はてなDiaryから移行してみました。
記事一覧

人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

指原莉乃がプロデュースした曲「この恋はトランジット」(Someday Somewhere )の感想など[テレビ朝日、「ラストアイドル」2018年1月20日深夜]

指原莉乃がプロデュースした曲「この恋はトランジット」(Someday Somewhere )の披露を観ました[2018年1月20日深夜]。この曲は、テレビ朝日系の番組「ラストアイドル」(土曜日、深夜)関係で作られました。


この番組の第1シーズン(2017年8~12月)では、番組からCDデビューする女性アイドルグループのメンバーが、秋元康的な残酷ショウを経て決まりました。そのグループは、番組と同じグループ名(ラストアイドル)で12月の半ばにデビューしました。なお、ラストアイドルに選ばれなかったメンバーは、4つのグループに分けられて、カップリング曲を担当しました。

1月から始まったseason2では、セカンドシングルの表題曲をラストアイドルと他の4グループが争うことになりました。その対決における曲は、それぞれ違うプロデューサーがプロデュースすることになりました(現時点では、おそらく1曲だけ)。なお、司会は第1シーズンにおける伊集院光から、ユースケ・サンタマリア(アシスタント:横山由依)に変わりました。

グループの1つがSomeday Somewhereであり、指原莉乃がプロデュースすることになりました。曲は上記のように「この恋はトランジット」です。このブログ記事は、この曲についての感想などについてです。


対決は総当たりで行われ、一回戦はSomeday Somewhere とラストアイドル(プロデューサー:小室哲哉)の対決となりました。放送は2018年1月20日深夜にありました。

なお、他のグループとそのプロデューサーは、Good Tears織田哲郎シュークリームロケッツ秋元康Love Cocchiつんく♂です。


私は秋元康的残酷ショウには関心がないので、録画において「この恋はトランジット」だけを聴く予定でした。tweetのツブヤキを見れば、開始から何分後に該当部分が始まるかが分かるので、他の部分を観る必要がないのです。

でも、Someday Somewhereによる披露を観ていると、振り付けに関して知りたいことががありました。見つけ出した該当部分と「この恋はトランジット」の間に「風よ吹け!」(ラストアイドル)の披露がありましたので、これも観ることになりました。


「この恋はトランジット」については、良曲だと思いました。王道的なアイドルソングであり、アイドル好きが好感を持つ部類の曲だと思います。衣装もアクアグリーン系のミニスカートであり、アイドルらしいです。何よりもよいのは、メンバーの表情が生き生きしていることです。
www.colordic.org

センターは、間島和奏と清原梨央のダブルセンターです。指原莉乃の考えは、清原梨央で可愛さを見せて、間島和奏でがっつり歌わせるということでした。

しかしながら、他のメンバーも、歌唱パートの量においてそれほどは遜色がありません。結果的に、カメラへの映り方も同様です。これを可能にしているのが、頻繁に行われるフォーメーションの変化です。


改善の余地があるのは、歌だと思いました。少なくとも、最も歌唱パートが多いようである間島和奏については、十分に仕上がっていなかったと思います。彼女を含めて、メンバーのポテンシャルは十分だと思います。しかしながら、曲が提供されたのが収録の4日前であったので、デビューから間もないグループには全てを完全に仕上げることは難しかったように思います。この曲は、例えば、ポジションチェンジが多いので手ごわかったと思います。

何故、十分な時間がないスケジュールになったかというと、番組の企画が秋元康だからだと思います。AKB48グループは、曲(振り付けとMVを含む)の力よりも、握手によってCDを売っているので、無茶なスケジュールで依頼することによって質が損なわれても、大きな支障がないのだと思います。それと同じことを、番組でも踏襲したのだろうと思います。

なお、指原莉乃はSomeday Somewhereのメンバーにあった印象に基づいて歌詞を書き直したそうで、これで正月休みが潰れたようです。もちろん、秋元康は予想していたと思います。

素人である私は、振り付けよりも歌が優先されるべきた思います。そして、きっちりした振り付けに仕上げるのは、最初のお披露目の後でも構わないように思います。映像では、指原莉乃も、ダンスレッスンの初日において振り入れが終わった数時間を見た際に、「とっても良いと思います。想像の100倍良い」と褒めています。

でも、翌日の映像では、振付師を担当した新垣寿子と高良舞子)がプチ鬼軍曹になっていました。これだけ熱血指導であると、優先せざるをえなくなります。ちなみに鬼軍曹とはこの系列の親玉的存在である牧野アンナのことです。

実は、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループである=Love(愛称:イコラブ)のセカンドシングル「僕らの制服クリスマス」も、このコンビが振り付けしていました。ステージにおける最初の披露では、最もソロパートが多い髙松瞳の歌が十分に仕上がっていなかったように見えました。でも、重要な評価がされる場ではなかったので、大きな支障はなかったようです。

