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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

AKB48選抜総選挙2017の選抜についての考察と、1位から3位まで、特に1位となった指原莉乃の得票についての考察。

AKB48選抜総選挙2017指原莉乃HKT48)さんがトップでした(246376票)。このことによって彼女は3年連続4度目のトップになりました。指原さんおよびファンの皆様、関係者、そして彼女に投票された方に、お祝いを申し上げます(以下では、敬称略)。


2位から4位までは、渡辺麻友AKB48、149132票)、松井珠理奈SKE48、113615票)、宮脇咲良(82803票)でした。4位までは去年の順位から不出馬者(卒業を含む)を除いた順と同じでした。

速報では1位でした荻野由佳は5位でした(NGT48、73368票)。速報の票数が55061票ですから、18307票の伸びであり、伸び率は1.332倍という著しい低い伸び率でした。
彼女を含めて速報におけて選抜に入ったNGT48メンバー3人の伸び率はいずれも1.7倍以下であり、非常に珍しいと思いました。速報に半分以上の票が集まることは、速報票のほとんどは特定の太ヲタの由来の票であった可能性があります*1

6位から10位までは、須田亜香里SKE48)、横山由依AKB48)、惣田紗莉渚SKE48)、岡田奈々AKB48)、北原里英(NGT48)でした。特出するべきは去年の30位から8位に上昇した惣田紗莉渚だと思います。彼女は1位となった指原莉乃と同じ年代ですが、ドラフト1期生(2013年11月10日)なので、それほど在籍は長くありません。

11位から16位までは、高橋朱里AKB48)、白間美瑠NMB48)、本間日向(NGT48)、古畑奈和SKE48)、高柳明音SKE48)、吉田朱里NMB48)でした。特出すべきは去年の77位から16位となった吉田朱里だと思います。彼女の得票(34540票)は去年(13512票)よりも2万強増えています。NMB48から同様に初選抜となった白間美瑠における増加の約2倍ですので、AKB48グループに関心がない層のファンの寄与も大きいと思います。


17位は向井地美音AKB48)でした。彼女の得票である35201票は、16位となった吉田朱里との差は339票でした。

選抜の内訳ではAKB48は4人に留まりました。去年における10人に比べると半減しています。卒業などが多かったので仕方がないとは思いますが、向井地美音が選抜落ちをしたことは残念だと思いました。


1位から3位の順は多くの人の予想通りだったと思います。ちなみに私は、この3人の得票は10万票以上であり、荻野由佳の得票は10万票に達することはないと判断していました。

3人の中では速報得票では松井珠理奈が最も多かったので、彼女を1位に予想する人がいたようです。でも、その人達の中には、データを観ずに印象に基づいて判断すた人も含まれていると思います。

松井珠理奈の場合、去年における速報得票数(Sp)からの最終得票数(Fp)の伸び率Rp(=Fp/Sp)が他の2人よりも少なかったです(一昨年も同様)。具体的に3人のRpは、5.909(指原莉乃)、4.178(渡辺麻友)、3.167(松井珠理奈)です。


Rpに基づいて2つの予想値(E、Ech)を算出しました。Eは単純に今年の速報得票数(S)にRpを掛けたものです。Echは中国を中心とした海外票が多い渡辺麻友に対して算出したものです。

私は去年における渡辺麻友の得票の半分は中国票だと考えています。そして、彼女の中国票は今年も同レベルだと推察します。このため、中国票を考慮したEchを、Eと去年の最終得票数(Fp)を平均したものとしました。

結果として導いた予想値(E[指原、松井]、Ech[渡辺])は、指原莉乃が191990票、渡辺麻友は145490票、松井珠理奈は109718票でした。このようなこともあり、第2位の名前が呼ばれる前にその最終得票数(149132票)が読み上げられた時点で、1位が誰であるかを確信しました。


渡辺麻友松井珠理奈の実際の値は、それぞれ149132票と113615票でしたから、そんなに間違った推測ではないと思います。ところが、指原莉乃の実際の票数(246376票)は予想値(191990票)はよりも5万5千票も多いです。

5万5千票も上回ったことは、速報における得票が荻野由佳(おぎゆか)の6割になったことによる危機感と、指原莉乃がタレントとしての活躍などで得たライトファンの存在に、主に起因されると思います。これらについて以下で説明します。


おぎゆかショックは、特に太ヲタ、それに加えて彼女のファンのファンだけど自分が投票しなくても1位になると思っていたライトファンを刺激したと思います。

速報に投じられる票の大部分は太ヲタによる寄与だと思います。彼女の太ヲタの多くは去年、最終決戦だと捉えて臨んだと思います。このため、今年は去年ほどの気持ちと資力で臨むことができなかった人が少なくなかったと思いますし、中には、太ヲタをやめた人もいたのだろうと思います。このことが、速報得票数が去年の8割弱(78.63%)に留まった大きな原因になったと思います。


指原莉乃のファンは、10~20歳代の女性と、30歳代以降の男性が多いです。最近は特に女性ファンの割合が増えてきたようです。

増加したファンの大部分はライトファンであり、AKB48には関心を持たない部類の人達のようです。それらのライトファンを、彼女はタレント活動やSNS(特にインスタグラム)投稿などによって得ています。


指原莉乃はテレビ番組などのタレント活動が好調です。このことによって、ファンや、ファンでないとても彼女に好意的な人をかなり獲得しています。彼女がバラエティーの出演者の一人に入ると、会話のパス回しが良くなることが多く、また彼女自身もパスを送ることができます。このため、他のタレントに興味を持って番組を観た人でも、彼女に好意を持つことが起きえるようです。

twitterなどツブヤキでは、XXのファンだけれど彼女に投票したという人を、気がついただけでも10名以上も見かけています。

twitterなどのSNSに関しては、去年の12月から始めたインスタグラムの効果が大きいようです。彼女のインスタグラムは女性向きのコンテンツなので、twitterとは違う層のファンを獲得できているようです。インスタグラムの利用者は10~20歳代の女性が特に多いので、この年代の女性ファンの増加に寄与しています。

twitterでのツブヤキを観ると、この増加層において彼女に投票した人がかなりいることが分かります。学生が多い年代なので、投票数は上の年代と較べると少ないのですが、拡散力が多いので影響があります。

AKB48グループのファンにおいても、彼女のファン以外でも彼女に票を投じた人はいるようです。これには、一人のメンバーにしか投票しない人ではなく、複数のメンバーに投票する人が該当します。共演するタレントと同じように、彼女の存在が自分の一推しにプラスになっていると考えている人がいるというだと思います。


ーー以上ーー

*1:速報5位(25032票)であった本間日向は13位(41230票、1.647倍)、速報7位であった高倉萌香は24位となりました(1.321倍)。