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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「=Love」(イコラブ)がオリコン初週8位(約19000枚)となったことに関する考察 [指原莉乃プロデュース、代アニPresents]

指原莉乃がプロデュースする「=Love」(愛称:イコラブ)のデビューシングル「=Love」(2017年9月06日発売)の初週売上は18746枚であり、8位でした(オリコン)。
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2017-09-18/

(写真は指原莉乃twitterから)
一応説明しておくと、「=LOVE」は指原莉乃をプロデューサーを迎えた代々木アニメーション学院(以下、代アニ)による声優アイドルプロジェクトです。メンバー(12人)は、アイドル活動と並行して声優業も行うとのことです。

彼女が担当するのはアイドル業に関するの方です。アイドルにのみに興味がある人にとっては、彼女が理想とする女性アイドルグループを作るためのスポンサーが代アニだと考えても、ほぼ間違えないと思います。

グループと表題曲のお披露目が、発売のほぼ1ヶ月前の8月5日(TIF2017)であることを考えると、この売上は大健闘だと思います。ちなみに、私が念頭にしていた合格点は1万枚であり、2万枚を超えれば大成功だと思っていました。

でも、グループと、指原莉乃が提供した表題曲が極めて好評であることを鑑みると、2万枚を超えなかったことは残念だと感じることも事実です。そして、今週になっても、入手できていないというツブヤキを見つけると、もうちょっとどうにかできなかったのだろうかとも思います。

以降、グループ名の方はイコラブ称することにします。


プロデューサーである指原莉乃AKB48グループのHKT48に属していることから、強大な売上を予想した人もいるようです。しかしながら、これは大きな間違いです。AKB48グループのファンは各メンバーのファンの集合体である傾向が強く、多くのメンバーに関心を持つDDと呼ばれる人の割合は少ないからです。ましてや、イコラブはAKB48グループのメンバーによるグループでもありません。

もちろん、指原ファンにおける関心は比較的には高いと思います。しかしながら、買ったとしても、発売された3種類の1つ、多くて1ずつに留まる人がほとんどだと思います。もちろん、イコラブのファンになった場合は話は別です。


次の表はオリコンの週間トップ10の曲に対して、売上の概数とデイリー順位などを合わせて記載したものです。トップは新曲である「奇跡の人」(関ジャニ∞)であり、新曲はこの曲を含めて7曲がランクインしています。

それ以外の曲について驚くことは、氷川きよしの曲(「男の絶唱」)とSMAPの曲(「世界に一つだけの花」)が、この週に特異的に2位と9位に入っていることです。それぞれ、半年前と14年半前の曲です。ちなみに3位は、1ヶ月前に発売された「逃げ水」(乃木坂46)でした。

私はSMAPが9月9日に1位になり、結果的に週間9位になった要因は、この日が9月9日がデビュー記念日であることです。氷川きよしがランクインした要因は、9月5日にカップリング曲を変えた3種を発売したことのようです*1


新曲では3万枚を越えた曲は「奇跡の人」だけであり、他の曲の売上は、その売上の1/10以下です。新曲が連なる4位から8位の5曲は、売上の幅が2500枚以下であり、激戦でした。

その激戦を制したのは、「キミは無邪気な夏の女王」(虹のコンキスタドール)でした。虹のコンキスタドールは清々しいほど戦略的です。これを象徴しているのは、発売日を業界の慣例よりも1日速くすることによって、9月4日(月)のデイリー1位を獲得したことです。

虹のコンキスタドールのトップ10入りは月曜の1位だけです。その他で20位を上回ったのは、日曜の13位だけです。そして、初週の集計対象にはらない翌週の月曜日においてはトップ30から外れています。

とはいえ、虹のコンキスタドールはさらに売上を増やすこと貪欲だったようです。該当週には毎日、リリースイベントをしていたようだからです。

火曜日から日曜日からの売上は、週間の売上と9月4日(月)の売上(約17900枚)から推測できます。計算上は、火~日曜日に売上がなければ8位に留まったはずです。実際にはリリースイベントがなくても若干は売れたはずですが、「フクロウの声が聞こえる」(ポルノグラフィティ)と「キング&クイーン/Montage」(小沢健二SEKAI NO OWARI)には抜かされていた可能性があります。つまり、虹のコンキスタドールの頑張りは功を奏したということになります。


これに対してイコラブのイベント(全国握手会)は、フラゲの日と発売日に該当する火曜と水曜(9月5~6日)だけでした。土日にリリースイベントなかったことについては、売上と順位にこだわるに人からは、度合いは別にして批判があることも事実です。

しかしながら、このイベントについての発表が8月28日であり、時間を含めた詳細発表が9月1日と遅れた状況を鑑みると、動きが遅かったために土日には会場を押さえられなかったと推測します。ちなみに、土曜日は松本梨香から声優のレッスンを受けており、日曜日はオフであったそうです。松本梨香ポケモンにおいてサトシ役であったそうです。


私は売上についてはとやかく言うつもりはありません。でも、需要に対して確実に応えようとする強い意志を感じなかったことは事実です。

ありえることは、様々なレベルにおいて、「=Love」に対する需要の過小評価があったことです。それは、プロデューサー、イコラブの運営、レコード会社、販売店などです。

供給が十分でなかったことについては、以下の9月8日付けの「=LOVE_official‏」によるtweetから分かります。これは、供給が不十分であることに対する謝罪と、対処をしたことの連絡です。私は特に、Amazonの在庫が一次なくなっていたことに驚きました。

1stシングル『=LOVE』がAmazonにて再販しております。他販売店でも在庫供給を速やかに行わせて頂きます。 皆様には欠品によりご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。 今後とも=LOVEの応援のほどお願いいたします

「=LOVE_official‏」9月8日

イコラブは新人アーティストなので、CDを置いてくれるレコード屋がそんなに多くないとは予想していました。とはいうものの、レコード会社*2が、頭を下げても置いてもらうようなことをしなかった可能性はあると思います。

このtweetへのレスを見ても品薄であった状況が分かります。東京であると何軒ものCDショップを探した結果、探し当てた人いたようです。でも、地方ではそもそもCDショップの数が少なく、大きな品揃えをするところは稀だと思います。

このような場合、大人ならばamazonなどのでネットを介して購入するのでしょうが、中高生にはハードルが高いのだろうと思います。ファン層が若いイコラブには影響が大きかったのだろうと思います。今回が1枚目のシングルなので、事前予約の重要性に気がつかなかった人の割合も多かったのではないかと思います。


=Love」は新曲が登場した今週の火曜日(9月12日)にも、30位以内(26位)に入りました。水曜日に、「お客様のご要望にお応えし再入荷です」とするtweetをした販売店もありますから、まだまだ売れるのだろうと思います。


【追記 2017年9月14日 20:45】
水曜日(9月13日)には24位に上昇しました。

*1:ジョニーさんにいただいたコメントを手がかりにして調べて、それに基づいて情報を追記しました。http://columbia.jp/artist-info/hikawa/info/55779.html 。ちなみに、最初の発売は3月7日でした

*2:SACRA MUSICソニー