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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「貴族探偵」(フジテレビ、月21)の第4話を観ました。

貴族探偵」(フジテレビ、月21)の第4話を観ました。
www.fujitv.co.jp

今回は地下アイドルである有畑しずる(藤川千愛)がライブの後に飛び降り自殺したことを発端として、山奥の旅館において殺人が起きます。殺されたのは宿泊していた男性です、この日の宿泊者には、ご都合が良いことに高徳愛香(武井咲)、鼻形雷雨(生瀬勝久)、貴族探偵相葉雅紀)もいます。

山奥の旅館といってもわかりづらいかもしれませんので、ロケ地に言及したほうが良いかもしれません。群馬県と長野県の境界に近い「霧積温泉 金湯館」(群馬県安中市松井田町)のようです。
www.kirizumikintokan.com

最寄り駅は横川駅(安中市松井田町)ですが、地図を見ればこの駅からの公共交通機関がないことは推測できると思います。なお、ドラマでは愛香の一行は吊橋を渡って舞台となる浜梨館に至りましたが、私が金湯館に行った際には吊橋*1は渡っていません。


ドラマは有畑しずるのライブのから始まりました。有畑しずるを演じる藤川千愛は女性アイドルグループ「まねきケチャ」の一員です。「まねきケチャ」のサイトにおけるエキストラ募集の情報を観ると、ライブの場面は渋谷WOMBで収録されたようです。有畑しずるの後にステージに登場したグループは、「神宿」だと推測されます。
www.maneki-kecak.com


高徳愛香は有畑しずるが自殺したことを、彼女のヲタ達の依頼によって知ります。ヲタ達は彼女の相手が田名部優という名前であることまでは突き止めていました。自分がその人物を特定した場合に彼らがどうするかを知った彼女は、この依頼を断ります。

このヲタ達を探偵事務所から追い出した直後に、第1話に登場した玉村依子(木南晴夏)が訪れます。彼女の要件はパワースポットである温泉に誘うということでした。服装から推察すると、二人はこのまま浜梨館に向かったように見えました。


二人が浜梨館のとりあえずの入口に辿り着くと、女将の浜梨久仁子(釈由美子)に出迎えられます。「とりあえずの入口」と記したのは、(読みにくい状態に至っている)看板はあるものの、館に至るまでには山を登り、吊橋を渡る必要があるからです。

道すがら愛香は、女将から浜梨館の由来を聞くことになります。彼女の話によると、江戸時代に湧いた温泉が由来であり、そこにはイズナが現れるようになったそうです。イズナとはこの地の言葉で狐を意味します。

やがて、イズナに出会うと良いことがあるという噂が立ち、次第にイズナ様と崇められるようになったそうです。それ以来、彼女の先祖がイズナ様に仕えるようになったとのことです。


女将に案内されてイズナ様が在する間に入ると、すでに、宿泊客である赤川和美(柳ゆり菜)と金谷沢広成(小松和重)がいました。赤川和美によると、宿から送られてきた熨斗に名前を願い事を書いて転送すると「イズナ様」という儀式に参加できるそうです。

儀式ではそれが火鉢で燃やされるそうです。そして、イズナ様の源泉を服した後に、一人ずつ温泉に入ると、願いが叶うということのようです。


祭壇の前をみると、名前を書いた紙が貼られた小箱が幾つか置かれています。赤川和美、金谷沢広成、そして玉村依子の名前がその中にはあります。愛香の名前はないので、儀式に参加できないだけではなく、参加者が泊まる「イズナ様の間」には泊まることができないことを知らされます。

驚いたことは、小箱から推測すると、儀式の参加者の中には、鼻形雷雨、そして田名部優がいるようです。ほどなく現れた鼻形雷雨は、プライベートであると明かします。

前橋でバーを営む有戸秀司(阿部力)の後に現れたのは、下北香苗(草刈麻有)を伴った貴族探偵でした。このことから愛香は、貴族探偵の名前が田名部優であることが判明したと嬉々します。でも、ほどなく、田名部優と名乗る人物が現れます。貴族探偵は、下北香苗の付き添いであったようです。


