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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

2クール目に入った「真夜中」(フジテレビ)における「真夜中の写真編」(1~2回[全3回])

4月から日曜の深夜に放送されている「真夜中」(フジテレビ)が2クール目に入りました(指原莉乃リリー・フランキー)。7月からは福岡県でも放送されるようになり、放送をやめたところがなければ、28都道府県で放送されるようになったのだと思います(人口でのカバー率は82%くらい)


7月16日深夜の放送からは「真夜中の写真編」(第14夜~)が始まりました。これは「銀座編」(第1~3夜)、新宿編(第4~7夜)、「ファミレス編」(第8~10夜)、「渋谷クラブ編」(第11~13夜)に続くものであり、3回の放送になるようです。

「真夜中の写真編」には、まったりとした深夜らしいい雰囲気あります。観ていると芳醇な時間を味わえる感があるのでヘビーローテションをしています。


「真夜中の写真編」の平和な雰囲気は、「渋谷クラブ編」とは対照的です。渋谷クラブ編では、指原莉乃が苦手意識があるクラブに行き、最後にはステージに立つことを強いられる状況になりました(結局は回避)。

ゲストとして登場したDJの田中知之(FPM)、高木完川辺ヒロシ、そして彼女がクラブ「SOUND MUSEUM VISION 」においてインタビューをした「CYBERJAPAN DANCERS」には好感が持てました。しかしながら、DJが「恋するフォーチュンクッキー」をかけて、指原莉乃をステージに上げさせるという番組が考えた画は、あまりにも無茶でした。


「真夜中の写真編」の初回(16日深夜)は、和やかな雰囲気で始まりました。このことには、「ファミレス編」において指原莉乃と親しくなった杉作J太郎の登場が大きく貢献していると思います。

彼ともう一人のゲストであるスチャダラパーANIは、MCの二人の共に、原宿の「BOOKS BUNNY」において写真集談義を行いました。「ファミレス編」におけるアイドル談義の写真集編といえるものです。


2回目(23日深夜)の前半では指原莉乃をモデルとして、ゲスト2人とリリー・フランキーがミニ撮影会をしました。評価者である彼女が選んだものは、杉作J太郎のものでした。このことからも、杉作J太郎指原莉乃を実感レベルで理解していると感じました。

これに対して、リリー・フランキー指原莉乃の捉えかたは、秋元康によるものにマイナスの影響を受けているところがあるように見えます。このため、少し上からの導こうとする意識が生じると、影響が生じるように感じます。このことが、「渋谷クラブ編」の最後における失敗をもたらしたようも思います。


この番組におけるゲストは指原莉乃への親和性よりも、リリー・フランキーの人脈で選んでいるようです。このことが良いようにも悪いようにも働いているように思います。

例えば第1回目を観た人の中にば、指原莉乃と雑誌「SWITCH」で連載をしていた梅佳代を呼んだほうがよかったと思った人がいたようです。梅佳代の名前が出たのは、彼女の写真集「ウメップ」を、スチャダラパーANIが写真集談義において紹介したからです。

ちなみに、紹介された他の写真集は、「亀井絵里写真集」(紹介者:指原莉乃)、「ブリングザノイズ」(スチャダラパーANI)、「135人の女ともだち、篠山紀信 激写 全写真集」(紹介者:リリー・フランキー)、「指原莉乃写真集 スキャンダル中毒」、「蒼井優 ダンダリオン」、「西城美咲写真集」(以上の紹介者:杉作J太郎)、「SHKRA-堀田ゆい夏写真集」(リリー・フランキー)でした。


といっても、リリー・フランキーの人脈でなければ杉作J太郎が呼ばれることがなかったのですから、難しいところです。「ファミレス編」が好評であったのは、指原莉乃杉作J太郎を中心としてハロプロ談義が盛り上がったためです。これは、リリー・フランキーが全く予期しないしない方向とレベルだったと思います。

今回も杉作J太郎は、予期しないようなエピソードを紹介してくれました。まず、見せてくれたのが、彼が荒木経惟に撮ってもらった昔の写真でした。これは、荒木夫妻が仲人をして彼が司会をした結婚式の際に撮ってもらったそうです。

彼は荒木経惟の撮影の担当であり、よく仕事で一緒であったそうです。今回は、由緒正しい旅館における警察が来るのではと彼が懸念した撮影について語りました。許可を得ていないと思われる庭でのヌード撮影は、現在ならば問題になった可能性があります。出演者も言ってましたが、良い時代だったのだろうと思います。

この他、撮影のために口の周りだけが開いた全身ゴムを着せられて脱水書状で死にかけたことも語りました。しかも場所は大友克洋の部屋だったそうです。多くの名士の名前が普通に登場することは驚きでした。


「真夜中の写真編」2回目(23日深夜)後半では、場所を変えて指原莉乃蜷川実花(写真家、映像監督)と対談しました。蜷川実花と言えば、AKB48の大ヒット曲である「ヘビーローテーション」(2010年8月)のMVの監督をしたことで知られています。

ヘビーローテーション」(センター:大島優子)はAKB48のMVとしては再生回数が最も多いです。再生が1億回を超えているMVは、この他には「恋するフォーチュンクッキー」(2013年、センター:指原莉乃)のMVしかありません。


蜷川実花が登場することを知って、他の人の方がよいのではないかと思った人が少なからずいたようです。「ヘビーローテーション」は指原莉乃が2.5秒しか映っていないとされるMVだからです。

このMVは、AKB48メンバーが下着姿で映っていることで物議を醸しました。でも、彼女はその一員も選ばれていません。背景の一人としてか映されていないです。


ヘビーローテーション」はAKB48の17枚目のシングルであり、その選抜メンバーはAKB48選抜総選挙(2010年)における21位まででした。その中でも優遇されたのは、12位までに入ったメディア選抜と言われたメンバーでした。

