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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「2017上半期タレント番組出演本数ランキング」の2つのデータ(ニホンモニター発表、エム・データ発表)は何が違うのか?

以前の記事においてニホンモニターによる「2017上半期タレント番組出演本数ランキング」(2017年7月7日について記しました。
natuka-shinobu.hatenablog.com
www.n-monitor.co.jp


この種のことに詳しい人は、それより前に発表されたエム・データによるランキング(7月5日)の方を記事にしなかったことは何故かと思われたかもしれません。理由は2つあります。
mdpr.jp

1つの理由はニホンモニターは、この数年に渡って上半期と通年のデータを提供しているので、過去のデータと比較ができるからです。しかしながら、エム・データは以下のページを見る限りは、今まで提供してたのは2015年上半期だけのようです。
mdata.tv

もう1つの理由は、エム・データにおけるデータにおいては、朝ドラ出演者における出演本数に違和感を感じたからです。


以下の表はエム・データにおける女性タレントのトップ10を記したものです。

ニホンモニターのトップ10とは7人が共通します。ニホンモニターのみでトップ10入りしているタレントについても表に加えました。

ランクインに大きく寄与したと推定できる番組があるタレントについては、その種類(帯番組、朝ドラ)と具体的な番組を記載しました。


エム・データのみでトップ10入りした3人(有村架純芳根京子百田夏菜子)は全て朝ドラの出演者です。このことから、両社のデータの違いは、朝ドラ出演をカウントしたか否かの違いであると推測した方もいたかもしれません。でも、ニホンモニターにおいても、以前から朝ドラ出演をカウントしています。

例えば、今年の上半期(ニホンモニター)ではトップ10を外れた友近は、去年の上半期では4位でした。違いは去年においては、朝ドラ「あさが来た」(2015年9月 - 2016年4月)への2016年1-3月における出演が寄与したためだと推測しています。なお、私はこのドラマを観ていないので、どのくらいの寄与であるかは分かりません。


エム・データのみでトップ10入りした芳根京子百田夏菜子は「べっぴんさん」(2016年10月-2017年3月)に出演し、1-3月分がカウントされていると思います。同様に有村架純は「ひよっこ」(2017年4-6月)に出演し、4-6月分がカウントがカウントされていると思います。

芳根京子有村架純はヒロインを務めた(務めている)ので、3ヶ月間(ほぼ13週)においては、週6回出演していはずです(子役の出演回は除く)。つまり朝ドラだけで約78本カウントされたはずです。「べっぴんさん」については正月の2日と3日には放送はされていませんが、5月4日に総集編の前後編が放送されているので相殺されていると思います。

百田夏菜子はヒロイン(すみれ[芳根京子])の友達である良子を演じました。ドラマの後半(1-3月)においては、この2人と君枝(土村芳)、明美(谷村美月)が創業した会社・キアリスが舞台になっていますので、ほぼ毎回出演したと思います。このため、朝ドラは、百田夏菜子にだけでなく、土村芳にも谷村美月にも出演本数において大きく貢献したはずです。

エム・データでは女性タレントにおけるトップ20まで発表しています。その中には、土村芳と谷村美月もランクインしています。具体的には、芳根京子は7位(212本)、百田夏菜子は9位(188本)、土村芳は13位タイ(175本)、谷村美月(167本)です。私は本数が多すぎるように思うのですが如何でしょうか?


実は芳根京子については、ニホンモニターも「2017上半期ブレイクタレント」の一人として本数を発表しています。114本です。

彼女は4月期には連ドラ「小さな巨人」(TBS、日21)に出演しました。全10話でしたから「べっぴんさん」と合わせて88本です。彼女は番宣番組に出たかもしれませんし、旬の人としてバラエティーに出演したかもしれません。これが23本にカウントされるならば114本という数字はありえます。しかしながら、212本となることは無理のように思います。


可能性として私が思いつくのは、朝ドラの再放送もカウントしていることです。朝ドラ出演者においては本数が2倍強であるように感じますので、有り得そうなことです。

2社共にトップ10にランクインしている7人において両社の数値を比べると、全員においてエム・データにおける本数の方が多いです。ホラン千秋横澤夏子は差が突出して大きく、25本以上です。反対に少ないのは、岡副麻希(3本)、新井恵理那(4本)、近藤春菜(5本)です。

違いは何がもたらしたかについての仮説として思い浮かぶのは、エム・データがニホンモニターよりも先に発表することを目指したために、集めた粗データを集計する以上のことに時間を割けなかったのかもしれないという可能性です(実際は分かりません)。


でも、仮にそうであってもエム・データの提供したデータにとやかく言うつもりはありません。同じデータを両社が提供しても意味はないからです。

ただ、私はニホンモニターによるデータの方が直感に合うので、この種のデータを扱う際にはニホンモニターによるデータを利用すると思います。今回の記事の趣旨も、以前の記事においてニホンモニターによるデータを利用した理由を示すことであり、それ以上の意味はありません。


ーー以上ーー