タイ代表との試合に戻ると、タイ代表が支配する時間帯は日本代表よりも少なかったですが、タイ代表を格下だと考えて、甘く見ていた人達を驚かすほどには長かったと思います。このことが批判を助長したのだろうと思います。

しかしながら、タイ代表が支配する時間は、彼らにとっての前の試合(vs サウジアラビア代表)においては、さらに長かったように思います。統計が見つからなかったのですが、私の印象ではボール支配率では、タイ代表が上回っていたように感じました(録画が残っていないので確認できません)。

この試合においては、サウジアラビア代表がそつなく0対3(試合会場:バンコック)で勝利を収めています。なお、「そつなく勝利を収めたと」いう感想を持つのは、私が第3者であるためかもしれません。もしかしたらば、サウジアラビア代表を応援していた人達にとっては、度合は別にして、ストレスを感じる試合であったかもしれません。


第7戦を終えて、確実にワールドカップへの切符を得ることになる2位までに入る可能性は、ほぼ3国に絞られてきたと思います*2。該当する日本代表、サウジアラビア代表、オーストラリア代表には、三つ巴の対戦が残っており、どの国もホームとアウェイが1つずつです。

仮に三つ巴である各2試合から得ることになる勝ち点が同じであり、得失点差が0であるとするならば、順位は残りの国との対戦によって決まります。その対戦国は、日本代表がイラク代表(A)、サウジアラビア代表がUAE代表(A)、オーストラリア代表がタイ代表(H)です。

オーストラリア代表は他2国よりも勝ち点で3、後塵を拝しています。このため不利なことは確かです。でも、対戦が残っているタイ代表が最も得失点差を献上してきたチームであることを考えると、著しい不利ではないように思います。次の試合(vs サウジアラビア代表、6月13日)において、大量得点の勝利を収めれば、日本代表のイラク代表戦の結果いかんでは、一気にトップに躍り出る可能性もあります。


日本代表はイラク代表戦(A)に確実に勝利を収めないと、雲行きが怪しくなります。イラク代表はB組では1勝1分5敗ではありますが、実力があるチームですので、日本代表戦から本来の実力にみあった結果を得る可能性はあります。

イラク代表戦の試合会場は現時点では決まっていないようですが、イラク国外だと思います。今までの3試合は、Shah Alam Stadium(Shah Alam[マレーシア])が1度(vs サウジアラビア代表、PAS Stadium(テヘラン、イラン)が2度(vs タイ代表、vs オーストラリア代表)でした。

PAS Stadiumならば、イラクの隣国であるイランなので、イラクのサポーターとって駆けつけやすいとは思いますが、完全に彼らのホームになるとも思えません。ちなみに、私の認識ではイランは親日国です。


次の試合において両国代表が十分に実力を発揮できることを願いつつ、この記事を終わりにします。

*1:http://www.fifa.com/worldcup/preliminaries/asia/FIFAサイトにおけるアジア予選のページ。B組の順位表を観るためには下に手繰る必要あり。]

*2:UAE代表は残り3試合を全勝すれば可能性があります。