指原莉乃は19位でしたので、MVで優遇されないことは予想されました。でも、あまりにもひどかったというのが、彼女に親近感を感じている人の多くにおける、偽らざる気持ちだったとようです。

落胆が大きかったことは、期待が大きかったことも助長したと思います。「ヘビーローテーション」は、彼女にとって4作ぶりに選抜復帰する曲だったからです*1

このため、二人の対談を見る前には、番組とリリー・フランキーが人選を失敗したと思った人がいても不思議ではありません。でも実際には、意義のある対談でした。MV撮影における事情が語られましたし、蜷川実花による自分が十分でなかったと認めるような発言もあったからです。


このMV撮影における事情とは、蜷川実花にとって(ほとんど)初めてのMVであったことと、撮影時間に余裕がなかったことです。このことから蜷川実花は、撮影の際には指原莉乃をほとんど認知してなかったようです。確かに、彼女は地味な方なので、コミュニケーションがとられなければ、興味が惹起されなかったとしても不思議ではありません。

私には、「ヘビーローテーション」のMVが大成功したことのみが印象に残っていたので、これまでは、撮影の時点において蜷川実花はMV監督として既に有名であったと思い込んでいました。しかしながら、上記のように実際は違いました。ちなみに彼女はこの成功を、ビギナーズラックであったと謙遜していました。

撮影時間に余裕がないことは、AKB48のMVにおいては稀ではないようです。秋元康が最後の最後まで詞にこだわるので、撮影のための時間が少なくなるという話を聞いたことがあります。なお、「ヘビーローテーション」がこれに該当したかは分かりません。

蜷川実花の問題点としては、この後も何度もAKB48のMVを担当したのにもかかわらず、指原莉乃への理解が進まなかったことです。指原ファンは相性が悪いと理解していたようですが、ほぼ妥当な解釈だったと思います。

蜷川実花指原莉乃のことを(被写体として)面白いと腑に落ちるレベルで認識したは最新のMVのようです。それまでのことについては、被写体の面白さを引出すことも役目である監督として、反省しているようです。

なお、二人の間にわだかまりがないかとは、対談のために再会した際の二人のあり方によって分かりました。


蜷川実花による指原莉乃の容貌に対する評価は、最近においてかなり向上したようです。蜷川実花は、指原莉乃はホントに可愛くなって、面白さもあるけど普通にただ可愛いと評しています。このような評価の変化は、彼女と実際に会って仕事をする人の多くが持つ見解のようです。

同じ素材ならばそんには変わるはずがないと思う人がいるかもしれません。でも、女性の場合は、体型に対する努力、美容への取り組み方、衣装の選び方、キレイになりたいという気持ちによってかなり変わります。彼女における変化を簡単に記してから、このブログ記事を終えることにします。


指原莉乃の場合、「ヘビーローテーション」のMVの撮影があった2010年には、当時の所属であったAKB48以外の仕事は、ほどんどなかったと推測します。この頃は、彼女のキレイになりたいとう意志は、他のAKB48メンバーに比べると低かったのではないかと推測します。個人タレントならば意識の改善を求められたでしょうが、多数のメンバーの一人という位置づけのAKB48では放置されていたのではないかと推測します。

翌年の1月からは冠番組「さしこのくせに」(TBS、2011年1~ 9月、火曜深夜)が始まりました。この番組はAKB48ファン向けであり、そこにおける彼女は、緑のジャージ姿でした。AKB48にも所属事務所(太田プロ)にも、彼女を可愛く見せようとする意図がないように見えました。

彼女の意識が変わり始めたのは、2011年10月から多くの一般の人が観る人気番組「笑っていいとも!」のレギュラーになってからだと思います。彼女はこの番組が終了する2014年3月までレギュラーであり続けました。彼女は、多くの女性だけの集団であるAKB48とは違い、この番組では女性タレントと扱われました。このことが彼女の意識を大きく変えたと思います。


指原莉乃は、近年では1日1本の割合でテレビ番組に出演しています。例えば、2017年上半期の出演本数は198本でした(女性タレントでは3位)[資料*2]。売れっ子タレントとなった彼女が理解したことは、綺麗であること、そして綺麗に見えることは仕事にプラスになることだと推測します。

彼女はかつての緑のジャージ姿からは想像もできないくらいオシャレになりました。そして、オシャレな服を代えるだけの収入を得るようにもなりました。かつては前田敦子に服をもらっていた彼女ですが、彼女の服をもらうことを後輩が喜ぶようになっています。

彼女の美容術も高いレベルに至ったようです。彼女が3年連続4度目の1位となったAKB48選抜総選挙2017の中継においては、彼女のファンデーションとリップが話題になりました。結果として、商品が売り切れになった店が続出したようです。

このことは同様に彼女の容貌への評価も高くなったことを意味しています。女性は容貌がある程度以上のタレントからしか、美容術を学ぼうとしない傾向があるからです。自分とより近い容貌レベルのタレントから学ぶほうが益があるように思うのですが、必ずしもそうではないようです。つまり、彼女に対する評価レベルは閾値を超えたということだと思います。

ちなみに彼女のファンは、10~20代の女性と30代以上の男性に多いようです。


ーー以上ーー

*1:少し詳しく説明すると、研究性出身であった彼女は第10作目のシングルで初めて選抜入りし、これは第12作まで続きました。ところが、初めて開催されたAKB48選抜総選挙(2009年)に27位であったことによって、第13~16作では選抜を外れていました。

*2:「2017上半期タレント番組出演本数ランキング」(ニホンモニター)、特に女性タレントにおけるランキングについて(夏かしのブログ)http://natuka-shinobu.hatenablog.com/entry/2017/07/07/221642