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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

静岡市の人口が70万人未満になったことが起こす実際的な支障は、体裁が悪いことくらいだと外部からは見えること(2017年4月1日の推計人口)

政令指定都市である静岡市の4月1日推計人口が、70万人を割ったようです(69万9421人)。
headlines.yahoo.co.jp

読売新聞の記事の後に読んだ静岡新聞の記事によると、田辺市長は3月30日の時点でこのことを予期しており、「いったん70万人を割り込むのはやむを得ない」と話していたようです。しかしながら、「いったん」というのは地元メディアに対する政治的発言のように感じます。
www.at-s.com


2015年の国勢調査によると、日本の人口は5年前に比べて減少しています。したがって、静岡市の人口が減少傾向であっても不思議ではありません。

客観的に観るならば、静岡市の人口が70万人を割ったのは減少傾向の結果にすぎません。でも、静岡市にとっては、70万人という数字が重要な数字だったように見えます。


静岡市政令指定都市になる前には、政令指定都市の運用基準は「人口100万以上、または、近い将来人口100万人を超える見込みの80万人以上の人口」と見なされていたようです。でも、静岡市が行政指定都市になった時点における人口は約70万人であったようです。

それにもかかわらず静岡市が行政指定都市になったのは、平成の大合併を促すための期間限定の運用基準の緩和のお陰のようです。この恩恵を得たのは、静岡市を含めた7市でした。現在は期間を過ぎているようです。

他の6市は、堺市(2006年4月1日)、新潟市浜松市(2007年4月1日)、岡山市(2009年4月1日)、相模原市(2010年4月1日)、熊本市(2012年4月1日)です。行政指定都市となった時点における人口をザックリと表わすならば、前の3市は80万人程度であり、後の3市は70万人程度のようです。


2015年に行われた国勢調査*1による人口は、静岡市が705238人、堺市が839891人、新潟市が810514人、浜松市が798252人、岡山市が719584人、相模原市が720914人、熊本市が741115人です。したがって、7市の中で最も人口がすくない自治体は静岡市です。

各自治体が発表している最新の推計人口を見ても、静岡市が人口最小なことには変わりがありません。そして、70万人未満は静岡市だけです。ちなみに一番人口が多いのは堺市であり、836,109人(平成29年3月1日現在)です*2


静岡市の人口は70万人未満になりましたが、それを理由として政令指定都市を取り消されることはなさそうです。地方自治法によると政令指定都市とは、「政令で指定する人口五十万以上の市」のようだからです。素人である私の解釈は、人口が70万人を切っても50万以上であるならば問題はないというものです。

県外の者である私としては、仮に人口が50万人を切った場合に静岡市が行政指定都市であり続けたとしても、マイナスを被ることはありません。都道府県に準じた権限を行使できることについても、人口が最小である鳥取県を下回らなけれは、問題視する必要はないように思います。

静岡市が70万人未満になったことの実際的な問題は、体裁が悪いことくらいのように思います。県都としてのプライドもあると思います。ちなみに、浜松市静岡県)の4月1日における(住民登録による)人口は806,407人ということです*3


体面を保つために静岡県/静岡市が無茶なことをしないことを願いつつ、このブログ記事を終えます。