イコラブはメンバーが12人あるために、歌の他の見せ場を作るためにダンスの重要度が大きくなります。それだけでなく、この曲では特徴になったマフラーダンス*1の負荷が、予想外に大きかったのだと思います。

「この恋はトランジット」のダンスは「僕らの制服クリスマス」ほどの難易度ではないと思います。でも、十分にステージの経験があまりないSomeday Somewhereが容易で習得できるほど難易度が低くもないと思います。ちなみに、イコラブはデビューシングルの際に鬼軍曹(牧野アンナ)の指導を乗り越えてから、セカンドシングルに臨んでいます。


上述のように、小室哲哉がプロデュースした「風よ吹け!」(ラストアイドル)も観ました。正直言って、当惑しました。女性アイドルグループを念頭にして作った曲とは思えなかったからです。

むしろ、彼が歌い手を念頭にせずに作った曲をラストアイドルを割り当てたようにも感じました。前世紀の最後を席巻した小室サウンドを彷彿させるものだったからです。

実際にはラストアイドルを念頭に作っているのにも関わらずそう感じるのは、気付かないうちに同じパターンになるのかもしれません。それがかつてのファンには、好ましく映るのだろうと思います。でも、以前と違うのは、支持層の大きさです。

ちなみに、小室サウンドが失速した頃に浮上した女性アイドルグループがモーニング娘です。なお、指原莉乃モーニング娘のヲタとして有名です。

私は小室サウンドはどちらかというと好きな方でした。でも、全てが好きなわけではありませんでした。globeとTRFは好きでしたが、「BE TOGETHER」(鈴木亜美)については、何でそんな売れたのかが分かりませんでした。


これだけの情報だけを得ているならば、2つの曲の対決は「この恋はトランジット」が圧勝であったように予想される方ががいるかもしれません。でも、結果を知る前の私の予想はそうではありませんでした(番組における、曲の披露以降は観ていません)。

「風よ吹け!」(ラストアイドル)は作品自体の評価以外において、有利でありえたことが少なくとも2つありました。1つは、審査員によっては1つは小室哲哉の実績も加える、または、小室サウンドらしいことをブラスに捉える可能性がありえたからです。もう一つはラストアイドルが第1シーズンを勝ち抜いたので、親近感を持っている審査員がいる可能性がありました。もちろん、公正であり、客観的な評価を第一に考える番組ならば、それが起きる可能性を狭めるように努めたと思います。


小室サウンドのファンであった人の年代は、著しくいい加減に推定するならば、40歳(安室奈美恵)から59歳(小室哲哉)の間なのかもしれません。安室奈美恵に近い年代においては女性ファンの割合が多いと推測します。

その人達の中で、今も小室サウンドをいつも好んで聴く人の割合は少ないと思います。でも、ほとんどの人は小室サウンドを聴くと若かった時代を思し、それは快いものをもたらすのだろうと思います。

これに対して若い年代は、小室サウンドといっても分からない人がほとんどだと思います。例えば、指原莉乃(25歳)は1992年生まれですから、該当すると思います。ザックリ言えば30歳未満が該当すると思います。


今回の審査員(4人)は、マーティ・フリードマン(ギタリストなど、55歳)、倉田真由美(漫画家、46歳)、ピエール中野(ドラマー?、37歳)、日笠麗奈 (ファッションモデル、29歳)でした。

ラストアイドル」の勝負の決め方は奇妙なものです。4人とも審査するものの、勝者の決定は1人の審査員が決めるようだからです。これについては、秋元康はもっともらしいそうな理由を述べていますが、実際にはその方が面白いからだと思います。それから、不満が起きることが話題になることをプロモーションとする、お得意の炎上商法なのかもしれません。

審査結果については、該当する録画部分を観ずに、ネットを通じて知りました。審査員の意見は2対2で割れたようです。勝負を決めたのは倉田真由美であると知った途端、結果は予想できました。なお、「この恋はトランジット」(Someday Somewhere )を支持した審査員は、ピエール中野日笠麗奈 のようです。


これまで書いたことを鑑みると、審査員票が2対2であったことは、実質的には「この恋はトランジット」(Someday Somewhere )の勝利のようにも思います。ネットでも、こちらを支持する書き込みのほうがかなり多かったようです。

実際の判定が違うことについては、私はセカンドシングルを買うつもりはないので、とやかく言う立場ではありません。ただ部外者として若干だけ気になるのは、デビューシングルを買った人の年代別割合です。審査員の年代とかなり違うのならば、妥当な審査員の選択とは思えないからです



ーー以上ーー

*1:指原莉乃が依頼