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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「理想の上司」(明治安田生命保険相互会社)の男性ランキングについて[ムロツヨシは、男性版の深田恭子?]

「理想の上司」を著名人から選ぶアンケート調査の結果(トップ20)が明治安田生命保険相互会社から発表されました。このブログ記事では、男性のランキングについて記載します。
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2018/pdf/20190215_01.pdf

女性のランキングについては以下のブログ記事に既に書いています。
natuka-shinobu.hatenablog.com

男性のランキングについても記事にすることにしたのは、今週の「ワイドナショー」(フジテレビ、2019年2月24日朝10時から)の話題に“理想の上司ランキングに異変・松本&指原が登場”があるからです。

この話題が選ばれたのは、松本人志がレギュラーコメンテーターであり、指原莉乃がゲストコメンテーターだからだと思います。因みに、指原莉乃はゲストコメンテーターとしては2番目に多く出演しているようです(ある指原ファンの集計)。


「総合」ランキングを表にしました。1位と2位は、それぞれ内村光良ムロツヨシでした。内村光良がダブルスコアをつけています。3位は2人おり、博多大吉と設楽統でした。

先に進める前に、「総合ランキング」を作り方を説明します。調査は今年の1月18~24日に行われました。有効回答者は合計1820人(社会人:1100人、学生620人)であり、男女共に同じ人数でした。

回答者に課せられることは、まず、4部門に分けられた著名人から、それぞれ最も上司にふさわしい者(No.1)を選ぶことです(おそらく、男女別)。4部門は具体的には、「バラエティ」、「スポーツ選手・監督」、「俳優・歌手」、「文化人」です。

そして、その4人のNo.1からさらに最も上司にふさわしい著名人を選びます。最終的にNo.1としてくれた回答者の数にしたがって、「総合」のランキングが作られます。


この調査では、回答者による支持の割合を男女別にも発表しています。表において割合を記した枠を、割合に従って塗りました。詳しくは説明しませんが、暖色系が高い支持、寒色系が低い支持を表しています。この色分けだけでも大体のことは把握できると思いますが、直感的に分かりやすいように散布図にしました。

散布図(左、大きい方)を見ると、トップである内村光良は男女どちらの支持においてもトップであることが分かりやすいです。

    

大きな偏りがあるのは、2位となったムロツヨシです。彼は、女性による支持(6.7%)が男性による支持(1.6%)の4倍強になっているからです。このため、女性の支持では2位と高いのですが、男性の支持では16位と沈みます。

彼の支持理由において割合が最も高いものは、男女ともに“面白い”です(男性:33.3%、女性:40.5%)。因みに内村光良の支持理由が最も高いものは、男女共に“親しみやすい”です(男性:46.2%、40.9%)です。

このブログ記事を書くキッカケとなった松本人志は18位であり、男性による支持が女性による支持の3.5倍強です(男性:2.4%、女性:0.7%)。


異性による支持が多いことにおいては、ムロツヨシ深田恭子(総合:4位)と同じです。このことが今回のタイトルにおいて、表されています。

深田恭子の場合、男性による支持は女性による支持の5倍強でした(男性:6.9%、1.3%)。彼女は、男性における支持では2位ですが、女性における支持では13位タイ(5人)でした。支持理由で最も多いのは、男性による「優しい」という理由です。
この偏りが分かりやすいように「理想の上司[女性]」散布図も示します(右、小さい方)。


ムロツヨシは、去年の圏外(21位以下)からの2位への上昇です。「俳優・歌手」部門では1位であり、去年の4位からの上昇です。俳優における上司のイメージは、演じる役の印象であることがほとんどだと思います、したがって、この1年間に彼が演じた役が、ランキングにおける上昇をもたらしたと推測します。

残念ながら、私は彼が去年に出演したドラマを観ていないので、それらの役がどのような影響を及ぼしたのかは分かりません。実は、ドラマにおいて彼が演じた役をざっと調べてみたのですが、そんなに上司らしい役のようには見えませんでした。なお、私が最も最近に観た彼の出演ドラマは、「スーパーサラリーマン左江内氏」(2017年1月~3月、日本テレビ、監督・脚本:福田雄一)でした。


上記のようにムロツヨシをNo.1とした理由は“面白い”が最も多いですが、彼がコミカルな役を演じるのは以前からです。

私がムロツヨシを初めて知ったのは、「勇者ヨシヒコ」シリーズの第一弾「勇者ヨシヒコと魔王の城 」(2011年7~10月、テレビ東京、金曜深夜)です。彼がこのドラマにおいて演じた役は、勇者ヨシヒコ一行の一人であるメレブでした。

www.tv-tokyo.co.jp


メレブは、「勇者ヨシヒコ完全図鑑」に記載されているように、“ビミョーな呪文を得意とする魔法使い”でした。面白い役でしたが、「勇者ヨシヒコ」シリーズを好んだ視聴者が、当時において、彼を「理想の上司」と見なしたかというと、そうはないと思います。

時を経ることによって彼の認知度と評価と役柄が少しづつ変わり、”面白い”という言葉で語られる内容が変わり、「理想の上司」という言葉で彼を思い浮かぶようになったのだろうと思います。


確かにかなりの時間が過ぎました。福田雄一が脚本/監督を務めた「勇者ヨシヒコ」シリーズは、深夜ドラマであるために予算はありませんでしたが、制約がないことを逆に活かした作品になったことによって、ドラマ好きに好評でした。でも、福田雄一は最近は、膨大な予算をかけたと思われる映画「銀魂」を作って、大ヒットを博するところまで達しています。

因みに、「理想の上司」(女性)において12位にランクインした指原莉乃は、第2シリーズ「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 」(2012年10~12月)の第9話において女盗賊エルザを演じています(HKT48に移籍してから直ぐの頃)。
https://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/cast/chara114.html
AKB48時代における神7メンバーなどに対する妹的な立場であった時代のみの彼女を知っており、その後の彼女についての情報更新がない人には、理想の上司にランクインしたことは不思議かもしれません。でも、移籍の翌年春から現在まで彼女が、HKT48の劇場支配人(尾崎充と2人支配人体制)を6年に渡って務め、最近の2年弱は女性アイドルグループ=LOVE(愛称:イコラブ)のプロデューサーを務めていると知っている人は、このランクインを不思議に思わないと思います。



最後に、男女のトップ20がどの部門に分類されているかについての表を示します。なお、女性においては20位タイが5人いますので、計24人になります。この表を見ると男性と女性ではかなり様相が違うことが分かります。

男性の「理想の上司」では最も多い部門が「バラエティ」(8/20)であって、最も少ない部門が「俳優・歌手」(3/20)です。これとは反対に、女性の男性の「理想の上司」では最も多い部門が「俳優・歌手」(9/24)でありって、最も少ない部門が「スポーツ選手・監督」(3/24)です。

「スポーツ選手・監督」に該当する女性のトップ20者が少ないのは、上司として思い浮かぶ者が少ないからかもしれません(女子チームでも男性が監督を務めることがあります)。でも、女性「スポーツ選手・監督」において回答者からNo.1を得て「総合」No.1の選択肢になることは。他の部門よりは容易かもしれません。

「俳優・歌手」に該当する男性のトップ20者が少ないの理由は分かりません。因みに「俳優・歌手」部門の1~4位では、3位(去年は1位)の阿部寛以外が、「総合」のトップ20入りしました。上司としては阿部寛の方がイメージが湧くのですが、ムロツヨシ大泉洋のようにキャラクターが強い方がアンケートでは有利なのかでしょうかね。


ーー以上ーー