はてなDiaryから移行してみました。
記事一覧

人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

JOYSOUNDサイトの「"=LOVE"を歌う人の傾向」の秋元康プロデュース以外の女性グループとの比較

一つ前の記事の一部では、JOYSOUNDサイトの「"=LOVE"を歌う人の傾向」を参照しました。
natuka-shinobu.hatenablog.com


該当ページの下の方にある「"=LOVE"を歌う人の傾向」では、女性の割合は69%であり、男性の2/3以上でした。そして、若者(10代、20代)の割合は男性では40%、女性では90%であり、加重平均したところ75%でした。
www.joysound.com

対照のために秋元康がプロデュースする8グループ(48系:6、46系:2)を調べてみると(表を再掲)、女性の割合が最も高かったグループは51%であったNMB48でした。つまり、イコラブの値は、46&48系に比べると極めて高いことが分かりました。

この他、若者(10代と20代)の割合は、46&48系のどのグループよりも多かったです。

この違いは、イコラブのイベントに参加した46&48系ファンによる感想に一致しています、イコラブには若い女性ファンが多いというものです。したがって、ファンの自体についてのデータではありませんが、相関性は高いと思います。


イコラブの4thシングル「Want you! Want you!」は若い女性に好評であるようです。この要因には、作詞も担当するプロデューサーである指原莉乃によって歌詞に織り込まれている言葉がこの年代に響くだけでなく、白と水色を基調にしてオレンジでアクセントを入れた制服衣装が可愛いことがあるようです。それゆえ、この曲がカラオケでリリースされると、より若い女性が増える可能性があると思います。

なお、ここでは客観的に記載しているだけであり、若い女性ファンの方が望ましいと考えているわけではありません。若い女性ファンが多いと、現場が活気があって華やかに見えます。でも、世の中のことをより理解している割合が多い層は安定化に寄与します。収益面でも、近くで開催されるイベント以外には参加が難しい層よりは、行動範囲が広い層の方が貢献度が高いです。


イコラブと46&48系においてこのような差が存在することは、ある意味で当たり前のことです。イコラブのプロデューサーである指原莉乃は25歳の女性です。彼女は中学生くらいからの48系(特にHKT48)の後輩と仕事仲間です。この他、握手会などのイベントにおいて若い年代とも交流があります。これらのことが、リアルな息遣いが感じられる若者(特に女性)を、若い女性に受け入れやすい少女漫画的な世界観で描くことを可能にしています。

これに対して秋元康の歌詞においてヒロインとなる若い女性は、少年漫画のようにプロトタイプ化されており、猥雑な要素は少ないです。そして、彼が描く若い男性は、過去の自分を基にした空想上のものであり、彼の思い出によく存在すると思われる背景おいて描かれることが多いようです。このため、年配の男性に受け入れられやすいのだろうと思います。

このように二人のプロデューサーにはそれぞれの特徴があり、歌詞が特に響く層は正反対とも言えます。しかしながら、同じようなものに違いないと思い込んでいる人もいます。そのような人には、彼女による歌詞をシッカリと読んで、還暦の男性が書ける部類のものかを考えてみることを勧めします。


このブログ記事のために、秋元康プロデュース以外の女性アイドルグループとの比較表を作りました。テレビ出演など通じて、広い年代がご存知であると考えるグループ(モーニング娘ももいろクローバーZE-Girls)以外は、TIF2018の参加グループからピックアップしました。

なお、イコラブの値が上の表と僅かだけ違うのは、JOYSOUNDサイトの値が緩やかに変化するためです(頻度は突き止めておらず)。上の表のデータ観測は9月17日であり、下の表のデータの観測は9月21日だったと思います。

それから、前回と同様に、若者の割合は円グラフから読み取ったものであるので、5%くらいの誤差はあるとご理解ください。


比較対象の14グループの中で、女性の割合がイコラブ(68%)よりも高かったグループは4つでした。具体的には、風男塾モーニング娘(72%)、ふわふわ(71%)、E-girls(69%)でした。とはいえ、イコラブとの差は最大でも4%です。

風男塾とふわふわでは若い女性が90%以上を占めたのに対して、モーニング娘E-girlsでは75%以下でした。そのかわり、30代が15~20%でした。

名前から想像されるように、風男塾とふわふわは好対照のグループのようです。風男塾は男装のグループであるのに対して、ふわふわはいかにも女の子的なグループに見えるからです。したがって、ファンの傾向もかなり違うと思います。

反対に女性の割合がイコラブ(74.0%)よりも低かった10グループでは、イコラブとの差が4%未満のグループは、65%であった2グループだけでした(わーすた、でんぱ組.inc)。なお、最も割合が低かったグループは虹のコンキスタドール(29%)でした。


若者の割合については、イコラブより高いグループは14の内の5グループでした(緑の背景)。最も高いグループは風男塾(86.6%)であり、以下、ふわふわ(84.2%)、SUPER☆GiRLS(80.0%)、わーすた(78.0%)、まねきケチャ(74.3%)でした。

これに対して、若者が最も低いグループはNegicco(30.8%)でした。このグループは、今年で15週年を迎えた、通常は新潟で活動するアイドルグループです。男女ともに30代が最も多く、女性の割合も42%と半数から遠くないです。地元で広い年代に受け入れられているのだと思います。


表についてのこれ以上の考察は、読者に方にお任せします。同系列のグループの比較は面白いかもしれません。

例えばハロプロでは、モーニング娘における女性の割合は72%でしたが、こぶしファクトリーでは57%であり、それほどは高くありませんでした。残念ながら、この理由を説明できるほど私は詳しくはありません。

ちなみに、知名度が高いBerryz工房℃-uteは、事実上は解散しており、TIF2018にも参加していません。このため、今回の対象外でした。


ーー以上ーー