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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「貴族探偵」(フジテレビ、月21)の初回を観ました。

「貴族探偵」(フジテレビ、月21)の初回を観ました。原作は麻耶雄嵩による同名小説とその続編のようです。
www.fujitv.co.jp


このドラマは貴族探偵と呼ばれる人物(相葉雅紀)が3人の使用人によって事件を解決するものです。使用人と言っても探偵のための特殊な使用人ではありません。運転手の佐藤(滝藤賢一)、メイドの田中(中山美穂)、執事の山本(松重豊)です。

貴族探偵に事件の度に遭遇して対抗意識を抱くのは、喜多見切子探偵事務所に属している高徳愛香(武井咲)です。でも、事務所のオーナー(井川遥)は既に他界しています。不思議なことは、それにもかかわらず2人が会話する場面があることです。

この他の主要人物としては、神奈川県警の警部補・鼻形雷雨(生瀬勝久)がいます。彼も二人の推理合戦に遭遇することになるようですが、推理は箸にも棒にもかからないレベルです。

警察関係の他の登場人物としては、彼の部下である常見慎吾(岡山天音)と鑑識の冬樹和泉(田中道子)がいます。


今回の事件は喜多見切子事務所のクライアントである玉村家の別荘で起きました。令嬢の依子(木南晴夏)にパーティーに呼ばれた愛香が訪ねると、パーティーは既に昨夜に終わっていました。

依子がそのことを申し訳なく思ったのかは分かりませんが、地下にある曰く付きの“鬼隠しの井戸”に案内しようとします。二人が地下に降りて井戸の側に至ると、そこに死体を発見することになりました。被害者はパーティーの参加者の男性でした。


通報によって駆けつけた鼻形警部補による残念な推理がひとしきり終わったあと、唐突に貴族探偵の執事・山本が現れます。彼は主(あるじ)が皆さんに会うことを望んでいると伝えます。そして、一行を案内したところは、庭にいつの間にか作られていたモンゴルのゲルのような建物でした。

一行が揃うと、貴族探偵が徐に現れ、事件を解決すると宣言します。鼻形警部補は当然、反発するのですが、かかってきたお偉いさんの電話によって従わざるをえなくなります。

それでも愛香は反発し、自分で捜査して彼よりも事件を早く解決すると宣言します。これを、貴族探偵は面白い余興だと解します。そして、鼻形警部補に彼女に自由に捜査をさせて、情報の隠さずに共有するように命じます。


このように捜査は始まるのですが、貴族探偵には捜査らしい動きがありません。山本は調べている様子です。でも貴族探偵の方は、依子を含めた女性陣を連れてフライフィッシングに行こうとして、愛香に止まられたくらいです。実は、このフライフィッシングが重要なポイントになり、事件が解決されることになります。

愛香は当初はパーティーの参加者に犯人がいると考えますが、やがて貴族探偵も事件が起きる前から滞在していたことを知ります。依子と貴族探偵は旧知の間柄だったのですが、尋ねられなかったので話さなかったそうです。


愛香が事件が解けたと宣言すると、貴族探偵は仮の館に一同を集めます。彼女の推理は貴族探偵が使用人に殺させたというものでした。これには貴族探偵は呆れ、山本に推理を説明するように命じます。

貴族探偵自身が推理を披露しないことに、愛香は反発します。でも、重要なことは誰が推理を語るかではなく、真相に辿り着くことができるかだと、いなされます。

山本は愛香に、その推理が実に惜しいところまで行ったいたと敬意を表した後、彼女が大きなミスを犯していたと指摘します。その指摘を聞いて、愛香の表情は変わりました。それを貴族探偵は、まるで三日間眠っていないヒトコブラクダのようだと評します。

山本は説明に戻り、犯人はパーティーに参加した男性の1人だという推理を披露します。そして、証拠となりえるものを回収するため使ったものが、フライフィッシングの竿であると述べます。結果として、犯人は鼻形警部補に逮捕され、連行されることになりました。


このドラマはそこそこ面白かったです。貴族探偵が係る事件が解決されるのが、優秀な使用人がいるためであるか彼が動かしているためなのかも、おいおい分かっていくと思います。

原作がありますので、脚本家が1話と同様に原作を調理するならば、これからも楽しめる可能性があると思います。私は視聴率にはそれほどは興味はありませんが(初回視聴率:11.8%)、前作のように記録的に低くなることはないと思います。


個人的には依子(木南晴夏)の今後が気になります。別荘での事件が解決したので、彼女の出番は1話で終わることが順当でしょうが、番組の相関図に登場しています。また、クレジットでは警察関係者のその他2人と並んで記されています。

ちなみに、彼女の出演は追加出演の形で発表されており、次のような記事が書かれています。一回だけの出演にしては大きな扱いだと思います。
mdpr.jp


それでは、2話以降に期待しつつ、この記事を終えることにします。