愛香と貴族探偵は「イズナ様の間」の外の部屋に移ります。最初は同じ部屋にふとんか敷かれていたのですが、彼女には別の部屋が用意されたようです。

愛香は貴族探偵と共に酒を暫し飲んだ後、儀式が終わったことを見計らって、「イズナ様の間」に向かいます。すると、田名部優と話している女将を見かけます。愛香に気づくと二人は会話を止めます。田名部優は「イズナ様の間」に入ります。

愛香が中に入ろうとすると、入ってはいけない決まりだと女将に制されます。そして、彼女は外から鍵をかけます。彼女によると、中から出ることはでき、中には固定電話があるので支障はないということです。なお、イズナ様が嫌うということで、宿泊客の携帯は彼女が預かっています。


儀式が終わった次の日の早朝、男風呂に入ろうとした鼻形雷雨は、死体となった田名部優を見つけます。死体は湯船から引きずり出されたようであり、うつ伏せです。彼の叫び声によって、愛香は目を覚まします。

彼女は「イズナ様の間」の前に駆けつけ、さらに駆けつけた女将が鍵を開けます。愛香は、死んでいることを確認すると、鼻形雷雨に警察に連絡することを命じます。

しばらくして、吊橋のロープが切られていることが分かります。浜梨館の側のロープが切られているので、向こう岸にいる警察などは、対処ができないようです。

女将によると、吊橋以外に浜梨館に至るルートは、北側の「たていし連山」を歩くルートしかなく、丸一日かかるそうです。このため、警察は容易には現場に辿り着けない状況になりました。


愛香は固定電話の側にあったメモの筆跡から、田名部優が電話をしていたらしいことを知ります。そして、これから殺害可能な時間を限定できる可能性を考え、鼻形雷雨に問い合わせを依頼します。

庭では、貴族探偵が女性たちとティーブレイクをしていました。必要なものは、貴族探偵保有する犬であるシュピーゲルが運んできたようです。貴族探偵に請われた赤川和美が連絡先を書いており、二人は貴族探偵が女性に積極的であることに呆れます。


招かれた二人が場に加わった後に、依子はシュピーゲルに装着されたバッグに、タブレットが入っていることに気が付きます。これを操作した愛香は、田中(中山美穂)による事件のマトメがあることに気が付きます。それによると、現段階における有力な容疑者は赤川和美と有戸秀司ということです。

ほどなく、有戸秀司と金谷沢広成が現れ、財布が盗まれていたことを報告します。さらに、女性客も同様であることが分かります。これを男性客の部屋に知らせに来た愛香は、殺された田名部優のノートを見つけます。これと、通話記録から彼女は犯人を特定したと宣言します。

愛香は、アリバイがないと田中がしていた赤川和美と有戸秀司は白だとします。田名部優が通話をした時間により、殺害可能時刻が狭まったからです。でも、そうすると宿泊客には容疑者がなくなります。


そこで彼女は、田名部優と話していた女将に容疑を向けます。「イズナ様の間」は密室でしたが、鍵を持っている彼女は出入りができるからです。

そして、田名部優は温泉マニアであり、浜梨館の源泉が枯竭したことを知り、女将を脅したために殺されたと推理します。動機は、彼は有畑しずるのファンから追われているために、逃亡資金が必要だったとします。

女性が疑われることなく男性の浴室には入れないという貴族探偵の疑問には、外で殺して浴室に運び込んだと推理します。最初は、浴室で殺されたようにする予定だったが、死語硬直のために不自然であったので、外に運び出したとしました。

愛香の推理を聞いた鼻形雷雨は、彼女から警察として話を聞こうとします。でも、女将は自分が犯人であることを否定し、貴族探偵を促します。すると彼は、殺害可能時間には彼女とロビーで酒席を共にしていたことを証言します。


