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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「いつかボクらもご意見番 コメンテーター予備校」(フジテレビ)についての考察(2017年4月9日(日))

「いつかボクらもご意見番 コメンテーター予備校」(フジテレビ)を観ました(2017年4月9日(日))。放送されたのは、日曜昼のサンバリュ枠(13:15~14:15)です。
http://www.ntv.co.jp/svf/20170409.html

この番組は受講者(MCとゲスト)が、ワイドショーの常連たちの実例コメントから学ぶという体(てい)でした。MCは若林正恭と博多大吉、ゲストは小倉優子篠原信一藤田ニコルでした。そして、進行は桝太一アナ、アシスタントは畑下由佳アナでした。


放送で教材として示された実例コメントは、1月から3月のニュースに対するコメントを視聴者のアンケート結果により評価して、70点以上の点を得たものから選んだそうです。

実例となったニュースは、「NHK紅白歌合戦の演出に賛否両論」(1月1日)、「小田原市 生活保護なめんなジャンパー騒動」(1月17日)、「江角マキコさん芸能界引退も疑問残る」(1月23日)、「金正男氏 殺害」(2月13日)でした。実質的には2月前半までのニュースに限られているのは、アンケートの集計の都合のように思います。

そして、採用されたコメントは、小倉智昭(バイキング)、松本人志ワイドナショー)、指原莉乃ワイドナショー)、北斗晶(5時に夢中)、梅沢富美男(バイキング)、杉村太蔵サンデー・ジャポン)によるものです。ちなみに、「バイキング」と「ワイドナショー」はフジテレビ、「サンデー・ジャポン」はTBS、「5時に夢中」は(TOKYO MX)によって放送されています。

各コメントには採点がされていますが、番組や話された状況などの文脈を切り取ったものに対する評価なので、相対的な評価は意味がありません。このため、上の表には加えていません。

例えば、「バイキング」と「ワイドナショー」は同じ局のバラエティー番組ですが、かなり違います。このため、小倉智昭の「バイキング」における発言と松本人志の「ワイドナショー」における発言を、その発言だけを評価して比較しても意味は乏しいです。

また、裏番組の関係である「ワイドナショー」(フジテレビ)と「サンデー・ジャポン」(TBS)は違う層を視聴者として分け合っていると思われます。それゆえ、評価されるコメントも番組によって違う可能性が高いです。

ワイドナショー」は、街の集会場などで近所の人達が気兼ねなく歓談しているものに似ているように思います。あくまでも会話を楽しむことが重要であり、自分の意見を強く主張したいう意識が強いコメンテーターは、他の番組よりも少ないように思います。もちろん、例外もあり、番宣のために出演した古舘伊知郎などは該当します。

このようにコメントに対する評価は番組によって違いますので、上級の講座ならば、それを含めたものになったと思います。だだ、これの番組はあくまでもバラエティー番組ですから、初心向きの内容でも十分だったと思います。


番組では受講者が以下に示すニュースを課題にして、コメントをしました。

  1. 8.6秒バズーカ“はまやねん”の不倫騒動
  2. 男性保育士による女児の着替えはアルかナシか?
  3. 松本伊代早見優の線路侵入での書類送検

受講者によるコメントは、別室にいる視聴者代表25人による評価されました。ただその評価者のあり方をみると、その評価はあまりあてにならないように感じました。

若林正恭の第1の課題に対するコメントの際には、コメント自体に対する評価がされていました。でも、博多大吉がコメントに対して説明を加えてからは、それを含めた評価になりました。でも、コメンテーターの発言としての難しさは、発言したことのみにおいてその場で評価されることにあります。

さらに、場合によっては受講者と会話ができることが理解されてからは、コメントだけでない人間性などの趣旨が違う評価が入り込んできたように思いました。また、そのコメントに自分が共感するかによる評価の混じり方が多くなったように思います。

このように評価に対する疑問もがありますので、やはりこの番組は、バラエティーとして楽しんだほうがようと私は思います。


私自身の受講者に対する評価をざっと記するならば、コメンターに向いている可能性があると感じたのは藤田ニコルであり、向いていないと思ったのは篠原信一でした。彼がバラエティーに起用される理由は風貌とキャラであり、話す力ではないと思います。このため、評価が低かったとしても何も支障がないと思います。

残りの3人では、若林正恭と博多大吉はMCであるために受講者となっただけである可能性があり、コメンターにそんなに興味を持っているようには見えませんでした。博多大吉がコメントに対する評価を聞く前に説明をしたのは、その現れだと思います。

これに対して、小倉優子はかなり興味を持っているようです。彼女はテレビのレギュラー番組が欲しいようであり、その一環としての出演であったようです。このため、他の出演者にはない必死感がありました。

彼女については、考え方がシッカリしており、真面目であり、真摯にコメントができることは分かりました。でも、そのような資質を持っている人は一般人でも少なくありません。現時点においては、バラエティー的な面白いコメントは期待できないように感じました。

そのような意味において、現状では彼女には、「ワイドナショー」、「バイキング」、「サンデー・ジャポン」は難いと思います。向いている番組をあえて探すならば、彼女も言及した「スッキリ!!」(日本テレビ)なのだろうと思います。


ーー以上ーー