愛香がそれでは誰が犯人だと食い下がると、彼はそれでは事件の真相を教えてあげましょうと言い放ちます。愛香と鼻形雷雨が彼が推理をすると期待すると、さらに、後は任せたと言い放ちます。すると、後ろから「承知しました」という声が聞こえます。

もちろん、登場したのは使用人たちでした。つまり、田中と、佐藤(滝藤賢一)、山本(松重豊)です。佐藤の話によると、彼は「たていし連山」を4時間で走破したそうです。その後、彼は浜梨館側から吊橋を引っ張り上げて、復旧させたそうです。

結果として、他の使用人だけでなく、警察関係者も浜梨館に辿り着いたようです。具体的には、鼻形雷雨の手下である常見慎吾(岡山天音)と鑑識の樹和泉(田中道子)です。そして、一行は外に作られた天幕に移動して、佐藤の推理を聞くことになります。


佐藤の推理によると、犯人は有畑しずるのファンです。そして、犯人は湯船に使っている被害者を凶器で殴り殺したと推測します。予定ではそのまま逃げる予定でしたが、脱衣場で被害者のスマフォを見つけたと推測します。佐藤は、犯人が有畑しずるのオフショットがあるかもしれないと考えたとします。

スマフォの情報を見るためには、指紋による認証でロックを開く必要があります。犯人は、死体の指紋で認証を得ようとしたのですが、指先がふやけているためにできませんでした。このため、死体を脱衣場に運び、ドライヤーで乾燥させました。

これに対して愛香は、犯人が有畑しずるのファンならばスマフォを置いたままにしたことがおかしいと異論を述べます。これには佐藤は同意するのですが、同時に愛香たちが勘違いをしていることを指摘します。

彼の推理によると、愛香たちが田名部優と思い込んでいる男性は実は、それを装っている赤川和美でした。そして、赤川和美と名乗っている女性の名前が田名部優です。つまり、有畑しずるの恋人は女性でした。

さらに彼の推理によると、有畑しずるのファンの復讐を恐れた田名部優はイズナ様の助けを求めようとしました。しかし、名前を晒すのは危険なので、友人の赤川和美と名前を入れ替えて浜梨館に来ました。そうしても、名前と願いはリンクされているので、願い事には支障はないです。

愛香はそれは佐藤の想像に過ぎないと抗します。佐藤は同意をするのですが、そうすると財布が盗まれた理由が推察できると応じます。田名部優にとっては、吊橋が不通している間に、身分証明書やカードなどから実名が犯人に分かってしまうことは危険だからです。

愛香が問いただすと田名部優は認めます。そして、愛香の顔は変わり、貴族探偵に「まるで干からびたゴライアスガエルのようだ」と形容されることになります。

佐藤は犯人は有戸秀司だとします。電話をしたのが田名部優であるので、殺害可能時間が伸びます。すると、容疑者が再び有戸秀司と田名部優になり、後者には動機がありません。

吊橋を切ったのは誰かという依子の問には、貴族探偵はイズナ様だと述べます。これについては愛香も、彼が下北香苗をかばっていることに気づいたようです。

愛香は、貴族探偵が赤川和美(実は田名部優)の筆跡を調べていたことにも気づいたようです。これについて尋ねると、彼は彼女をくどいていただけだととぼけます。


私は第4話は十分に楽しめました。もちろん、「まねきケチャ」をちょっと知っており、とロケ地に泊まったことがあることがプラスになっている可能性はあります。

なお、ちょっと知っているといっても、「指原議長とアイドル国会」(フジテレビ、2016年12月22日深夜)に出演したところを観たことくらいです。なぜ、印象に残ったかについては、4ヶ月半経っているので定かではありません。


視聴率については、第1話からの推移を記するだけに留めます(11.8% -> 8.38% -> 9.18% -> 8.9%)。


【この番組についての今までの記事*2
natuka-shinobu.hatenablog.com
natuka-shinobu.hatenablog.com

*1:【2017年5月11日記載】しだくら吊橋(東京都奥多摩町)のようです。

*2:第3話は見逃し配信を観ただけなので、記事にしていません